今回の地震の概要は次のとおりです。
2026年11月6日 発生地震震度2

観測された最大震度
発生時刻
午前3時05分ごろ
震源地
福島県沖
マグニチュード
M4.3
震源の深さ
約80km
震央の緯度
北緯37.8度
震央の経度
東経141.5度
情報発表:11月6日午前3時09分ごろ/気象庁発表情報に基づく
震源は福島県沖の北緯37.8度、東経141.5度付近です。
震源の深さは約80km。地表に近い浅い地震とは異なり、地下の比較的深い場所で発生した地震です。
今回の震源情報で注目したいのは、福島県だけでなく、岩手県、宮城県、山形県にも揺れが広がったことです。
本日の最大震度は2、4県で観測最大震度2を観測したのは次の4県です。
- 岩手県
- 宮城県
- 山形県
- 福島県
震度1を含めると、各県のより広い範囲で揺れが観測されています。
特に宮城県では仙台市の一部や石巻市、登米市などでも震度2が記録されました。
【最大震度2を観測】各地の揺れと観測地域を詳しく確認
今回の地震では、東北地方の太平洋側を中心に揺れが観測されました。
同じ県内でも震度は異なります。気象庁の震度は、各地に設置された震度計による観測結果であり、県全体が同じ強さで揺れたという意味ではありません。
震度2を観測した市町村| 都道府県 | 震度2の観測地域 |
|---|---|
| 岩手県 | 一関市 |
| 宮城県 | 登米市、栗原市、大崎市、色麻町、涌谷町、宮城美里町、名取市、角田市、岩沼市、蔵王町、柴田町、宮城川崎町、亘理町、山元町、仙台市若林区・太白区・泉区、石巻市、松島町、大衡村 |
| 山形県 | 中山町、米沢市 |
| 福島県 | 二本松市、田村市、福島伊達市、国見町、川俣町、玉川村、小野町、相馬市、南相馬市、富岡町、大熊町、浪江町、新地町 |
震度1は、最大震度2を観測した地域の周辺にも広がりました。
- 岩手県:北上市、遠野市、奥州市、平泉町、大船渡市、陸前高田市、釜石市、住田町、大槌町、盛岡市など
- 宮城県:気仙沼市、南三陸町、白石市、塩竈市、多賀城市、東松島市、富谷市、女川町、仙台市青葉区・宮城野区など
- 山形県:山形市、寒河江市、上山市、天童市、東根市、南陽市、高畠町など
- 福島県:福島市、郡山市、白河市、須賀川市、本宮市、いわき市、双葉町、飯舘村など
気象庁の震度階級関連解説表によると、震度2では屋内で静かにしている人の大半が揺れを感じます。
眠っている人の中には目を覚ます人もおり、電灯などのつり下げ物がわずかに揺れる場合があります。
震度2は一般に大きな被害が発生するような揺れではありませんが、建物の階数や地盤、家具の設置状況によって体感は変わります。
「最大震度2だから、どこでも同じ揺れだった」と考えないことが大切です。
【2026年11月の地震履歴】過去数日の発生状況を一覧で比較
本日の地震だけでなく、直近数日間の発生状況を確認すると、日本各地で異なる規模の地震が発生していることが分かります。
気象庁の緊急地震速報発表履歴や地震情報の履歴を参考に、主な地震を整理しました。
11月3日~11月6日の主な地震出典:気象庁の緊急地震速報発表履歴、Yahoo!天気・災害の地震履歴。各地震の速報値・公表値を整理。
履歴から分かる3つの注目点1.福島県沖周辺では複数の地震が記録されている
11月5日には宮城県沖でM4.1の地震が発生し、翌6日には福島県沖でM4.3の地震が観測されました。
ただし、震源地が近いというだけで、両者が直接的な因果関係を持つとは判断できません。
2.震源が離れた地域でも地震が発生している
11月5日には鹿児島県薩摩地方、千葉県南東沖でも地震がありました。
日本列島では複数のプレートや地殻構造が関係しており、地域ごとに異なる地震活動が起こります。
3.マグニチュードと最大震度は比例するとは限らない
11月4日の硫黄島近海ではM5.4の地震が発生しましたが、最大震度は1でした。
一方、11月5日の鹿児島県薩摩地方ではM2.8の地震で最大震度2を観測しています。
これは、震源の深さや観測地点までの距離、地盤の状態などによって、実際の揺れ方が異なるためです。
なお、11月1日には三重県南東沖でM6.1、最大震度3の地震も記録されています。10月29日には千葉県北東部で最大震度5弱を観測したM5.5の地震もありました。直近の履歴を見る際には、単日の地震だけでなく、数週間単位の活動状況にも目を向ける必要があります。
【津波警報・緊急地震速報】現在の発表状況と注意すべき情報
地震発生後、まず確認したいのが津波情報と緊急地震速報です。
今回の福島県沖の地震では、津波の心配はないと発表されています。
津波警報・津波注意報は発表された?
