2026年の読売ジャイアンツ二軍(ファーム)は、ファーム・リーグ中地区で75勝47敗2分、勝率.615の2位でシーズンを終えた。首位DeNAとのゲーム差は3.0。124試合を戦い、若手選手の育成と一軍経験者の調整を並行して進めたシーズンだった。
個人成績では浅野翔吾が打率.322、6本塁打、33打点と存在感を発揮。石塚裕惺や皆川岳飛ら将来を担う若手にも注目が集まった。指揮を執ったのは石井琢朗二軍監督。ジャイアンツタウンスタジアムを本拠地とするファームの戦いは、単なる二軍の勝敗だけでは測れない見どころがある。
【2026年最新速報】巨人二軍の試合結果とシーズン最終成績

2026年11月5日時点で、巨人二軍の2026年度ファーム公式戦は全日程を終了している。NPB(日本野球機構)の公式成績によると、巨人は124試合で75勝47敗2分。勝率は.615だった。
2026年の最終戦となった9月27日のDeNA戦では12対5で勝利。ジャイアンツタウンスタジアムで行われた試合を白星で締めくくった。
2026年ファーム・リーグ中地区の最終順位中地区には巨人、DeNA、西武、中日、ハヤテの5球団が所属。巨人は勝利数だけを見ると75勝で地区最多だったが、DeNAより2試合多く消化しており、勝率では及ばなかった。
- 1位:横浜DeNAベイスターズ 74勝40敗8分、勝率.649
- 2位:読売ジャイアンツ 75勝47敗2分、勝率.615
- 3位:埼玉西武ライオンズ 69勝51敗1分、勝率.575
- 4位:中日ドラゴンズ 54勝64敗5分、勝率.458
- 5位:ハヤテベンチャーズ静岡 37勝81敗4分、勝率.314
首位DeNAとのゲーム差は3.0。巨人はホームで46勝21敗、ビジターで29勝26敗を記録した。ホームゲームでの勝ち越しが大きく、ジャイアンツタウンスタジアムを中心とした戦いでは安定した成績を残している。
巨人二軍の試合速報はどこで確認できる?試合速報を確認する場合は、NPB公式サイトのファーム試合結果が基本となる。試合日、対戦相手、スコア、球場などを確認でき、過去の試合も振り返れる。
スポーツナビなどの試合情報サービスでは、スコアだけでなく勝敗投手や試合経過も確認できる。リアルタイムの速報を探している場合は、試合開催日の情報を確認するのが確実だ。
なお、2026年の公式戦は終了しているため、11月現在は通常のファーム公式戦速報ではなく、秋季の活動や次年度に向けたチーム情報が中心となる。
【個人成績・選手一覧】浅野翔吾や石塚裕惺ら若手の成長に注目
巨人二軍の2026年を振り返るうえで欠かせないのが、選手個々の成績だ。チームの順位だけでなく、打席数や出塁率、長打率、投球回、防御率などを確認すると、次の一軍戦力になり得る選手が見えてくる。
浅野翔吾は打率.322、OPS.912を記録2026年の浅野翔吾はファーム公式戦62試合に出場し、211打席で59安打を記録した。
- 打率:.322
- 本塁打:6本
- 打点:33
- 盗塁:7
- 出塁率:.398
- 長打率:.514
- OPS:.912
特に注目したいのは、打率だけでなく長打率も.514に達している点だ。出塁率.398と合わせたOPSは.912。単打を重ねるだけでなく、長打によって得点機会を広げられる打撃内容だった。
ただし、ファームの数字がそのまま一軍での活躍を保証するわけではない。一軍投手の球質や配球への対応、守備面での安定感、継続的な出場機会も評価の対象になる。
石塚裕惺と皆川岳飛も見逃せない石塚裕惺は31試合、111打席で打率.319、4本塁打、18打点を記録。出塁率.427、長打率.484で、OPSは.911だった。
出場試合数は浅野より少ないものの、限られた打席で高い出塁能力と長打力を示した。今後、より多くの打席を経験したときに、同水準のパフォーマンスを維持できるかが注目点となる。
皆川岳飛は84試合に出場し、打率.297、82安打、3本塁打、28打点、15盗塁をマーク。318打席という出場機会の多さも評価材料だ。打撃に加え、走力を生かした攻撃面でも貢献した。
