2026年11月現在、「ムツゴロウさん」の愛称で親しまれた畑正憲さんは、すでに亡くなっています。2023年4月5日、心筋梗塞のため87歳で死去しました。北海道中標津町の自宅で晩年を過ごし、亡くなる直前まで執筆やYouTubeでの発信を続けていました。
一方、ムツゴロウさんが築いた動物王国のすべてがなくなったわけではありません。北海道のムツ牧場や家族による活動、作品の展示、書籍の刊行など、その足跡を受け継ぐ取り組みは2026年も続いています。妻・純子さんのその後や、最後のYouTube動画、代表作『子猫物語』まで、現在につながる事実を整理します。
【2026年最新】ムツゴロウさんの現在は?2023年に87歳で死去

最初に、最も多く検索されている「ムツゴロウさんは現在も生きているのか」という疑問に答えます。
畑正憲さんは、2023年4月5日に北海道中標津町の病院で亡くなりました。享年87歳です。
1935年4月17日生まれだった畑さんは、88歳の誕生日を迎える12日前に人生の幕を閉じました。
死去が報じられたのは翌日の4月6日。テレビ朝日、TBSなどの報道各社が訃報を伝え、動物番組で親しまれた人物の突然の別れに、多くの人が追悼の意を表しました。
2026年は、畑さんが亡くなってから3年以上が経過した年です。現在の活動を本人のものとして紹介することはできませんが、家族や関係者による継承活動は続いています。
2026年現在の状況を整理すると、本人は故人であり、残された作品や動物王国の活動が受け継がれているというのが正確な答えです。
畑正憲さんのプロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 畑正憲(はた・まさのり) |
| 愛称 | ムツゴロウさん |
| 生年月日 | 1935年4月17日 |
| 出身地 | 福岡県福岡市 |
| 学歴 | 東京大学理学部・大学院 |
| 職業 | 動物学者、作家、エッセイスト、映画監督 |
| 代表番組 | ムツゴロウとゆかいな仲間たち |
| 代表映画 | 子猫物語 |
| 死去 | 2023年4月5日 |
| 享年 | 87歳 |
| 死因 | 心筋梗塞 |
畑さんは、単なるテレビタレントではありません。動物学を学んだ研究者であり、数多くの著作を発表した作家でもありました。
また、麻雀の世界でも知られ、日本プロ麻雀連盟の最高顧問を務めた経歴があります。
動物、文学、映画、麻雀と、複数の分野で実績を残した多才な人物でした。
【死去の経緯】ムツゴロウさんの死因は心筋梗塞だった
畑正憲さんの死因は、心筋梗塞です。
2023年4月5日の夕方、自宅で体調の異変を訴え、その後、病院へ搬送されました。
報道によると、畑さんは自宅で胸の痛みを訴えて倒れ、搬送先となった北海道中標津町の病院で同日午後5時53分に亡くなりました。
2017年にも心筋梗塞で緊急搬送されていた今回の訃報で注目されたのが、畑さんには過去にも心筋梗塞を発症した経緯があったことです。
TBS NEWS DIGなどの報道によれば、2017年にも心筋梗塞を起こし、ドクターヘリで釧路市内の病院に搬送されていました。
その後は入退院を繰り返しながら、北海道中標津町の自宅で療養生活を送っていたと伝えられています。
長年にわたって動物と向き合い、世界各地を訪れてきた畑さんですが、晩年は体調と相談しながら活動を続けていました。
最後の日まで仕事への意欲を持っていた印象的なのは、亡くなる直前まで仕事への意欲を失っていなかったことです。
スポーツニッポンの報道によると、4月初め、雑誌のコラム執筆について秘書から連絡を受けた際には、前向きな返答をしていたといいます。
また、関係者によれば、亡くなる直前までYouTubeを続けるために体力づくりにも取り組んでいました。
最後まで文章を書き、動物について語り続けようとする姿勢は、畑さんの人生そのものを象徴しています。
【晩年の生活】北海道中標津町で妻・純子さんと過ごした日々
