2026年の東京新聞杯は、2月10日に東京競馬場の芝1600mで行われ、トロヴァトーレが優勝した。2着にはラヴァンダ、3着には前年の覇者ウォーターリヒトが入り、単勝2番人気のトロヴァトーレが1分32秒2で重賞タイトルを獲得している。東京新聞杯はJRAが施行するGIII競走で、マイル路線の実力馬が集まる年明けの重要な重賞だ。
過去10年の結果を2017~2026年で整理すると、歴代優勝馬にはインディチャンプ、リスグラシュー、イルーシヴパンサー、ウインカーネリアンなど、後の大舞台でも存在感を示した馬が並ぶ。一方、2025年には3連単81万6870円、2024年には60万4680円という高額配当も発生しており、人気順だけでは決着を読み切れない難しさもある。
【基本情報】東京新聞杯とは?JRA東京競馬場で行われるGIIIの特徴
東京新聞杯は、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走だ。格付けはGIII。正式な競走条件は4歳以上のオープン競走で、国際競走・特別指定競走として実施される。
現在の舞台は東京競馬場の芝1600m。左回りのマイル戦で、春のマイルGⅠ戦線を見据える競走馬にとって重要な実力試しの機会となっている。
東京新聞杯の基本データ- 主催:日本中央競馬会(JRA)
- 競走格:GIII
- 開催競馬場:東京競馬場
- コース:芝1600m・左回り
- 出走条件:4歳以上・オープン
- 競走条件:別定
- 正賞:中日新聞社賞
- 創設:1951年
競走名の由来となっている東京新聞は、中日新聞社の東京本社が発行する日刊紙だ。正賞には中日新聞社賞が設定されている。
JRAの特別レース名解説によると、この競走は1951年に創設された。当初は「東京杯」という名称で、天皇賞(春)の前後に行われる長距離重賞だった。
1966年に現在の東京新聞杯へ名称が変更され、開催時期も変更。その後、距離が段階的に短縮され、1984年に現在と同じ芝1600mとなった。一時期はハンデキャップ競走だったが、現在は別定重量で争われている。
長距離重賞として始まった歴史を持ちながら、現在はマイル路線の実力を測る一戦へと姿を変えた。この変遷も東京新聞杯の特徴だ。
【過去10年の結果】歴代優勝馬・2着・3着と人気を一覧比較
東京新聞杯の過去結果を調べるうえで、まず確認したいのが各年の1~3着馬と単勝人気だ。
以下は、2026年の結果を含む2017~2026年の10開催をまとめたもの。2026年時点で直近10開催を比較できるよう、集計期間を統一している。
東京新聞杯の歴代勝ち馬一覧と上位入線馬| 年 | 1着・人気 | 2着・人気 | 3着・人気 | 3連単払戻 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年 | トロヴァトーレ(2番人気) | ラヴァンダ(4番人気) | ウォーターリヒト(3番人気) | 23,720円 |
| 2025年 | ウォーターリヒト(3番人気) | ボンドガール(2番人気) | メイショウチタン(16番人気) | 816,870円 |
| 2024年 | サクラトゥジュール(7番人気) | ウインカーネリアン(4番人気) | ホウオウビスケッツ(8番人気) | 604,680円 |
| 2023年 | ウインカーネリアン(4番人気) | ナミュール(2番人気) | プレサージュリフト(6番人気) | 45,900円 |
| 2022年 | イルーシヴパンサー(4番人気) | ファインルージュ(1番人気) | カラテ(2番人気) | 8,750円 |
| 2021年 | カラテ(5番人気) | カテドラル(12番人気) | シャドウディーヴァ(3番人気) | 267,610円 |
| 2020年 | プリモシーン(4番人気) | シャドウディーヴァ(6番人気) | クリノガウディー(5番人気) | 125,560円 |
| 2019年 | インディチャンプ(1番人気) | レッドオルガ(6番人気) | サトノアレス(4番人気) | 18,190円 |
| 2018年 | リスグラシュー(3番人気) | サトノアレス(5番人気) | ダイワキャグニー(2番人気) | 27,390円 |
| 2017年 | ブラックスピネル(3番人気) | プロディガルサン(5番人気) | エアスピネル(1番人気) | 15,460円 |
