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【まず結論】2026年WBCのラジオ中継はニッポン放送が中心だった

各務 亮 各務 亮 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

2026年大会の侍ジャパンの試合をラジオで聴くなら、まず確認したい放送局はニッポン放送だ。

ニッポン放送は、長年WBCの実況中継を担当してきた実績を生かし、2026年大会でも『2026 ワールドベースボールクラシック 実況中継』を制作。3月6日の日本代表初戦から、全国のリスナーに向けて実況生中継を行った。

今回の大きな特徴は、ニッポン放送だけでなく、全国の系列・ネットワーク局にも中継が広がった点にある。

2026年2月1日のニッポン放送公式発表では、同局をキーステーションとして計30局で生中継することが明らかになった。

さらに1月20日には文化放送もアメリカラウンドの中継を発表。準々決勝、準決勝、決勝という大会終盤の重要な試合を担当する体制が整えられた。

つまり、2026年のWBCラジオ中継は次のように整理できる。

- 日本代表の1次ラウンド:ニッポン放送とネットワーク局
- 日本代表の準々決勝:ニッポン放送と文化放送
- アメリカラウンドの準決勝・決勝:文化放送が生中継
- 大会映像の視聴:Netflixが国内独占配信

テレビで試合を見られない場合でも、ラジオを利用すれば実況を通じて試合展開を追えた。

【WBCラジオ放送局一覧】ニッポン放送と全国29局のネットワーク

wbcラジオ中継どこ

ニッポン放送が発表したネットワーク局は、同局を含めて全国30局。

地域ごとの主な放送局を整理すると、以下のようになる。

北海道・東北

- STVラジオ
- 青森放送
- IBC岩手放送
- 東北放送
- 秋田放送
- ラジオ福島

関東・甲信越・北陸・東海

- ニッポン放送(キーステーション)
- 山梨放送
- 北日本放送
- 福井放送
- 静岡放送
- 東海ラジオ放送
- 岐阜放送

近畿

- 京都放送
- 朝日放送ラジオ
- MBSラジオ
- ラジオ関西
- 和歌山放送

中国・四国

- 山陰放送
- RSK山陽放送
- 中国放送
- 山口放送
- 四国放送
- 西日本放送
- 南海放送

九州・沖縄

- 九州朝日放送
- 長崎放送
- 熊本放送
- 南日本放送
- ラジオ沖縄

以上がニッポン放送以外の29局である。

ただし、注意したいのは、30局すべてが毎試合必ず同時に放送するわけではないという点だ。

ニッポン放送の公式案内にも、ネットワーク局の数は試合日程によって異なると記載されている。実際の受信環境では、地域のラジオ局の番組表を確認する必要があった。

ニッポン放送と文化放送の違い

両局は同じWBCを扱っていても、中継の役割が異なっていた。

ニッポン放送は日本代表戦を中心にした全国ネットワーク型の中継。文化放送はアメリカで開催される決勝トーナメントの注目試合を担当する特別編成だった。

文化放送は2026年3月11日の追加発表で、吉井理人に加えて中村武志、辻発彦、福留孝介を解説者として起用することも公表した。

実況を担当したのは斉藤一美アナウンサー。2023年大会でもWBCの実況を担当した経験を持ち、2026年大会ではラジオで再び大舞台の実況を務めた。

このように、ニッポン放送は全国ネットワーク、文化放送はアメリカラウンドの特別中継という役割分担が見られた。

【WBC試合別放送日程】1次ラウンドから準決勝・決勝まで

2026年大会で日本代表が出場した試合と、ラジオ中継の主なスケジュールを振り返る。

1次ラウンドの日本代表戦

ニッポン放送は東京ドームで開催されたPOOL Cの日本代表戦4試合を実況生中継した。

放送日 対戦カード 放送開始時刻 主な放送局
3月6日(金) 日本-チャイニーズ・タイペイ 18:30 ニッポン放送・ネットワーク局
3月7日(土) 日本-韓国 18:00 ニッポン放送・ネットワーク局
3月8日(日) 日本-オーストラリア 19:00 ニッポン放送・ネットワーク局
3月10日(火) 日本-チェコ 18:30 ニッポン放送・ネットワーク局
3月15日(日) 準々決勝・日本-ベネズエラ 10:00 ニッポン放送・文化放送
3月16日(月) 準決勝・ドミニカ共和国-アメリカ 8:30 文化放送
3月18日(水) 決勝 8:30 文化放送

