「in the meantime」は、2つの出来事の間にある時間を表す副詞的な表現です。英語では、何かが起こるのを待っている間や、次の予定が実現するまでの期間に別の行動をする場面で使います。
Cambridge Dictionaryでは、期待される出来事が起こるまで、または別のことが進行している間を指す表現として説明されています。Oxford Learner's Dictionariesでも、2つの時点・出来事の間の期間という意味が示されています。
主な日本語訳は4種類| 日本語訳 | ニュアンス | 使用場面 |
|---|---|---|
| その間に | 2つの出来事の間の時間 | 日常会話・文章 |
| そうしている間に | 別の行動が進んでいる時間 | 会話・説明 |
| それまでの間に | 次の予定が実現するまで | ビジネス・案内 |
| その間は | 一時的に何かをする期間 | 日常・仕事 |
大切なのは、常に同じ日本語に置き換えようとしないことです。
例えば、次の英文を見てみましょう。
例文1
I will be back in an hour. In the meantime, please wait here.
和訳:1時間後に戻ります。それまでの間、ここでお待ちください。
例文2
My mother is cooking dinner. In the meantime, I am doing my homework.
和訳:母が夕食を作っています。その間、私は宿題をしています。
例文3
The new store opens next month. In the meantime, we will continue operating online.
和訳:新店舗は来月オープンします。それまでの間は、オンラインでの営業を続けます。
3つの例文に共通しているのは、ある出来事を基準にして、その前後にある時間を説明している点です。
in the meantimeが持つ時間のイメージこの表現を理解するときは、時間軸をイメージすると覚えやすくなります。
in the meantimeの時間軸

現在の出来事
仕事・準備・待機
In the meantime
その間に進める行動
予定の実現
到着・完成・再開
例:新しいパソコンが届くまで、代わりのパソコンを使う。
つまり、単に「同時に」という意味だけではなく、次の出来事までの時間をどう過ごすかというニュアンスも含まれています。
【文法・語順】in the meantimeは文頭・文中・文末のどこに置く?
in the meantimeは、文頭・文中・文末のいずれにも置けます。位置によって基本的な意味が大きく変わるわけではありませんが、文章の流れや強調する部分が変わります。
文法的には、前置詞のinと名詞句the meantimeから成る表現で、文全体に時間的な情報を加える副詞的な働きをします。
1. 文頭での使い方最も覚えやすく、会話でも文章でも使いやすい位置です。
基本形:
In the meantime, 主語+動詞.
例文:
- In the meantime, I'll prepare dinner.
- その間に、夕食の準備をします。
- In the meantime, you can read this book.
- それまでの間、この本を読んでいて構いません。
- In the meantime, let's discuss the next project.
- その間に、次のプロジェクトについて話し合いましょう。
文頭に置く場合は、通常、表現の直後にコンマを入れます。
この形は、前の文章で予定や状況を説明し、その後に「では、その間に何をするのか」を伝えるときに便利です。
2. 文中での使い方文の途中に挿入することもできます。
例文:
- The team, in the meantime, is preparing a new proposal.
- その間、チームは新しい提案書を準備しています。
- We can, in the meantime, review the available options.
- その間に、利用可能な選択肢を検討できます。
- Our manager is, in the meantime, contacting the client.
- その間、マネージャーは顧客に連絡しています。
文中に補足情報として挿入するときは、前後をコンマで区切ると読みやすくなります。
ただし、必ず挿入形にする必要はありません。
例えば、次の英文も自然です。
We will continue working in the meantime.
和訳:その間も仕事を続けます。
3. 文末での使い方文末に置くと、行動が行われる時間を補足する形になります。
例文:
- You can use my computer in the meantime.
- その間、私のパソコンを使っても構いません。
- I'll stay here in the meantime.
- それまでの間、ここにいます。
- Please continue your work in the meantime.