ムツゴロウさんの晩年を知るうえで重要なのが、北海道中標津町での生活です。
テレビ番組で見せていた、何百頭もの動物に囲まれる大規模な動物王国の暮らしとは違い、晩年は自然に囲まれたログハウスで、落ち着いた日々を過ごしていました。
ログハウスを建てた理由は自然と馬への愛情2021年11月に公開された文春オンラインのインタビューでは、畑さんが中標津町の自宅について詳しく語っています。
自宅はフィンランドからヨーロッパアカマツの丸太を運んで建てたログキャビンハウスでした。
中標津を選んだ理由として挙げていたのは、空港へのアクセスと馬が好む草が生えていたことです。
特に興味深いのが、移住先を検討していたときのエピソードです。
候補地の草を紙袋に入れて持ち帰り、実際に馬に食べさせてみたところ、中標津の草を最も気に入ったため、その土地を選んだと説明しています。
動物の都合を優先して生活の拠点を決めるところに、畑さんらしい考え方が表れています。
晩年に一緒に暮らしていた動物は?2021年のインタビューでは、大型犬のルナと猫のマヤと暮らしていたことを明かしています。
近くには馬たちがいる牧場もあり、自然の中で動物との関係を保ち続けていました。
ただし、晩年の生活は以前のような大規模な動物との共同生活とは異なります。
畑さん自身も、高齢になってからは自分の手で世話できる範囲に動物を限定する考えを示していました。
2023年の訃報後の報道では、最期の生活を共にした動物として猫1匹が伝えられています。
動物と暮らすことへの愛情を持ちながらも、自分が責任を持って世話できる範囲を考えていたことがうかがえます。
妻・畑純子さんも2024年に89歳で死去畑さんを長年支えてきた妻の純子さんについても、その後の経緯が公表されています。
2人は大分県の中学校で出会った同級生でした。中学2年生の頃から交際を始め、23歳で結婚。70年以上にわたって人生を共にした夫婦です。
2023年4月5日に畑さんが亡くなった際、純子さんは葬儀で喪主を務めました。
その後、2024年11月30日未明、純子さんも89歳で亡くなったことが、娘の津山明日美さんによる家族ブログで公表されました。
明日美さんの報告によると、純子さんは畑さんが亡くなった翌年、気力や体力が徐々に弱くなり、2024年7月には病気が見つかっていたとのことです。
入院後、呼吸状態が急激に悪化し、家族や友人に見守られて旅立ったと伝えられています。
2人が長年にわたって築いてきた夫婦の歴史は、動物王国の歩みとも深く結びついていました。
【経歴・作品一覧】ムツゴロウさんの人生と動物王国の歩み
畑正憲さんの功績を理解するには、テレビ出演だけでなく、作家や映画監督としての活動も振り返る必要があります。
ここでは、主要な出来事と関連する人物・作品を整理します。
畑正憲さんの主要年表と関係者・作品1980年に始まった『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』は、畑さんの名前を全国に広めた代表的な番組です。
犬や猫だけでなく、ライオン、ゾウ、クマ、チンパンジーなど、さまざまな動物との交流を映像で紹介しました。
フジテレビの追悼特番の番組資料によれば、このシリーズは20年以上続き、視聴率30%を超える大ヒット番組となりました。
特徴的だったのは、単に動物の生態を説明するだけではなかったことです。
畑さん自身が動物に近づき、触れ合い、相手の反応を見ながら交流する姿が番組の中心にありました。
「よーし、よしよし」という独特の声かけも、多くの視聴者に親しまれました。
現在の動物番組にも通じる、動物の個性や人との関係を映像で伝えるスタイルを広く浸透させた存在です。
映画『子猫物語』の監督としても活躍畑さんは1986年公開の映画『子猫物語』でも監督・脚本を担当しました。
動物を主人公にした作品で、子猫のチャトランと犬のプー助の冒険を描いています。
動物との交流をテレビで紹介するだけでなく、映画という映像作品にまで発展させたことは、畑さんの表現者としての幅広さを示しています。
