かなすがHEY-SMITHのライブ活動を休止すると発表したのは、2024年3月31日のことだった。
突然の発表にファンの関心が集まったが、休止理由はバンドと本人の双方から説明されている。
大きな理由は次の2つだ。
1. 持病であるジストニアの治療に専念するため
2. 妊活に取り組むため
ジストニアとは、自分の意思とは関係なく筋肉が持続的に収縮し、異常な動きや姿勢が生じる神経系の疾患・症候群だ。
国立精神・神経医療研究センターや済生会の医療解説によると、ジストニアは身体の特定部位に現れる場合もあれば、広範囲に症状が及ぶ場合もある。
また、特定の動作を行うときに症状が現れるケースもあり、楽器演奏者にとっては仕事や演奏活動に影響することがある。
トロンボーンは、唇や口周辺の筋肉、呼吸、手指の操作などを連動させる楽器だ。
そのため、演奏に関係する身体機能に問題が生じれば、通常どおりのパフォーマンスを維持することが難しくなる可能性がある。
ただし、かなす本人がどの部位にどのような症状を抱えていたのか、具体的な病型や重症度については公表されていない。
ジストニアの治療にはどのような方法がある?一般的なジストニアの治療には、症状や原因に応じて複数の選択肢がある。
- 薬物療法
- ボツリヌス毒素製剤による局所注射
- リハビリテーションなどの補助的な対応
- 症例によっては脳深部刺激療法
国立精神・神経医療研究センターの医療情報でも、症状に応じた薬物療法やボツリヌス毒素製剤による治療などが紹介されている。
重要なのは、これらは一般的な治療方法であり、かなすが実際にどの治療を受けているかを示す情報ではないという点だ。
治療期間や演奏への復帰時期も、症状や治療経過によって異なる。
理由2:妊活に専念するためもう一つの理由が妊娠活動、いわゆる妊活だった。
2024年3月31日の発表で、かなすは治療と妊活の両方に取り組むことを説明している。
本人のコメントでは、ファンやメンバー、スタッフへの感謝を伝えたうえで、次のように復帰への意欲を示していた。
「治療も妊活もどちらも簡単な事ではないですが、全力で取り組み、絶対に戻ってくる気持ちでいます!」
ここで注目したいのは、かなすが活動休止を発表した時点で、復帰時期を確約していなかったことだ。
バンド側も、治療と妊活に専念してみなければ今後の状況は分からないと説明していた。
つまり、あらかじめ決められた休業期間ではなく、身体の状態とライフステージを優先するための活動休止だった。
活動休止はバンド脱退ではないネット検索では「かなす脱退」「かなす引退」といった関連ワードが見られることがある。
しかし、2024年の発表内容はライブ活動の休止であり、正式な脱退や音楽活動からの引退を発表したものではない。
本人も復帰する意思を表明しており、バンド側も復帰までサポートメンバーを迎えて活動を継続すると説明していた。
この違いは、現在の状況を理解するうえで非常に重要だ。
【2025年から2026年のHEY-SMITH】UMEがサポートし活動継続

かなすがライブ活動を休止した後、HEY-SMITHはバンド自体の活動を止めるのではなく、サポートメンバーを迎える道を選んだ。
その役割を担ったのが、トロンボーン奏者のUMEだ。
UME
アメリカのスカパンクバンド、Kill Lincolnで活動するトロンボーン奏者。2025年からHEY-SMITHのサポートメンバーとして参加。
2025年1月、ポニーキャニオンはHEY-SMITHの全国ツアーと主催フェスの開催を発表した。
同時に、かなすの活動休止に伴い、UMEがサポートトロンボーンとして参加することも明らかになった。
新体制での全国ツアーは、2025年4月4日の渋谷Spotify O-EAST公演からスタート。
「WELCOME TO “CAFFEINE BOMB” TOUR」と題されたツアーは、5月23日の仙台Rensa公演まで全19公演が予定された。
さらに同年10月には「WELCOME “TWO” CAFFEINE BOMB TOUR」を開催。公式プロフィールによると、全公演ソールドアウトを記録している。
この流れから、かなすの休止期間中もHEY-SMITHがライブバンドとしての活動を維持してきたことが分かる。
2026年は結成20周年。全国ツアーも展開2026年、HEY-SMITHは結成20周年を迎えた。
1月13日には、20周年を記念する全国47都道府県ツアーと、大阪城ホールでのワンマンライブ開催を発表。
主な予定は次のとおりだ。
- 2026年7月22日:横浜BAY HALLから全国ツアー開始
- 2026年8月10日・11日:東京ガーデンシアター2DAYS
- 2026年11月:仙台、高崎、清水、佐賀、福岡などで公演
- 2027年3月31日:豊中LIVE HOUSE LIP2nd公演
- 2027年4月3日:大阪城ホールで20周年記念ワンマン
また、2026年6月にはアメリカのLESS THAN JAKEとのスプリットEP『UNITY』をリリースしている。
2026年6月のインタビューで語られたかなすの現状かなすの復帰を考えるうえで注目したいのが、2026年6月24日に公開された激ロックのHEY-SMITHインタビューだ。
猪狩秀平は、バンドの20周年について語るなかで、かなすが活動を休止しており、UMEがサポートしている現状に言及した。
加えて、バンドとしても先の見通しを完全に立てられているわけではないという趣旨の話をしている。
この発言から読み取れるのは、2026年になっても、かなすの休止がバンドの活動体制に関わる重要なテーマであり続けているということだ。
2026年11月5日時点では、公式プロフィールにかなすの名前は残っている一方、ライブ活動はUMEのサポートによって継続されている。
かなす本人の正式なライブ復帰日や、復帰公演についての公式発表は確認できない。