- その間も仕事を続けてください。
文末では、通常、前にコンマを置く必要はありません。
文頭・文中・文末の使い分け一覧| 位置 | 英文 | 自然な和訳 |
|---|---|---|
| 文頭 | In the meantime, I'll wait. | その間、待っています |
| 文中 | She, in the meantime, is working. | その間、彼女は仕事をしています |
| 文末 | You can stay here in the meantime. | それまでここにいて構いません |
実用面では文頭の形を最初に覚えるのがおすすめです。 文頭に置くと、前の話題と次の行動をつなげやすく、メールや会話でも使いやすくなります。
【徹底比較】in the meantimeとmeanwhile・for the time beingの違い
英語学習者が特に迷いやすいのが、似た意味を持つ時間表現との違いです。
なかでも「meanwhile」と「for the time being」は、どちらも日本語では「その間」「当面」と訳されることがあり、混同されがちです。
Oxford Learner's Dictionariesでは、meanwhileについて、別のことが起きている間だけでなく、2つの状況を比較する働きも紹介されています。この点が使い分けのヒントになります。
主要な類似表現の比較表| 英語表現 | 主な意味 | ニュアンス・特徴 |
|---|---|---|
| in the meantime | その間に、それまでの間に | 2つの出来事の間の期間 |
| meanwhile | その間に、一方で | 同時進行や状況の対比 |
| for the time being | 当面の間、今のところ | 一時的な状態や方針 |
| in the interim | その間、暫定期間中に | ややフォーマルな表現 |
| until then | それまで | 特定の時点まで |
| during that time | その期間中に | 時間の範囲を直接説明 |
この2つは非常に近い意味を持ち、文脈によっては置き換えられます。
ただし、一般的な使い分けの傾向はあります。
- in the meantime:次の出来事までの空き時間や、その期間中の行動に焦点を当てる。
- meanwhile:別の出来事が同時に進行していることや、2つの状況の対比を示す。
例えば、次の2文を比較してみましょう。
in the meantime
The train arrives in 30 minutes. In the meantime, let's have some coffee.
和訳:電車は30分後に到着します。それまでの間、コーヒーを飲みましょう。
meanwhile
I am preparing the presentation. Meanwhile, my colleague is checking the data.
和訳:私はプレゼン資料を準備しています。一方、同僚はデータを確認しています。
前者は電車が到着するまでの時間を意識した表現です。後者は2人の行動が同時に進んでいることを伝えています。
ただし、meanwhileも出来事と出来事の間の期間を表せるため、この違いは絶対的な文法規則ではありません。
in the meantimeとfor the time beingの違いこちらは、時間の捉え方に注目すると区別できます。
in the meantime
The new office will open in June. In the meantime, we will work remotely.
和訳:新しいオフィスは6月にオープンします。それまでの間、リモートで仕事をします。
for the time being
We will work remotely for the time being.
和訳:当面の間はリモートで仕事をします。
最初の文章では、6月のオフィス開設という次の出来事が明確です。
一方、2つ目はリモート勤務という現在の状態が一時的に続くことを伝えています。終了時期が明確に示されているわけではありません。
Cambridge Dictionaryでも、for the time beingは、状況が今後変わる可能性を含む一時的な期間を表す表現として説明されています。
そのため、次のように覚えると実践的です。
- 次の予定までの期間を説明するなら、in the meantime。
- 現在の一時的な方針や状態を伝えるなら、for the time being。
- 別々の行動や状況を並べて説明するなら、meanwhile。
【実践例文】in the meantimeの会話表現とビジネス英語
in the meantimeは、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使える表現です。
特に、何かを待っている状況で、相手に次の行動を提案したり、待機中にできることを伝えたりするときに役立ちます。
日常会話で使える例文例文1:友人との待ち合わせ
A: The restaurant is still preparing our table.
B: Okay. What should we do in the meantime?
和訳:
A:レストランでは、まだテーブルを準備しているみたい。
B:わかった。その間、何をしようか?
例文2:料理をしている場面
A: The soup needs another 15 minutes.
B: In the meantime, I'll prepare the salad.
和訳:
A:スープはあと15分かかるよ。
B:その間に、サラダを準備するね。
例文3:友人との電話
I'll check the schedule. In the meantime, please think about which date works best for you.
和訳:スケジュールを確認するね。その間に、どの日が一番都合がいいか考えておいて。
例文4:修理を待つ場面
My phone is being repaired. In the meantime, I'm using my old one.