※人気は単勝人気。払戻金は100円あたり。JRAの年度別レース結果および公開競走データをもとに整理。
歴代優勝馬から見える東京新聞杯の存在感過去の優勝馬を振り返ると、東京新聞杯が単なる年初の重賞にとどまらないことが分かる。
2018年の勝ち馬リスグラシューは、その後も国内外の大舞台で活躍。2019年のインディチャンプは、同年の安田記念とマイルチャンピオンシップを制した。
2023年の東京新聞杯ではウインカーネリアンが優勝し、2着のナミュールも同年のマイルチャンピオンシップを制覇。東京新聞杯で上位に入った馬が、その後のマイル路線で実力を示した例だ。
2025年の勝ち馬ウォーターリヒトも見逃せない。東京新聞杯で重賞初制覇を飾り、同年のマイルチャンピオンシップでは3着に好走した。2026年には東京新聞杯で3着となり、前年の勝ち馬が再び馬券圏内に入っている。
2026年の東京新聞杯結果を詳しく確認第76回東京新聞杯は、2026年2月10日火曜日、東京競馬場の芝1600mで開催された。天候は曇り、馬場状態は良。16頭が出走した。
- 1着:トロヴァトーレ(牡5・C.ルメール)1分32秒2
- 2着:ラヴァンダ(牝5・岩田望来)1分32秒3
- 3着:ウォーターリヒト(牡5・高杉吏麒)1分32秒3
- 4着:シャンパンカラー
- 5着:シリウスコルト
勝ったトロヴァトーレは単勝2番人気。C.ルメール騎手とのコンビで、最後の直線から伸びて先頭でゴールした。
特に注目したいのは、1~3着馬が2番人気、4番人気、3番人気という比較的上位の支持馬で決着した点だ。2025年の高額配当とは対照的に、2026年は人気馬の能力が着順に反映されたレースとなった。
【過去の払戻金】3連単・馬連・単勝の高配当を比較
東京新聞杯の馬券を検討する際には、着順だけでなく過去の配当にも目を向けたい。
2017~2026年の10開催では、3連単の最低額が2022年の8750円、最高額が2025年の81万6870円だった。年によって配当の幅が大きい点が特徴だ。
過去10年の主な払戻金3連単の配当が特に高かったのは2025年と2024年だ。
- 2025年:816,870円
- 2024年:604,680円
- 2021年:267,610円
- 2020年:125,560円
- 2022年:8,750円
2025年は1着ウォーターリヒト、2着ボンドガールという上位人気同士の組み合わせだった一方、3着に16番人気のメイショウチタンが入った。3連単の払戻金が81万円を超えた最大の要因は、この伏兵の好走にある。
2024年も波乱の決着だった。7番人気サクラトゥジュールが優勝し、8番人気ホウオウビスケッツが3着に入ったことで、3連単は60万4680円に達した。
2026年の払戻金一覧JRAの2026年公式レース成績に掲載された主な払戻金は次のとおり。
- 単勝:560円
- 複勝:200円・230円・190円
- 枠連:2,220円
- 馬連:2,410円
- 馬単:4,540円
- ワイド:950円・760円・880円
- 3連複:4,380円
- 3連単:23,720円
2026年は1~3着に3番人気以内の馬が2頭、4番人気の馬が1頭入ったため、3連単も比較的落ち着いた水準となった。
配当から分かる東京新聞杯の注意点高配当が出た年だけを見ると、東京新聞杯は毎年荒れる重賞という印象を受けるかもしれない。しかし、2022年の3連単8750円や2026年の2万3720円のように、比較的順当な決着も存在する。
大切なのは、毎年穴馬を大量に組み込むことではない。上位人気馬の信頼度、伏兵の実力、前走内容を比較し、波乱の可能性がどこにあるかを考えることだ。
【人気・枠順・年齢別成績】過去10年の数字から有力条件を分析
ここからは、2017~2026年の152頭の出走データをもとに、人気別、枠順別、年齢別の成績を確認する。
集計期間を2026年まで更新したデータでは、1番人気の勝利が少ない一方、4歳馬や一部の内寄りの枠に好成績が見られる。
人気別成績は1番人気より2~6番人気に注目過去10開催における単勝人気別成績では、1番人気は1勝、2着1回、3着1回、4着以下7回だった。複勝率は30.0%である。
- 1番人気:1勝・複勝率30.0%
- 2番人気:1勝・複勝率50.0%
- 3番人気:3勝・複勝率50.0%