また、ティマは10本塁打、46打点を記録。三塚琉生も6本塁打、36打点を挙げており、若手野手の長打力という点では複数の選手に見どころがあった。
投手陣では又木鉄平が防御率1.82投手陣で特に目立ったのは又木鉄平だ。18試合に登板し、9勝4敗1セーブ。103回2/3を投げて防御率1.82、86奪三振という成績を残した。
NPBの2026年度ファーム個人投手成績では、規定投球回以上の中地区防御率ランキングでトップに立っている。
森田駿哉も10試合で5勝1敗、防御率1.51。石川達也は22試合で5勝0敗、防御率1.44を記録した。投手陣では、先発として長いイニングを投げられる選手と、短いイニングで安定した結果を出す選手の両方が存在感を示した。
2026年の主なファーム出場選手一覧2026年にファーム公式戦で注目された主な選手をポジション別に整理すると、次のようになる。
捕手:山瀬慎之助、郡拓也、坂本達也、甲斐拓也
内野手:石塚裕惺、中田歩夢、湯浅大、小濱佑斗、荒巻悠、中山礼都、増田陸、川原田純平
外野手:浅野翔吾、皆川岳飛、ティマ、三塚琉生、岡田悠希、鈴木大和、萩尾匡也、平山功太
投手:又木鉄平、石川達也、森田駿哉、花田侑樹、宮原駿介、北浦竜次、板東湧梧、松浦慶斗、山田龍聖ら
ここに挙げたのは2026年の主な出場選手であり、固定された二軍専属メンバーという意味ではない。一軍との入れ替えや育成選手の登録変更、故障からの復帰などによって、実際の出場メンバーは変動する。
全選手の登録状況はNPBの2026年度選手一覧、個人の打撃・投手成績はNPB公式のファーム成績で確認するのが基本となる。
【関係者・成績を整理】2026年巨人ファームの主要人物と注目データ
巨人二軍の現状を理解するには、選手の成績だけでなく、指導体制や一軍との関係も押さえておきたい。2026年は石井琢朗二軍監督を中心に、攻撃、守備、バッテリー、投手部門に専門のコーチが配置された。
| 人物・区分 | 2026年の役割・記録 | 注目すべき関係 |
|---|---|---|
| 石井琢朗 | 二軍監督 | ファーム全体の指揮と選手育成を担当 |
| 会田有志 | 三軍監督 | 三軍の選手育成と実戦機会を統括 |
| 浅野翔吾 | 打率.322、6本塁打 | 長打力と出塁能力を備えた一軍昇格候補 |
| 石塚裕惺 | 打率.319、OPS.911 | 若手内野手として打撃面でアピール |
| 皆川岳飛 | 打率.297、15盗塁 | 出塁と走力を生かした攻撃が持ち味 |
| 又木鉄平 | 9勝4敗、防御率1.82 | ファーム中地区の防御率上位投手 |
| ジャイアンツタウンスタジアム | ファームの主な本拠地 | 若手の実戦を間近で観戦できる施設 |
2026年度のNPB監督・コーチ一覧では、石井琢朗が二軍監督として登録されている。
二軍のコーチ陣には、金城龍彦二軍オフェンスコーチ、脇谷亮太二軍ディフェンスコーチ、田口昌徳二軍バッテリーコーチ、大田泰示二軍打撃コーチ、鈴木尚広二軍外野守備兼走塁コーチが名を連ねた。
投手部門では山口鉄也が二軍投手チーフコーチ、大竹寛が二軍投手コーチを務めた。
この配置から見えてくるのは、単純に試合に勝つことだけを目的とした組織ではないという点だ。打撃、守備、走塁、投手、捕手という各分野の専門性を高めながら、一軍で必要とされる技術を選手に身につけさせる体制が整えられている。
一軍から三軍までの指導方針を共有読売巨人軍が2025年10月に発表した翌シーズンのコーチングスタッフ体制では、一軍から三軍まで、オフェンス、ディフェンス、バッテリーの各分野を統括する配置に刷新する方針が示された。
各軍のコーチが担当分野の育成方針や選手の進捗状況を共有し、チーム全体の強化につなげる狙いがある。
二軍と三軍を別々の組織として考えるのではなく、選手が段階的に成長できる育成システムとして見ることが、巨人ファームを理解するポイントだ。