和訳:スマートフォンを修理に出しています。その間は古いものを使っています。
ビジネス英語で使える例文ビジネスでは、in the meantimeを使うことで、次の対応が完了するまでの行動を明確にできます。
特に、顧客対応、進捗報告、社内連絡、納期調整などで便利です。
例文1:資料の確認を依頼する
We will send you the revised proposal tomorrow. In the meantime, please review the attached documents.
和訳:修正した提案書は明日お送りします。それまでの間、添付資料をご確認ください。
例文2:システム復旧を案内する
Our IT team is working to restore the system. In the meantime, please use the backup service.
和訳:ITチームがシステムの復旧に取り組んでいます。その間はバックアップサービスをご利用ください。
例文3:顧客への進捗報告
We are currently reviewing your request. In the meantime, we appreciate your patience.
和訳:現在、ご依頼内容を確認しております。その間、お待ちいただけますと幸いです。
例文4:会議で次の作業を指示する
We will confirm the final budget next week. In the meantime, let's proceed with the initial planning.
和訳:最終予算は来週確定します。それまでの間、初期計画を進めましょう。
例文5:プロジェクトの進行状況を説明する
The development team is fixing the remaining issues. In the meantime, our marketing team is preparing the launch materials.
和訳:開発チームは残っている問題を修正しています。その間、マーケティングチームは発売用の資料を準備しています。
ビジネスメールでの自然な使い方ビジネスメールでは、単に「お待ちください」と伝えるよりも、その期間に相手ができることを具体的に示すと、実務的で分かりやすい文章になります。
例えば、次のような構成です。
英文メールの例
Subject: Project Update
Dear Mr. Smith,
We are currently finalizing the project schedule and expect to share the completed version by Friday.
In the meantime, please review the attached materials and let us know if you have any questions.
Thank you for your cooperation.
Best regards,
[Your Name]
日本語訳
件名:プロジェクトの進捗について
スミス様
現在、プロジェクトのスケジュールを最終調整しており、金曜日までに完成版をお送りする予定です。
それまでの間、添付資料をご確認いただき、ご質問がございましたらお知らせください。
ご協力ありがとうございます。
このように、in the meantimeを使えば、次の連絡までの間に相手にしてほしいことを自然につなげられます。
なお、取引先への連絡では、表現そのものよりも、期限や依頼内容を具体的に伝えることが大切です。
【類語・発音・注意点】in the meantimeを間違えずに使うコツ
基本的な意味を理解していても、似た表現との混同や、語順の誤りによって不自然な英文になる場合があります。
ここでは、実際に使う際に押さえておきたいポイントを整理します。
in the meantimeの発音Cambridge Dictionaryに掲載されているmeantimeの発音記号は、イギリス英語・アメリカ英語ともに次のとおりです。
in the meantime
/ɪn ðə ˈmiːn.taɪm/
カタカナの目安:イン・ザ・ミーンタイム
| 部分 | 発音のポイント |
|---|---|
| in | イン |
| the | ザに近い弱い音 |
| mean | ミーン。長い「イー」 |
| time | タイム |
特に注意したいのは、meanの母音です。
「ミンタイム」のように短く発音するのではなく、/iː/の音を意識して「ミーン」と伸ばします。
また、timeは「ティーム」ではなく「タイム」です。
meantime自体のアクセントは、最初の音節に置かれます。
覚えておきたい類語・言い換え表現状況に応じて別の表現を使うと、英文の幅が広がります。
| 類語・表現 | 意味 | 使い方 |
|---|---|---|
| meanwhile | その間に、一方で | 同時進行・対比 |
| in the interim | その間、暫定期間中 | フォーマルな文章 |
| during that time | その期間中 | 時間の説明 |
| until then | それまで | 次の時点を強調 |
| while waiting | 待っている間 | 待機中の行動 |
| for now | 今のところ | 現時点の一時的な状態 |
例えば、ビジネス文書で少しフォーマルな印象にしたい場合は、in the interimも選択肢になります。
We will complete the review next week. In the interim, please continue with the current procedure.
和訳:確認作業は来週完了する予定です。それまでの間は、現在の手順を継続してください。
一方、日常会話では「while waiting」や「for now」のほうが簡潔に伝わることもあります。
よくある間違いと正しい使い方間違い1:theを省略する
- 不自然:In meantime, I'll wait here.
- 正しい:In the meantime, I'll wait here.