動物を主役にした作品を国内外に届けたことも、代表的な功績の一つです。
【ムツゴロウ動物王国の現在】閉園した施設と受け継がれるムツ牧場
「ムツゴロウ動物王国は現在どうなっているのか」という疑問には、施設を分けて考える必要があります。
実は、ムツゴロウさんに関係する動物施設は一つだけではありません。
北海道浜中町の動物王国と東京の施設はどうなった?畑さんが1972年に北海道浜中町に設立したのが、動物たちと人間が共に暮らす「動物王国」です。
その後、2004年には東京都あきる野市の東京サマーランド内に「東京ムツゴロウ動物王国」が開園しました。
しかし、東京の施設は運営上の問題などから経営が悪化し、最終的に2007年11月に閉園しています。
この閉園を、ムツゴロウさんの動物に関する活動がすべて終わったことと混同してはいけません。
中標津町のムツ牧場は家族が継承もう一つ重要なのが、北海道中標津町にある「ムツ牧場」です。
ムツ牧場は1978年に開設された施設で、1972年に浜中町につくられた動物王国とは別のものです。
2023年4月、スポーツニッポンは畑さんの死去後もムツ牧場を継続する方針が示され、娘夫婦が運営を引き継ぐと報じました。
牧場では北海道和種の馬などが飼育され、畑さんが愛した馬の血統も受け継がれています。
2026年11月現在も、家族によるブログではムツ牧場の馬たちの様子が発信されています。
同ブログの2026年10月の記事では、放牧地の様子や動物たちの日常が紹介され、11月2日には2027年度のムツゴロウ動物王国カレンダーの制作・発売準備についても発表されました。
つまり、テレビで見た大規模な動物王国は過去の施設ですが、畑さんが大切にしてきた動物との関わりは、家族によって今も受け継がれているのです。
2026年には畑正憲さんの絵画展も開催畑さんは動物研究家や作家だけでなく、絵を描くことにも取り組んでいました。
家族によるブログでは、2026年4月20日から5月2日まで、東京・銀座のギャラリーGKで「畑正憲個展 ムツゴロウ世界をまわる」の開催が告知されました。
作品には、畑さんが描いた動物たちの姿が残されています。
また、家族は2026年4月5日の命日に合わせたブログ記事で、畑さんが残した世界を伝え、つないでいきたいという思いを綴っています。
このように、2026年のムツゴロウ動物王国の活動は、施設運営だけでなく、作品や記録、動物との暮らしを次世代に伝える方向にも広がっています。
【最後の活動】ムツゴロウさんのYouTubeと遺作『最後のどうぶつ回顧録』
ムツゴロウさんは、テレビ出演が減った後も、インターネットを通じた発信を続けていました。
特に注目されるのが、YouTubeチャンネル「ムツゴロウの656」です。
YouTubeの最後の動画は2023年3月26日畑さんは自身のYouTubeチャンネルで、動物との出会いや過去の経験、動物についての考え方などを語っていました。
報道や公開動画の記録によると、生前最後の投稿として知られているのは、2023年3月26日公開の第104回動画です。
タイトルは「第104回 スーザン・ブッチャーインタビュー 犬と心は通じ合うの?」。
犬ぞりの操縦者として知られるスーザン・ブッチャーさんとの交流を振り返る内容でした。
亡くなるわずか10日前まで、動物について語り続けていたことになります。
若い頃から続けてきた動物との交流を、テレビだけでなくYouTubeでも伝えようとしていたことが分かります。
最後まで執筆していた『ムツゴロウさんの最後のどうぶつ回顧録』畑さんの晩年の仕事を語るうえで欠かせないのが、集英社から刊行された『ムツゴロウさんの最後のどうぶつ回顧録』です。
この本は、畑さんが最後まで執筆していた『週刊プレイボーイ』の連載コラムをまとめたものです。
- 発売日:2023年9月5日
- 出版社:集英社
- 著者:畑正憲
- ページ数:192ページ
- ISBN:978-4-08-790138-2