※時刻は日本時間。ラジオの放送開始時刻であり、試合開始時刻と異なる場合がある。

出典:ニッポン放送の中継案内、文化放送の公式発表。

準々決勝はニッポン放送と文化放送が同時中継

2026年3月15日の準々決勝では、日本代表がベネズエラと対戦した。

この試合はニッポン放送と文化放送の両局が生中継を実施。テレビの地上波中継がない中、ラジオでも試合の臨場感を味わえる環境が用意された。

両局の解説・実況体制も異なっていた。

ニッポン放送は里崎智也、AKI猪瀬の解説に師岡正雄アナウンサーの実況。文化放送は吉井理人、中村武志のダブル解説に斉藤一美アナウンサーの実況という編成だった。

同じ試合でも、局によって解説者や実況の語り口が違うため、複数の放送を聴き比べる楽しみもあった。

なお、日本代表はこの準々決勝でベネズエラに5対8で敗退。したがって、ニッポン放送が当初案内していた日本代表進出時の準決勝・決勝中継は実施条件を満たさなかった。

文化放送が担当した準決勝・決勝

文化放送は、侍ジャパンの勝ち進み方にかかわらず、アメリカラウンドの特定試合を実況生中継する体制を整えていた。

3月16日の準決勝ではドミニカ共和国とアメリカが対戦。文化放送は吉井理人と辻発彦のダブル解説で試合を伝えた。

3月18日の決勝では、吉井理人と福留孝介が解説を担当。福留は2006年、2009年のWBCに出場し、2度の世界一を経験した選手でもある。

なお、文化放送の中継予定とニッポン放送の日本代表進出を条件とする中継予定は、区別して理解する必要がある。

【radikoでWBCを聴く方法】無料・有料の違いと注意点

ラジオ本体がなくても、スマートフォンやパソコンから放送を聴けるサービスがradiko(ラジコ)だ。

2026年大会でも、ニッポン放送や各ネットワーク局の番組をインターネット経由で聴く方法として利用できた。

1. radikoのライブ機能を利用する

基本的な手順は次のとおり。

1. スマートフォンにradikoアプリをインストールする。
2. アプリを起動し、現在地の放送エリアを確認する。
3. 番組検索で「WBC」または「2026 ワールドベースボールクラシック 実況中継」と入力する。
4. 対象の放送局を選択する。
5. ライブ放送の再生ボタンを押す。

パソコンの場合もradikoのウェブサービスから聴取できる。

2. 無料で聴ける範囲はどこまで?

radikoの無料ライブ機能では、現在いるエリアで放送されているラジオ局の番組を聴ける。

つまり、地元のネットワーク局がWBC中継を放送していれば、基本的に追加の月額料金を支払わずに聴取できる。

一方、東京のニッポン放送を地方から直接聴きたい場合など、現在地の放送エリア外にある局を選ぶには、有料のエリアフリー機能が必要になる。

利用方法 料金・条件 主な機能
AM・FMラジオ 受信設備があれば無料 地域の放送を直接受信
radikoライブ 無料 現在地の放送エリア内の番組
radikoエリアフリー 有料 全国のラジオ局を聴取
radikoタイムフリー 無料 過去7日以内の対象番組を聴取
radikoタイムフリー30 有料 過去30日以内の対象番組を聴取

無料のタイムフリーは、再生開始から24時間以内、合計3時間までという制限がある。

また、スポーツ中継など一部の番組はタイムフリーの対象外になる場合もある。

3. 2026年11月現在、過去のWBC中継は聴ける?

ここは検索する読者が見落としやすいポイントだ。

2026年11月現在、3月に放送されたWBCの実況中継は、通常のradikoタイムフリーの対象期間を過ぎている。

タイムフリー30も過去30日以内の番組が対象なので、3月の中継を通常機能で再生することはできない。

過去の実況をもう一度楽しみたい場合は、各放送局が独自に公開している音声コンテンツやポッドキャストなどに対象番組が残っているか、個別に確認する必要がある。

なお、radikoは日本国内向けのサービスであり、海外からの通常利用には対応していない。

【Netflix独占配信とラジオの違い】地上波テレビでは見られなかった理由

2026年大会の放送体制を理解するうえで欠かせないのが、Netflixの国内独占配信だ。

WORLD BASEBALL CLASSIC INC.とNetflixは2025年8月、2026年大会の日本国内における独占パートナーシップを発表した。

この契約によって、Netflixは日本国内で大会全47試合をライブおよびオンデマンド配信することになった。

従来の大会では地上波テレビで日本代表戦を視聴できるケースが多かったが、2026年大会では本戦の試合映像を地上波で生中継する体制は取られなかった。

日本テレビは試合映像の制作を担当

地上波テレビに関しては、日本テレビの役割にも注意したい。

日本テレビは2026年1月29日の発表で、Netflix独占ライブ配信映像の中継制作を15試合分受託したと説明している。

内訳は以下のとおり。

- 東京プール:日本戦4試合を含む計10試合の国際映像制作
- 準々決勝・準決勝・決勝:計5試合の日本向け独自映像制作

加えて、地上波では開幕特番など9つの特別枠を予定していた。

つまり、日本テレビが中継制作に関わっていたからといって、地上波で試合そのものが放送されたわけではない。

ここは「中継制作」と「地上波テレビでの試合放送」を混同しやすい部分だ。

Netflixとラジオはどう違ったのか

両者の最大の違いは、映像による観戦か、音声による実況かという点にある。

Netflixは全47試合の映像配信を担当。スマートフォン、パソコン、テレビなどから試合映像を視聴できた。

一方、ラジオは実況と解説によって試合の状況を伝える形式だ。

比較項目 Netflix ラジオ
視聴・聴取形式 映像配信 音声中継
主なサービス Netflix ニッポン放送・文化放送など
対象試合 全47試合 日本代表戦と特定の決勝トーナメント
利用環境 インターネット AM・FM、radiko
無料利用 Netflixの契約プランが必要 ラジオ受信・エリア内radikoは無料