標準的な表現はin the meantimeです。theを忘れないようにしましょう。
間違い2:mean timeと2語に分ける
時間の間を意味する慣用表現では、通常meantimeと1語で書きます。
- 標準的:in the meantime
- 避けたい形:in the mean time
間違い3:接続詞のように使う
in the meantimeは、それ自体が2つの独立した文を接続する接続詞ではありません。
- 不自然:The train is late, in the meantime, let's get coffee.
- 自然:The train is late. In the meantime, let's get coffee.
2つの独立した文をつなぐ場合は、ピリオドやセミコロンを使うと明確になります。
間違い4:すべての場面でfor the time beingに置き換える
「その間」と「当面」は日本語では似ていますが、英語では伝えたい時間の関係が異なります。
次の予定までの期間を説明したいのか、現在の一時的な状態を説明したいのかを考えて選びましょう。
【プロの結論】自然な英語にするための判断基準in the meantimeを使いこなすために、最初から細かい文法用語を暗記する必要はありません。
実際の英会話や英文メールでは、次の3つを判断基準にすると便利です。
1. 次の出来事までの時間を説明したいか? そうであればin the meantimeが適しています。
2. 別の人や物の同時進行を説明したいか? meanwhileが使いやすい表現です。
3. 今の状態が一時的に続くことを伝えたいか? for the time beingを検討しましょう。
特にビジネス英語では、in the meantimeの後ろに具体的な行動を置くことがポイントです。
「その間に何をするのか」を明確にすれば、相手にとっても次の対応が分かりやすくなります。
【よくある質問】in the meantimeに関するFAQ
Q1:in the meantimeは日本語で何と訳しますか?
「その間に」「そうしている間に」「それまでの間に」などと訳します。前後の文章に応じて自然な日本語を選ぶことが大切です。
Q2:in the meantimeとmeanwhileは同じ意味ですか?
どちらも「その間に」という意味で使われ、置き換えられる場面も多くあります。ただし、in the meantimeは2つの出来事の間の期間、meanwhileは同時進行や状況の対比を意識させる傾向があります。
Q3:in the meantimeは文頭で使えますか?
使えます。「In the meantime,+主語+動詞」の形が一般的です。文頭に置く場合は、通常、その直後にコンマを付けます。
Q4:in the meantimeはビジネスメールでも使えますか?
使えます。次の連絡や対応が完了するまでに、相手にしてほしいことを伝える際に便利です。例えば「In the meantime, please review the attached documents.」は「それまでの間、添付資料をご確認ください」という意味です。
Q5:in the meantimeとfor the time beingの違いは何ですか?
in the meantimeは次の出来事までの期間、for the time beingは当面続く一時的な状態を表す傾向があります。明確な終了時点があるかどうかも判断材料になります。
Q6:in the meantimeの発音は?
「イン・ザ・ミーンタイム」が目安です。meantimeの発音記号は/ˈmiːn.taɪm/で、最初の音節を強く発音します。
Q7:in the meantimeのtheを省略できますか?
基本的には省略しません。標準的な表現はin the meantimeです。なお、文頭ではMeantime, ...という形もありますが、こちらはややくだけた用法です。
「in the meantime」は、「その間に」「それまでの間に」という意味を持ち、日常会話からビジネス英語まで幅広く使える便利な表現です。
押さえておきたい要点は次のとおりです。
- 基本の意味は「その間に」「それまでの間に」。
- 文頭・文中・文末のいずれにも置ける。
- 文頭では「In the meantime, ...」の形が使いやすい。
- meanwhileは同時進行や対比、for the time beingは一時的な状態に重点がある。
- ビジネスメールでは、次の対応までに行う作業を伝えるときに便利。
- 発音は「イン・ザ・ミーンタイム」が目安。
英語表現を自然に使いこなすには、日本語訳だけを暗記するのではなく、どの時間を基準にしているのかを理解することが大切です。
まずは「The meeting starts at 3. In the meantime, let's prepare the documents.(会議は3時に始まります。それまでの間、資料を準備しましょう)」のような短い英文から練習してみてください。
時間のつながりを意識できるようになると、in the meantimeだけでなく、meanwhileやfor the time beingも適切に使い分けられるようになります。
参考辞書: Cambridge Dictionary、Oxford Learner's Dictionaries、Merriam-Webster。