- 4~6番人気:4勝・複勝率43.3%
- 7~9番人気:1勝・複勝率6.7%
- 10番人気以下:0勝・複勝率3.2%
特に目を引くのは3番人気の成績だ。10頭中3頭が優勝しており、勝率は30.0%。2番人気も複勝率50.0%と安定している。
1番人気が不振だからといって、人気薄を無条件に狙うのは適切ではない。実際には2~6番人気の馬が好走しており、中位までの支持馬を中心に能力を比較する方法がデータに沿っている。
枠順別成績は1枠が好成績、3枠には注意枠順別では、1枠が3勝、3着以内6回で、複勝率35.3%と最も高い数字を記録している。
一方、3枠は19頭が出走して3着以内が1頭のみ。複勝率は5.3%にとどまる。
- 1枠:3勝・複勝率35.3%
- 2枠:2勝・複勝率26.3%
- 3枠:0勝・複勝率5.3%
- 4枠:2勝・複勝率26.3%
- 5枠:1勝・複勝率15.8%
- 6枠:2勝・複勝率26.3%
- 7枠:0勝・複勝率10.0%
- 8枠:0勝・複勝率15.0%
2017~2026年の優勝馬10頭は、すべて1~6枠から出ている。外枠の7枠と8枠からは勝ち馬が出ていない。
ただし、各枠の出走数は17~20頭程度であり、母数はそれほど大きくない。枠順だけで有利不利を断定せず、馬の能力や展開、当日の馬場状態も考慮したい。
年齢別成績は4歳馬が中心年齢別成績では4歳馬が最も優秀だ。過去10開催で46頭が出走し、5勝、3着以内16回、複勝率34.8%を記録している。
- 4歳:5勝・複勝率34.8%
- 5歳:3勝・複勝率21.4%
- 6歳:1勝・複勝率5.4%
- 7歳:1勝・複勝率11.1%
- 8歳:0勝・複勝率14.3%
- 9歳:0勝・複勝率0%
4歳馬と5歳馬を合わせると、過去10年の優勝馬10頭中8頭を占める。若い世代の好走が目立つレースだ。
ただし、年齢だけで高齢馬を切り捨てるのは早計だ。2024年には7番人気のサクラトゥジュールが優勝している。年齢による能力の変化だけでなく、東京芝1600mへの適性や近走の状態を確認したい。
【脚質別傾向とコース分析】差し馬が強い理由と逃げ馬の可能性
東京新聞杯の予想で重要なのが脚質とコース形態の関係だ。
東京競馬場の芝1600mは、最後の直線が525.9mある。JRAのコース紹介によると、芝コース全体の高低差は2.7m。長い直線だけでなく、途中に上り坂が設けられているため、瞬発力と持続力の両方が問われる。
過去10年の脚質別成績2017~2026年の公開データにおける脚質別成績は次のとおり。
- 逃げ:2勝・2着1回・3着1回・複勝率40.0%
- 先行:1勝・2着0回・3着2回・複勝率8.6%
- 差し:5勝・2着7回・3着6回・複勝率31.6%
- 追込:2勝・2着2回・3着1回・複勝率10.0%
最も多くの勝ち馬を出しているのは差し馬だ。10年間で5勝を挙げ、3着以内も18回と安定している。
逃げ馬も10頭の出走で4頭が3着以内に入っており、複勝率40.0%と高い。出走数が少ないため過大評価には注意が必要だが、単純に逃げ馬を軽視できない数字である。
一方、先行馬は複勝率8.6%と低い。直線に向いた時点で余力が残っているか、最後の坂を越えてからもう一段伸びる力があるかがポイントになる。
4コーナーの位置取りから見る勝ち馬の共通点歴代優勝馬の4コーナー通過順位を確認すると、東京新聞杯には一つの脚質だけでは説明できない特徴がある。
2023年のウインカーネリアンと2017年のブラックスピネルは4コーナー先頭。一方、2025年のウォーターリヒトは12番手、2022年のイルーシヴパンサーは13番手から勝利をつかんだ。
2026年のトロヴァトーレも4コーナーでは中団付近の位置にいた。JRAの公式成績では推定上がり33秒1を記録している。
つまり、前で運ぶ馬にも後方から差す馬にも勝機がある。展開を決めつけるより、出走馬の先行力と末脚、同型馬の数を見て判断することが重要だ。
長い直線が予想に与える影響東京競馬場の525.9mという長い直線は、末脚を持つ馬にとって大きな舞台となる。しかし、長い直線があるからといって、後方待機馬が必ず届くわけではない。
実際に2023年のウインカーネリアンは逃げ切り、2024年のサクラトゥジュールは中団から差し切った。2025年のウォーターリヒトは後方から追い込んで優勝している。