ラジオは映像の代わりに実況者の言葉で試合の状況を把握できるため、仕事中や移動中など、画面を見続けられない場面にも適していた。

2026年大会では、映像視聴の入口がNetflixに集約される一方、音声で野球を楽しむ選択肢としてラジオが残されたことに意味があった。

【プロの結論】WBCラジオ中継で知っておきたい3つのポイント

2026年大会の放送体制を振り返ると、読者が押さえておきたい要点は3つある。

1. 全国30局は「全試合・全局一律放送」ではない

全国30局という数字だけを見ると、どの地域でも全試合が同じ条件で聴けるように感じるかもしれない。

しかし、実際には試合日程によってネットワーク局数が変わる。

放送局の一覧を確認するだけでなく、対象試合の番組表まで確認することが大切だ。

2. 文化放送の中継はアメリカラウンドで存在感を発揮した

文化放送の特徴は、準々決勝から決勝までの重要な試合を担当したことだ。

吉井理人を中心とする解説陣に、捕手、監督、国際大会経験者という異なる視点を加えた編成は、試合の戦術面を理解するうえでも興味深いものだった。

ニッポン放送だけでなく、文化放送もチェックすることで、決勝トーナメントのラジオ中継をより広く楽しめた。

3. 無料で聴くなら地域のラジオ局が基本

追加料金をかけずに聴きたい場合、最も分かりやすい方法は地域のAM・FMラジオ局を利用することだった。

スマートフォンを使う場合は、radikoの無料ライブ機能で地元局を探す方法が便利だ。

ただし、他地域の放送局を直接選ぶ場合は有料のエリアフリーが必要になる。

Netflixの契約とラジオの聴取料金は別の仕組みなので、映像を見たいのか、実況だけを聴きたいのかによって選択するとよい。

【WBCラジオ中継はどこ?】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年WBCのラジオ中継はどこの局で聴けましたか?

A1:ニッポン放送が中心です。STVラジオ、東北放送、MBSラジオ、九州朝日放送などを含む全国29局とネットワークを組み、合計30局で生中継を実施しました。決勝トーナメントでは文化放送も中継に参加しました。

Q2:WBCのラジオ中継は無料で聴けましたか?

A2:はい。通常のAM・FMラジオで受信する場合、聴取料金はかかりません。radikoも現在地の放送エリア内なら無料でライブ聴取できます。ただし、他地域の局を聴く場合は有料のエリアフリー機能が必要です。

Q3:文化放送はWBCのどの試合を中継しましたか?

A3:準々決勝、準決勝、決勝の3試合を担当しました。準々決勝の日本対ベネズエラ、3月16日の準決勝ドミニカ共和国対アメリカ、3月18日の決勝が主な中継対象です。

Q4:WBCの試合は地上波テレビでも放送されましたか?

A4:2026年大会の本戦47試合はNetflixによる国内独占配信でした。地上波では開幕特番などの関連番組が予定されていましたが、本戦の試合映像を通常の地上波中継で視聴することはできませんでした。

Q5:radikoで2026年3月のWBC中継を今から聴けますか?

A5:2026年11月現在、通常のタイムフリーでは聴けません。無料機能は過去7日間、有料のタイムフリー30も過去30日間が対象です。放送局独自のアーカイブやポッドキャストに残っているかを確認する方法があります。

Q6:海外からradikoで日本のWBCラジオ中継を聴けますか?

A6:radikoは日本国内向けのサービスで、海外からの通常利用には対応していません。海外で日本語の実況を楽しみたい場合は、放送局が別途提供する海外向けコンテンツの有無を確認する必要があります。

2026年のWBCラジオ中継は、ニッポン放送を中心に全国30局のネットワークで実施された。

1次ラウンドでは日本代表の4試合を実況生中継し、準々決勝では文化放送も加わった。さらに文化放送は準決勝と決勝も担当し、アメリカラウンドの熱戦を音声で伝えた。

一方、映像についてはNetflixが国内独占配信を実施。日本テレビは映像制作と地上波での関連特番を担い、ラジオとは異なる形で大会を支えた。

重要なのは、Netflix独占配信だからといってラジオ中継までなくなったわけではないという点だ。

2026年大会はすでに3月18日に終了しているが、放送体制を振り返ると、映像配信とラジオ実況がそれぞれ異なる役割を担った大会だった。

今後のWBCでも、テレビ、動画配信、ラジオのどこで何が楽しめるのかを大会前に確認しておけば、観戦方法の選択肢を広げられる。

編集上の重要な補足: ご提示の基礎情報にあった「WBCダイヤモンド王座」はボクシングの世界ボクシング評議会に関する別の事柄であり、野球のWBCとは無関係のため、記事には混在させていません。

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アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

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