内容には、これまであまり語られてこなかった動物との交流や、動物たちに抱いていた感情などが収録されています。
特筆すべきなのは、畑さんの最後の直筆原稿も収録されていることです。
集英社の商品紹介によれば、コラムは毎回、原稿用紙に手書きで執筆されていました。
そのため、この本は単なる動物エッセイの総集編ではありません。畑さんが最後まで文章で伝えようとしたことを知るための記録でもあります。
【プロの結論】ムツゴロウさんが残した本当の功績畑正憲さんの功績は、猛獣と触れ合う姿や、動物に囲まれた生活をテレビで見せたことだけではありません。
重要なのは、動物を単なる人間の娯楽の対象として扱わず、それぞれに個性や感情を持つ存在として伝え続けたことです。
作家として文章を残し、研究者として動物を観察し、映画監督として映像を作り、テレビやYouTubeを通じて幅広い世代に発信しました。
加えて、晩年には自分で世話できる動物の数を考えるなど、動物と暮らすことに伴う責任にも向き合っていました。
その姿勢は、現在の動物番組やペットとの暮らしを考えるうえでも、振り返る価値があります。
【よくある質問】ムツゴロウさんの現在に関するFAQ
Q1:ムツゴロウさんは現在も生きていますか?
A1:いいえ。畑正憲さんは2023年4月5日に心筋梗塞のため87歳で亡くなりました。2026年現在、本人は故人です。
Q2:ムツゴロウさんの死因は何ですか?
A2:死因は心筋梗塞です。自宅で胸の痛みを訴えて倒れ、北海道中標津町の病院に搬送されましたが、同日午後5時53分に亡くなりました。
Q3:ムツゴロウさんの妻・純子さんは現在どうしていますか?
A3:純子さんも2024年11月30日未明に89歳で亡くなりました。娘の明日美さんが家族ブログで公表しています。
Q4:ムツゴロウ動物王国は現在も営業していますか?
A4:2007年に閉園した東京ムツゴロウ動物王国と、北海道中標津町のムツ牧場は別の施設です。ムツ牧場は畑さんの死後も娘夫婦が引き継ぎ、家族による活動や情報発信が2026年も続いています。
Q5:ムツゴロウさんの最後のYouTube動画は何ですか?
A5:2023年3月26日公開の「第104回 スーザン・ブッチャーインタビュー 犬と心は通じ合うの?」です。
Q6:ムツゴロウさんの最後の著書は何ですか?
A6:代表的な遺作として『ムツゴロウさんの最後のどうぶつ回顧録』があります。2023年9月5日に集英社から発売され、最後の直筆原稿も収録されています。
Q7:ムツゴロウさんは映画『子猫物語』の監督だったのですか?
A7:はい。1986年公開の映画『子猫物語』で監督・脚本を担当しました。動物文学だけでなく、映画制作の分野でも実績を残しています。
2026年11月現在、ムツゴロウさんこと畑正憲さんは、2023年4月5日に心筋梗塞で87歳で亡くなってから3年以上が経過しています。
北海道中標津町での晩年は、妻・純子さんや動物たちと過ごしながら、執筆やYouTubeなどの活動を続ける日々でした。その純子さんも2024年11月に89歳で亡くなっています。
一方、ムツゴロウさんが築いたものは、本人の死去とともに消えたわけではありません。
- 『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』の映像記録
- 映画『子猫物語』
- 『ムツゴロウさんの最後のどうぶつ回顧録』
- 家族が継承する北海道のムツ牧場
- 2026年も続く絵画展やカレンダーなどの活動
これらは、今も畑正憲さんの生き方を知る手がかりとなっています。
特に、本人の生前の活動を知りたい人には最後のYouTube動画や著書、現在の家族の活動を知りたい人にはムツゴロウ動物王国のブログが参考になります。
テレビで見せてくれた「よーし、よしよし」という動物との触れ合い。その姿は、単なる懐かしいテレビの記憶ではなく、動物と人間がどう向き合うべきかを考えるきっかけとして、これからも受け継がれていくはずです。