こうした結果を踏まえると、東京新聞杯では馬場状態とペースの組み合わせが重要になる。スローペースなら前にいる馬が有利になりやすく、流れが速くなれば末脚のある馬が台頭する余地が広がる。
【レース傾向比較】前走・人気・枠順を組み合わせた予想の考え方
東京新聞杯の過去結果を予想に生かすには、人気や枠順といった単独の条件だけで判断するのではなく、前走の内容や東京芝1600mへの適性を組み合わせる必要がある。
前走の着順だけで評価を決めないJRAが2026年の開催前に公表した過去10年の分析では、優勝馬10頭すべてが前走1着、または前走2着以下でも勝ち馬とのタイム差が0.9秒以内だった。
加えて、これらの優勝馬には次の共通点があった。
- 単勝7番人気以内
- 1~6枠からの出走
- 前走で大きく離されていない
これは2016~2025年を対象としたJRAの開催前分析であり、2026年の結果を含む2017~2026年の集計とは対象期間が異なる。
2026年のトロヴァトーレは京都金杯4着からの参戦だった。前走で勝っていなくても、着差やレース内容に価値があることを示す事例だ。
京都金杯・マイルチャンピオンシップ組に注目前走のレース別では、京都金杯とマイルチャンピオンシップからの参戦馬が目立つ。
2017~2026年の集計では、京都金杯から35頭が出走し、3勝を記録。マイルチャンピオンシップからは21頭が出走し、2勝を挙げている。
ただし、出走頭数が多いことと好走率が高いことは同じではない。京都金杯組は3着以内6回で複勝率17.1%、マイルチャンピオンシップ組は5回で23.8%という違いがある。
前走の格だけで評価するのではなく、前走でどの程度のパフォーマンスを発揮したか、東京の長い直線に対応できるかを確認したい。
2027年以降の予想にも生かせる判断基準今後の東京新聞杯を予想する場合、過去のデータから次のポイントを優先して確認したい。
- 人気:1番人気を絶対視せず、2~6番人気の馬も比較する。
- 枠順:1~6枠を中心に、外枠の馬は能力と展開を慎重に評価する。
- 年齢:4歳馬を中心に、5歳馬の実績も確認する。
- 脚質:差し馬を基本にしながら、展開次第で逃げ馬も候補に入れる。
- 前走:着順だけでなく、勝ち馬との着差や上がり3ハロンを確認する。
- コース適性:東京の長い直線と坂をこなせる持続力を重視する。
特に重要なのは、過去10年の数字を絶対的な法則として扱わないことだ。競走馬の能力や出走メンバー、当日の馬場状態が変われば、好走条件も変化する。
【プロの結論】東京新聞杯の過去データを予想に生かす方法
東京新聞杯の過去10年を総合すると、最も注目したいのは中位人気の実力馬、4歳馬、そして東京芝1600mに対応できる末脚を持つ馬だ。
ただし、これらの条件がすべてそろわなければ勝てないわけではない。2024年のサクラトゥジュールは7番人気、2023年のウインカーネリアンは4番人気で勝利しており、前走の着順や脚質も一様ではなかった。
過去データを重視したい人過去10年の傾向を参考に馬券を組み立てたい人は、次の3点を軸に考えるとよい。
第一に、1番人気だけに依存しないこと。第二に、4歳馬と5歳馬の近走内容を確認すること。第三に、差し馬の末脚と逃げ馬の展開利を比較することだ。
この3点を押さえれば、単純な人気順では見落としやすい馬の評価にもつながる。
過去データだけに頼らない方がよい人一方、過去10年の複勝率や枠順別成績だけで買い目を決めようとする方法はおすすめできない。
例えば、1枠の複勝率が高いからという理由だけで内枠の馬をすべて評価するのは危険だ。出走頭数が少なく、1頭の好走や凡走で数値が大きく変化する条件もある。
また、過去の高額配当を根拠に、毎年10番人気以下を大量に組み込むことも合理的とは限らない。2025年のような波乱が起きる年もあれば、2022年や2026年のように比較的順当な年もある。
データから導く最も要点東京新聞杯は、人気・枠順・年齢・脚質のすべてに一定の傾向が見られる一方、実際の勝ち馬の位置取りや配当には幅があるレースだ。
過去の数字を出発点にしながら、最終的には各馬の能力、前走の内容、東京コースへの適性、当日の馬場状態を重ね合わせて判断することが大切になる。
【東京新聞杯の過去】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東京新聞杯の過去10年の歴代優勝馬は誰ですか?
