室田伊緒(むろた・いお)は、日本将棋連盟関西本部に所属する女流棋士です。1989年5月24日生まれ、愛知県春日井市出身で、杉本昌隆八段門下。女流棋士番号35を持ち、2024年7月には女流三段に昇段しました。
一方、私生活では囲碁棋士の井山裕太との結婚・離婚を経て、2022年に毎日放送(MBS)の元アナウンサー、森本尚太との再婚を発表しています。さらに2026年現在、室田は現役女流棋士として活動を続け、森本も弁護士として新たなキャリアを歩んでいます。
この記事では、室田伊緒の結婚歴、井山裕太との離婚をめぐる情報、森本尚太との再婚の経緯、女流棋士としての経歴、そして2026年の最新状況を時系列で整理します。
【プロフィール】室田伊緒はどんな女流棋士?出身・学歴・師匠を紹介

室田伊緒は、将棋の実力だけでなく、杉本昌隆一門の一員としても知られる女流棋士です。
日本将棋連盟の公式プロフィールによると、現在の段位は女流三段。女流棋士番号は35で、関西を拠点に活動しています。
基本プロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 室田伊緒(むろた・いお) |
| 生年月日 | 1989年5月24日 |
| 年齢 | 37歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 愛知県春日井市 |
| 所属 | 日本将棋連盟・関西本部 |
| 女流棋士番号 | 35 |
| 段位 | 女流三段 |
| 師匠 | 杉本昌隆八段 |
| 出身高校 | 愛知県立春日井南高等学校 |
| 出身大学 | 愛知淑徳大学 |
| 大学卒業 | 2012年3月 |
特に注目されるのが、将棋界の第一人者である藤井聡太の姉弟子にあたるという関係です。
藤井聡太と室田伊緒は、どちらも杉本昌隆八段の門下生。血縁関係ではありませんが、同じ師匠に学ぶ兄弟弟子という間柄です。
将棋を始めたきっかけは小学校5年生室田が将棋に本格的に取り組み始めたのは、小学校5年生のころです。
きっかけは弟が将棋を指していたことでした。地元の将棋教室に参加するようになり、次第に将棋への関心を深めていきます。
2004年には、第36回女流アマ名人戦で優勝。さらに第25回全国中学生選抜将棋選手権大会の女子の部でも優勝しました。
同年の第42期赤旗名人戦では男性アマチュア棋士が参加する本戦トーナメントに進出し、準々決勝まで勝ち進んでいます。
中学生の段階ですでに高い実力を示していたことが、プロ入りへの大きな足掛かりになりました。
愛知淑徳大学を卒業した努力家室田は愛知県立春日井南高等学校を経て、2012年3月に愛知淑徳大学を卒業しています。
将棋のプロとして活動しながら大学生活も送り、学業と競技を両立させてきました。
大学卒業の時期は、井山裕太との結婚が報じられる約2か月前にあたります。
競技生活と人生の節目が重なった2012年は、室田にとって大きな転換期だったといえます。
【女流棋士としての経歴】杉本昌隆八段門下から女流三段への歩み
室田伊緒の棋士人生を理解するうえで欠かせないのが、女流育成会からプロ入りまでの過程です。
2004年10月に女流育成会へ入会し、わずか約1年後の2005年10月に女流2級としてプロ入りしました。
段位の昇段履歴- 2005年10月1日:女流2級
- 2006年4月1日:女流1級
- 2008年4月1日:女流初段
- 2014年9月10日:女流二段
- 2024年7月13日:女流三段
2024年の昇段は、女流二段昇段後に公式戦で100勝を達成したことによるものです。
プロ入りから約19年、長期にわたって対局を重ねてきた実績が評価された昇段でした。
得意戦法は四間飛車室田の棋風を語る際によく取り上げられるのが、振り飛車の代表的な戦法である四間飛車です。
師匠の杉本昌隆八段も振り飛車を得意としており、室田は師匠譲りの戦法を使いこなす棋士として紹介されています。
2006年から2007年にかけては、将棋専門誌『将棋世界』で杉本とともに振り飛車の解説企画にも携わりました。
また、NHK将棋講座『杉本昌隆の振り飛車ナビゲーション』では聞き手を担当。対局だけでなく、将棋の魅力を伝える活動にも取り組んできました。