【二軍と三軍の違い】巨人の育成システムと一軍昇格の仕組み
巨人の二軍と三軍は、どちらも一軍を支える育成・調整部門だが、実戦の目的や選手の置かれる状況には違いがある。
二軍は一軍への実戦的な準備を担う二軍はファーム・リーグの公式戦を戦いながら、選手の実力を試合の中で評価する場所だ。
若手選手にとっては技術を磨く場である一方、一軍経験者にとっては故障明けの実戦復帰やコンディション調整の機会にもなる。
例えば、打者なら一軍投手を想定した変化球への対応、守備位置での安定感、走塁判断などが重要になる。投手なら球速だけでなく、制球、変化球の精度、複数イニングを投げる能力も問われる。
三軍は育成と実戦経験の積み上げが中心三軍は、育成選手や若手選手が実戦経験を積み、プロとして必要な基礎能力を伸ばす役割を持つ。
巨人の2026年度コーチ陣では会田有志が三軍監督を務め、橋本到、若林晃弘、市川友也、立岡宗一郎らが三軍の各部門を担当した。
二軍と三軍の違いを単純な能力ランキングとして捉えるのは適切ではない。故障の回復状況、技術的な課題、出場機会、育成段階などによって選手の所属や起用は変化する。
また、三軍から二軍へ、二軍から一軍へと進むことは一つの目標だが、必ずしも全選手が同じ順番で昇格するわけではない。
【一軍昇格候補】2026年の成績から見る注目選手と評価ポイント
巨人二軍を追いかけるファンが特に気になるのが、誰が一軍に上がるのかという問題だ。
昇格の判断は打率や防御率だけで決まるものではない。チームのポジション事情、故障者の状況、守備力、対戦相手との相性など、複数の条件が関係する。
野手の注目候補は浅野翔吾と石塚裕惺浅野翔吾は打率.322、OPS.912という数字から、打撃面で高いアピールを残した選手の一人だ。特に長打率.514は、長打による得点創出能力を評価するうえで重要な材料になる。
石塚裕惺も打率.319、出塁率.427と優秀な数字を残した。今後は出場機会を増やしながら、守備面を含めて一軍で求められる水準に到達できるかが注目される。
皆川岳飛については、2026年8月4日に一軍再昇格を果たし、同月9日に登録を抹消された経緯がある。スポーツナビに掲載されたデータスタジアムの分析でも、この昇格と抹消が取り上げられた。
この事例は、二軍で好成績を残すことと、一軍で継続的に出場機会を確保することが別の課題であると示している。
投手では又木鉄平や森田駿哉に注目投手では又木鉄平の防御率1.82、9勝という成績が目を引く。100イニングを超えて投げながら安定した数字を残しており、先発候補として評価する材料がそろっている。
森田駿哉は47回2/3で防御率1.51、石川達也は50イニングで防御率1.44を記録。両投手とも、登板数や投球回数に応じて役割を見極めたい存在だ。
一軍昇格を判断するための5つの基準- 打撃:打率だけでなく、出塁率や長打率、OPSが安定しているか。
- 投球:防御率に加え、投球回、奪三振、四球の割合が優れているか。
- 守備:本職のポジションで安定したプレーができるか。
- 継続性:数試合だけの好調ではなく、一定期間結果を残しているか。
- チーム事情:一軍に補強が必要なポジションや役割があるか。
特に若手選手の場合、二軍での成績が良くても、守備や走塁、状況判断などの課題が残っていれば昇格が見送られることもある。逆に打率が突出していなくても、守備固めや代走など特定の役割を担える選手が先に一軍へ呼ばれるケースもある。
【観戦ガイド】ジャイアンツタウンスタジアムのアクセス・チケット情報
巨人二軍を現地で応援するなら、主な観戦拠点となるジャイアンツタウンスタジアムは外せない。
東京都稲城市に位置する同スタジアムは、ファームの試合を観戦できる施設。若手選手の打撃や守備、投手の球筋などを間近で見られるのが魅力だ。
所在地と公共交通機関でのアクセス所在地は東京都稲城市矢野口3228番地南山95街区1号。
- 京王よみうりランド駅:徒歩約15分