A1:2017年ブラックスピネル、2018年リスグラシュー、2019年インディチャンプ、2020年プリモシーン、2021年カラテ、2022年イルーシヴパンサー、2023年ウインカーネリアン、2024年サクラトゥジュール、2025年ウォーターリヒト、2026年トロヴァトーレです。
Q2:2026年の東京新聞杯の結果はどうなりましたか?
A2:2026年2月10日に東京競馬場の芝1600mで開催され、トロヴァトーレが1着、ラヴァンダが2着、ウォーターリヒトが3着でした。勝ちタイムは1分32秒2で、3連単は2万3720円でした。
Q3:東京新聞杯で最も高かった過去の配当はいくらですか?
A3:2017~2026年の10開催では、2025年の3連単81万6870円が最高額です。3着に16番人気のメイショウチタンが入ったことが高配当につながりました。
Q4:東京新聞杯は1番人気が強いレースですか?
A4:過去10開催では1番人気の優勝は1回で、複勝率は30.0%です。2番人気と3番人気は複勝率50.0%、4~6番人気も43.3%となっており、1番人気を過信しない予想が考えられます。
Q5:東京新聞杯は何歳の馬が好走しやすいですか?
A5:4歳馬が好成績です。2017~2026年では46頭が出走して5勝、複勝率34.8%を記録しています。5歳馬も3勝、複勝率21.4%と健闘しています。
Q6:東京新聞杯は逃げ馬と差し馬のどちらが有利ですか?
A6:過去10開催の脚質別集計では差し馬が5勝で最多です。一方、逃げ馬も複勝率40.0%と高い数字を記録しています。東京の長い直線を考慮しつつ、出走メンバーやペースを確認することが大切です。
東京新聞杯は1951年に創設された歴史ある重賞で、現在は東京競馬場の芝1600mを舞台とするGIII競走として定着している。中日新聞社賞を正賞とし、春のマイル路線を占う一戦として多くの実力馬が参戦してきた。
2017~2026年の過去10開催を振り返ると、歴代優勝馬にはリスグラシュー、インディチャンプ、ウインカーネリアン、ウォーターリヒトなどが名を連ねる。2026年はトロヴァトーレが優勝し、3連単は2万3720円だった。
データ面では4歳馬の好走率、2~6番人気の安定感、1~6枠の勝ち馬の多さが注目ポイントだ。脚質では差し馬が最多勝を挙げる一方、逃げ馬にも好走例がある。
また、2025年の3連単81万6870円のような大波乱もあれば、2022年の8750円のような比較的堅い決着もある。過去の配当だけに引きずられず、レースごとの出走馬と展開を見極めたい。
次回以降の東京新聞杯を予想する際は、歴代優勝馬の実績だけでなく、人気・枠順・年齢・脚質・前走内容を総合的に比較することが、納得できる判断につながる。
主な参考資料:JRA「2026年東京新聞杯レース成績」「東京新聞杯データ分析」「東京競馬場コース紹介」「特別レース名解説」、UMASCOPE「東京新聞杯重賞傾向分析」、与平の競馬予想新聞「東京新聞杯過去10年のデータ」。