したがって、現状を「すでに復帰した」と表現するのは正確ではない。
【かなすの現在2026年最新】復帰・出産・バンド活動を事実から検証
ここまでの情報を踏まえると、2026年のかなすの状況には3つの大きなポイントがある。
1. 妊活については第1子誕生を公表2024年の活動休止理由だった妊活については、2026年3月6日の第1子誕生報告によって、その後の大きな進展が明らかになった。
NESMITHとかなすは連名で男児の誕生を報告し、母子ともに健康であることを伝えている。
一方、子育てと音楽活動をどのように両立していくのかについて、かなす本人から具体的なスケジュールは公表されていない。
2. ジストニアの治療状況は非公表もう一つの活動休止理由であるジストニアについては、2026年11月5日現在、治療の終了や症状の改善、演奏への復帰可能性を具体的に示す公式発表は確認できない。
妊活について進展があったことと、ジストニアが回復したことは同じではない。
トロンボーン奏者として再び長時間のライブに参加できるかどうかは、身体の状態や本人の判断に関わる問題だ。
3. HEY-SMITHはUMEとの体制で活動を継続バンドはかなすの正式復帰を待ちながら、UMEを迎えた体制で全国ツアーやフェスへの出演を続けている。
2026年の20周年企画や2027年の大阪城ホール公演も決まっており、バンドとしての活動は拡大している。
このことから、現在のHEY-SMITHは、かなすの不在を理由に活動を縮小するのではなく、サポート体制によって継続的なライブ活動を実現していると整理できる。
ネット上の疑問と事実の違い| 検索される疑問 | 確認できる事実 |
|---|---|
| かなすはHEY-SMITHを脱退した? | 公式発表はライブ活動休止。正式脱退ではない |
| 休止理由は結婚生活? | 公表された理由はジストニア治療と妊活 |
| 妊活はどうなった? | 2026年3月に第1子男児の誕生を公表 |
| ジストニアは完治した? | 治療終了や完治の公式発表は確認できない |
| UMEが正式加入した? | サポートトロンボーンとして参加 |
| 2026年に復帰した? | 復帰を告知する公式発表は確認できない |
このように、検索結果やSNSで見かける情報は、公式発表と照らし合わせることで整理できる。
【プロの結論】かなすの復帰を判断する3つのポイントかなすの今後を考える際、注目すべきなのは次の3点だ。
第一に、ジストニアの治療経過。
トロンボーンは身体の細かな動作と呼吸のコントロールが必要な楽器である。日常生活に支障がない状態と、プロのライブで安定した演奏ができる状態は必ずしも一致しない。
第二に、家庭と音楽活動の両立。
2026年3月に第1子が誕生したことで、かなすの生活環境には新しい変化が生まれた。今後の働き方や復帰時期を考えるうえでも、家族との生活は重要な要素になる。
第三に、バンド側のサポート体制。
HEY-SMITHはUMEを迎えてライブ活動を継続している。かなすが復帰する場合も、従来の6人体制にどのような形で戻るのかが注目点となる。
ファンが期待するのは、単にステージ上に姿を見せることだけではない。本人が納得できる状態で音楽活動を再開できることだろう。
【ヘイスミスかなすに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:HEY-SMITHのかなすは何歳ですか?
公開プロフィール情報では1985年11月18日生まれとされており、2026年11月5日時点では40歳です。公式サイトでは生年月日は掲載されていません。
Q2:かなすの結婚相手は誰ですか?
EXILEおよびEXILE THE SECONDで活動するNESMITHです。2人は2022年10月25日に結婚を発表しました。
Q3:かなすに子供はいますか?
はい。2026年3月6日、NESMITHとかなすは第1子となる男児の誕生を公表しました。
Q4:かなすがHEY-SMITHを活動休止した理由は何ですか?
持病であるジストニアの治療と妊活に専念するためです。2024年末をもってライブ活動を休止しました。
Q5:かなすのジストニアは完治しましたか?
治療終了や完治についての公式発表は確認できません。具体的な症状や治療内容も公表されていません。
Q6:かなすの代わりにトロンボーンを担当しているのは誰ですか?
アメリカのバンドKill Lincolnでも活動するトロンボーン奏者のUMEです。2025年4月からサポートメンバーとして参加しています。
Q7:かなすは2026年にHEY-SMITHへ復帰していますか?
2026年11月5日時点で、ライブ復帰を告知する公式発表は確認できません。HEY-SMITHはUMEのサポートを受けて活動しています。
HEY-SMITHのかなすは、2015年12月に正式加入したトロンボーン奏者であり、長年にわたってバンドのホーンセクションを支えてきたメンバーだ。
2022年10月にはEXILE NESMITHとの結婚を発表。2024年末にはジストニアの治療と妊活のためライブ活動を休止し、2025年からはUMEがサポートを担当している。
そして2026年3月には第1子となる男児の誕生を公表。家庭に新しい節目を迎える一方、ジストニアの治療状況や音楽活動への復帰時期については、まだ具体的な発表がない。
HEY-SMITHは2026年に結成20周年を迎え、47都道府県ツアーを展開。2027年4月3日には大阪城ホールでの記念ワンマンライブも予定している。
かなすの正式復帰がいつになるかは分からない。しかし、公式プロフィールには今もメンバーとして名前が掲載されており、本人もかつて復帰への強い意欲を表明していた。
今後は治療の経過、本人からの発信、そしてバンドの公式発表が注目される。ファンにとって何より大切なのは、かなすが自分らしい形で再び音楽と向き合える日を迎えることだ。