- 稲城駅:徒歩約15分
- 小田急線:読売ランド前駅から小田急バスを利用し、東京ジャイアンツタウン停留所で下車
ファーム公式戦やイベント開催日には、京王よみうりランド駅から専用シャトルバスが運行される。公式FAQでは、おおむね15分間隔の運行と案内されているが、当日の運行時間や終了時刻は変更される場合がある。
チケットの購入方法と注意点チケットは巨人軍の公式サイトで販売スケジュールを確認し、GIANTSオフィシャルチケット、イープラス、チケットぴあ、セブンチケットなどで購入する。
球場での当日券販売は行われていない。そのため、観戦する場合は事前購入が必要になる。
子どもの入場については、小学生以上はチケットが必要。未就学児は大人1人につき1人まで、膝上での観戦であれば無料となる。ただし、エキサイトシートには未就学児の入場制限がある。
駐車場と現地観戦のポイント公式FAQによると、駐車場は約500台分。通常の料金は30分400円で、最大料金は平日1,500円、土日祝・特定日2,000円となっている。試合開催日やイベントによって条件が異なる場合があるため、事前確認が欠かせない。
現地観戦を考えている人は、次の点を押さえておきたい。
- 試合日程と開場時間を事前に確認する。
- チケットをオンラインで購入しておく。
- シャトルバスの運行日と最終便を確認する。
- 駐車場の混雑を考慮し、可能なら公共交通機関を利用する。
- 観戦ルールや持ち込み禁止物を公式案内で確認する。
2026年のファーム公式戦は終了しているため、次回の観戦を考えている場合は、2027年度の日程・チケット情報の発表を待ちたい。
【よくある質問】巨人二軍に関するFAQ
Q1:2026年の巨人二軍の最終順位は何位?
A1:ファーム・リーグ中地区の2位。124試合で75勝47敗2分、勝率.615を記録し、首位DeNAとは3.0ゲーム差だった。
Q2:2026年の巨人二軍の試合はいつ終了した?
A2:ファーム公式戦は9月27日に全日程を終了した。同日の最終戦ではジャイアンツタウンスタジアムでDeNAに12対5で勝利している。
Q3:浅野翔吾の2026年二軍成績は?
A3:62試合に出場し、打率.322、6本塁打、33打点、7盗塁。出塁率.398、長打率.514、OPS.912を記録した。
Q4:2026年の巨人二軍監督は誰?
A4:石井琢朗が二軍監督を務めた。三軍監督は会田有志で、一軍から三軍まで専門分野別のコーチ体制が組まれていた。
Q5:巨人二軍と三軍の違いは?
A5:二軍はファーム公式戦を中心に一軍への実戦的な準備や調整を行う場。三軍は育成選手や若手の基礎能力向上と実戦経験の積み上げを担う。選手の状態や育成課題に応じて所属が変わることもある。
Q6:ジャイアンツタウンスタジアムで当日券は買える?
A6:球場での当日券販売は行われていない。GIANTSオフィシャルチケットなどの販売窓口で事前に購入する必要がある。
2026年の巨人二軍は75勝47敗2分、勝率.615でファーム・リーグ中地区2位という結果を残した。優勝には届かなかったものの、浅野翔吾、石塚裕惺、皆川岳飛ら野手陣に加え、又木鉄平や森田駿哉ら投手陣にも評価できる成績が見られた。
石井琢朗二軍監督を中心とした指導体制と、一軍から三軍まで連携する育成方針も、今後のチーム強化を考えるうえで重要な要素だ。
巨人二軍を継続的に追うなら、確認すべき情報は大きく3つある。第一にファームの順位と試合結果、第二に若手選手の個人成績、第三に一軍への昇格・登録状況だ。
特に打率だけで選手を判断せず、OPS、出塁率、長打率、防御率、投球回、守備力などを組み合わせて評価すると、数字の背景まで理解できる。
2027年に向けては、2026年に結果を残した若手がどのように成長し、一軍の戦力へと変わっていくのかが最大の注目点となる。ジャイアンツタウンスタジアムでの観戦も含め、ファームの動向を追うことで、巨人の次世代を担う選手たちの成長をより深く楽しめるはずだ。