藤井聡太の姉弟子としての存在室田が一般の将棋ファンにも広く知られるようになった理由の一つが、藤井聡太との師弟関係です。
藤井は杉本昌隆八段の弟子であり、室田にとっては同門の弟弟子にあたります。
ただし、室田自身も2005年にプロ入りした現役棋士です。藤井の姉弟子という肩書きだけで評価するのではなく、約20年にわたる競技経験や自身の実績にも目を向ける必要があります。
【井山裕太との結婚・離婚】2012年から2016年までの経緯と理由
室田伊緒の結婚歴で最初に注目されるのが、囲碁棋士の井山裕太との結婚です。
2人はともに1989年5月24日生まれ。同じ誕生日という共通点を持つことでも話題になりました。
2012年5月24日に結婚室田と井山の結婚は、2012年5月24日です。
この日は室田の23歳の誕生日でもありました。
当時、井山は囲碁界を代表する若手棋士として活躍しており、室田も将棋界で活動する女流棋士でした。
異なる競技で活躍する2人の結婚は、囲碁・将棋双方のファンから注目を集めました。
スポーツニッポンなどの当時の報道では、2人は約2年半の交際期間を経て結婚したと紹介されています。
2016年1月に離婚を公表結婚から約3年半後の2016年1月、2人が離婚していたことが報じられました。
当時の報道では、離婚は2015年末に成立していたと伝えられています。
このニュースは、井山が囲碁界で数々のタイトルを争っていた時期と重なったこともあり、大きな関心を集めました。
井山裕太との離婚理由は何だったのか?検索されることが多いのが、室田伊緒と井山裕太の離婚理由です。
この点については、本人たちが離婚の具体的な原因を詳しく説明した公式発表は確認できません。
当時の報道や周辺情報では、双方が棋士として多忙な生活を送っていたことや、仕事上の活動によるすれ違いが背景として取り上げられることがあります。
井山は囲碁のタイトル戦や対局、関連イベントなどで多忙を極め、室田も女流棋士として対局やイベント、普及活動に取り組んでいました。
ただし、こうした事情を離婚の確定した原因として断定することはできません。
離婚した事実は公表されていますが、詳細な離婚理由は本人たちから明らかにされていないというのが、現在確認できる情報の整理です。
また、井山は2019年に一般女性との再婚を発表しています。室田との結婚とは別の出来事として区別して理解する必要があります。
【森本尚太との再婚】2022年の結婚発表と2人の出会い
井山裕太との離婚後、室田伊緒は2022年に新たな結婚を発表しました。
再婚相手は、当時毎日放送(MBS)に所属していたアナウンサーの森本尚太です。
2022年4月1日に入籍、4月10日に公表室田は2022年4月10日、自身のX(旧Twitter)で結婚を報告しました。
結婚した日は同年4月1日です。
当時公開された写真には、ウエディングドレス姿の室田とタキシード姿の森本が並んで写っていました。
結婚報告では、2人で支え合いながら仕事にも一層精進していくという趣旨のメッセージを伝えています。
日本将棋連盟も翌11日に結婚を発表しました。
森本尚太とはどんな人物?森本尚太は1992年9月26日生まれ、埼玉県出身です。
同志社大学経済学部を卒業後、2015年に毎日放送へ入社。アナウンサーとしてスポーツ中継やラジオ番組などを担当していました。
将棋についてもアマチュア初段の実力があり、室田とは共通の趣味を持っていました。
2人の出会いについては、MBSのネット番組『Wonder将棋』での共演がきっかけだったとスポーツニッポンが報じています。
将棋を通じて接点が生まれ、対局や指導を通じて親交を深めていったとされています。
結婚後も室田伊緒の名前で棋士活動を継続再婚後に注目されたのが、室田の棋士としての活動名です。
日本将棋連盟は、結婚後も室田が「室田伊緒」の名前で棋士活動を続けることを発表しました。
これは、女流棋士としての活動名と結婚後の姓を必ずしも一致させる必要がないことを示すものです。
ファンにとっても、これまで親しまれてきた名前で対局を続けている点は分かりやすい変化でした。
森本尚太は2026年現在、弁護士として活動森本については、結婚発表当時の「MBSアナウンサー」という肩書きだけで現在の状況を判断しないことが大切です。
森本は2022年9月に毎日放送を退社し、司法試験への挑戦を表明しました。
そして2024年11月、司法試験に合格したことを自身のXで報告しています。
さらに2026年3月に司法修習を修了し、同年4月には大阪の御堂筋法律事務所へ入所しました。
同事務所の公式プロフィールでも、森本尚太は弁護士として掲載されています。
つまり、2026年現在の森本は元MBSアナウンサーであり、弁護士として新たなキャリアをスタートさせた人物です。
【結婚歴と人物関係を時系列で整理】室田伊緒をめぐる重要な出来事
ここまでの情報を、室田伊緒本人の棋士としての経歴と結婚歴、関係する人物の動向に分けて整理します。
| 年月 | 人物・出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 1989年5月 | 室田伊緒 | 愛知県春日井市出身。5月24日生まれ |
| 2004年 | 室田伊緒 | 女流アマ名人戦などで優勝 |
| 2005年10月 | 室田伊緒 | 女流2級としてプロ入り |
| 2012年3月 | 室田伊緒 | 愛知淑徳大学を卒業 |
| 2012年5月24日 | 井山裕太 | 室田と結婚。ともに23歳 |
| 2016年1月 | 井山裕太・室田伊緒 | 離婚を公表 |
| 2019年 | 井山裕太 | 一般女性との再婚を発表 |
| 2022年4月1日 | 森本尚太 | 室田と入籍 |
| 2022年4月10日 | 室田伊緒 | Xで再婚を報告 |
| 2024年7月13日 | 室田伊緒 | 女流三段に昇段 |
| 2024年11月 | 森本尚太 | 司法試験合格を報告 |
| 2025年7月 | 室田伊緒 | 6年間務めた女流棋士会役員を退任 |
| 2026年4月 | 森本尚太 | 御堂筋法律事務所に弁護士として入所 |
この年表から分かるのは、室田の結婚歴が2つの大きな節目に分かれていることです。
最初の結婚は2012年の井山裕太との結婚、2度目は2022年の森本尚太との結婚です。
また、森本の職業もアナウンサーから弁護士へと変化しています。結婚当時の肩書きと2026年現在の職業を混同しないことが、人物情報を正しく理解するポイントです。
【2026年最新】室田伊緒の現在は?女流棋士としての活動と近況
2026年現在、室田伊緒は現役の女流三段として活動を続けています。
結婚や私生活の変化を経ても、将棋界でのキャリアは継続しています。
2024年に女流三段へ昇段2024年7月13日、室田は女流三段への昇段を果たしました。
女流二段昇段後の公式戦通算100勝が昇段条件を満たしたことによるものです。
2005年のプロ入りから数えると、約19年をかけて到達した段位です。
2026年度の公式戦成績日本将棋連盟の公式棋士データベースでは、2026年度の室田の成績は次のように掲載されています。
- 今年度成績:9勝7敗
- 勝率:0.5625
- 2026年度の連勝記録:7連勝
連勝ランキングには、4月6日から6月15日までの7連勝が記録されています。
なお、日本将棋連盟のランキングは2026年11月4日対局分までの集計です。対局結果の更新によって数字は変わるため、最新の成績は公式データベースで確認するのが確実です。
女流棋士会の役員を退任室田は2019年から女流棋士会の役員を務めてきました。
自身のnoteで2025年7月、3期、合計6年間務めた役員を退任したことを報告しています。
役員としての活動には、会議の議事録作成、女流棋士への連絡、各所との調整などが含まれていたと説明しています。
退任は将棋界からの引退を意味するものではありません。競技活動を続けながら、組織運営に関わる役割から一区切りをつけたということです。
2026年現在の室田伊緒を理解する3つのポイント現在の室田を理解するには、次の3点が重要です。
1. 女流棋士として現役を続けていること。 女流三段として公式戦に出場し、2026年度も勝利を重ねています。
2. 将棋界での経験が長いこと。 約20年の競技経験に加え、女流棋士会の役員も経験しています。
3. 結婚後も棋士活動を継続していること。 2022年の再婚後も室田伊緒の名前で活動しています。
室田の現在は、結婚歴だけで説明できるものではありません。長年積み重ねてきた棋士としての実績と、将棋界での活動そのものに注目することが大切です。
【プロの結論】室田伊緒の結婚歴から見える本当の人物像
室田伊緒について検索する人の多くは、井山裕太との結婚・離婚、森本尚太との再婚という私生活に関心を持っています。
しかし、彼女の経歴を時系列で追うと、もう一つの重要な側面が見えてきます。
それは、人生の節目を経験しながらも、女流棋士としての活動を長く続けてきたという事実です。
2005年のプロ入り、2012年の大学卒業と結婚、2016年の離婚、2022年の再婚、2024年の女流三段昇段。
それぞれ異なる意味を持つ出来事ですが、棋士としてのキャリアは一貫して続いています。
また、森本尚太もMBSアナウンサーから司法試験合格を経て弁護士へと転身しました。夫婦それぞれが異なる専門分野で仕事を続けている点も、現在の2人を理解するうえで見逃せません。
室田伊緒を評価する際には、次の判断基準が役立ちます。
- 結婚歴を知りたい場合は、2012年の井山裕太との結婚、2016年の離婚、2022年の森本尚太との再婚を区別する。
- 離婚理由については、本人たちが公表した情報と、周辺報道やネット上の推測を混同しない。
- 現在の活動を知りたい場合は、過去の肩書きではなく、日本将棋連盟の最新プロフィールと対局成績を確認する。
- 森本尚太については、2022年当時のMBSアナウンサーという情報と、2026年現在の弁護士としての活動を区別する。
このように整理すれば、室田伊緒という人物を、単なる有名棋士の元妻・現在の妻という視点だけでなく、独立したキャリアを持つ女流棋士として理解できます。
【よくある質問】室田伊緒の結婚歴と現在に関するFAQ
Q1:室田伊緒の結婚歴は何回ですか?
A1:公表されている結婚歴は2回です。2012年5月24日に囲碁棋士の井山裕太と結婚し、2016年1月に離婚を公表。その後、2022年4月1日に森本尚太と再婚しました。
Q2:室田伊緒と井山裕太の離婚理由は何ですか?
A2:離婚の具体的な理由は本人たちから詳しく公表されていません。多忙な棋士生活によるすれ違いなどを取り上げた報道はありますが、確定した離婚理由として断定することはできません。
Q3:室田伊緒の現在の夫は誰ですか?
A3:2022年に結婚した森本尚太です。森本は元毎日放送アナウンサーで、2024年に司法試験に合格。2026年4月から御堂筋法律事務所で弁護士として活動しています。
Q4:室田伊緒は現在も女流棋士ですか?
A4:はい。2026年11月現在も日本将棋連盟所属の現役女流三段です。女流棋士番号は35で、杉本昌隆八段門下です。
Q5:室田伊緒と藤井聡太の関係は?
A5:2人は杉本昌隆八段を師匠とする兄弟弟子です。室田は藤井聡太の姉弟子にあたります。
Q6:室田伊緒は大学を卒業していますか?
A6:はい。愛知県立春日井南高等学校を経て、2012年3月に愛知淑徳大学を卒業しています。
室田伊緒は、愛知県春日井市出身の女流棋士で、杉本昌隆八段の門下生です。
2012年に井山裕太と結婚し、2016年に離婚。その後、2022年に元MBSアナウンサーの森本尚太と再婚しました。
2026年現在は女流三段として将棋の活動を継続しており、森本も弁護士として新たなキャリアを歩んでいます。
離婚理由の詳細や家庭生活については公表されていない部分もありますが、結婚歴そのものは時系列で整理できます。
室田伊緒を知るうえで大切なのは、結婚歴と棋士としての経歴を切り分けて見ることです。 2005年のプロ入りから現在まで続く競技生活こそ、彼女の人物像を理解するための重要な軸となっています。
主な確認資料:日本将棋連盟の公式棋士データベース・対局成績、マイナビ将棋情報局の女流棋士プロフィール、スポーツニッポン・日刊スポーツの結婚報道、室田伊緒本人のnote、御堂筋法律事務所の公式経歴。