今回の地震による津波警報・注意報
今回の地震については、津波による被害の心配はありません。
気象庁は、地震の震源や規模などから沿岸での津波の可能性を評価し、大津波警報、津波警報、津波注意報などを発表します。
通常、地震発生から約3分を目標に発表する仕組みです。
津波の心配がない場合は、その旨を地震情報に含めて発表します。
ただし、今後別の地震が発生した場合は状況が変わります。沿岸部にいる人は、今回の地震の情報だけでなく、その後の気象庁の発表も確認してください。
緊急地震速報は発表された?今回の地震について、気象庁の緊急地震速報(予報)の発表履歴には、11月6日午前3時05分の記録があります。
一方、同ページの警報発表欄には発表を示す印がありません。
ここで理解しておきたいのが、緊急地震速報には「予報」と「警報」の2種類があることです。
- 緊急地震速報(予報):地震計のデータから震源や規模、予測震度などを計算して提供する情報。
- 緊急地震速報(警報):強い揺れが予想される地域に対して、一般向けに危険を知らせる情報。
警報は、最大震度5弱以上、または長周期地震動階級3以上が予想される場合などに発表されます。
今回のように最大震度2となった地震では、予報の記録があることと、一般向けの警報が発表されたことを混同しないようにしましょう。
震度速報と震源・震度情報の違い地震発生後に気象庁が発表する情報には、それぞれ役割があります。
- 震度速報:震度3以上を観測した地域名などを速報する情報。
- 震源に関する情報:震源の場所やマグニチュードなどを伝える情報。
- 震源・震度情報:震源やマグニチュードに加え、震度1以上を観測した地域・地点などを伝える情報。
今回の最大震度は2のため、震度速報の発表基準には達していません。一方、震源や各地の観測震度を確認するには、震源・震度情報が重要です。
【なぜ地震は発生する?】福島県沖の地震とプレートの動きを解説
日本で地震が多く発生する背景には、複数のプレートが接する地理的な特徴があります。
今回の福島県沖の地震を理解するためにも、地震が発生する基本的な仕組みを知っておきましょう。
地震発生の理由は地下の岩盤のずれ地震は、地下の岩盤に力が加わり、耐えきれなくなった部分が急激にずれることで発生します。
この現象を説明する基本的な考え方がプレートテクトニクスです。
地球の表面は複数のプレートで覆われており、それぞれが少しずつ移動しています。
日本周辺では、太平洋プレートやフィリピン海プレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいます。そのため、プレート境界やプレート内部に力が加わり、さまざまなタイプの地震が発生します。
震源の深さ80kmが示すもの今回の震源は約80kmの深さです。
震源が深い場合、地表に近い場所で発生する地震とは、揺れの伝わり方や各地の震度分布が異なることがあります。
ただし、震源の深さだけで地震の危険性を判断することはできません。
今回の地震がプレート境界で発生したのか、沈み込むプレート内部で発生したのかについても、深さと震央の情報だけで断定することはできません。
マグニチュードと震度の違いを理解する地震情報で混同されやすいのが、マグニチュードと震度です。
マグニチュードは地震そのものの規模、震度は特定の場所で観測された揺れの強さを表します。
気象庁の解説では、マグニチュードが1大きくなると地震のエネルギーは約32倍になるとされています。
例えば、同じM4.3の地震でも、震源に近い地域と遠い地域では観測される震度が異なります。
また、地盤の性質や建物の構造によっても体感は変わります。
数字を確認するときは、Mだけでなく、最大震度と各地の観測地点を合わせて見ることが大切です。
【地震発生状況を現在確認する方法】震央分布図と防災情報の活用
地震情報を確認するときは、単発の速報だけで判断せず、複数の公的情報を組み合わせることが重要です。
震央分布図で地震活動の広がりを見る震央分布図とは、地震が発生した場所を地図上に表示したものです。
地震の発生位置を点で示すことで、どの地域で地震活動が見られるのかを把握できます。
確認するときは、次のポイントに注目してください。
- 直近24時間の震央分布
- 過去7日間の地震発生位置
- 過去30日間の地震活動の広がり
- 同じ地域で地震が繰り返し発生しているか
- 震源の深さやマグニチュードの違い
ただし、震央の点が集中しているからといって、必ず大地震が発生するという意味ではありません。地震活動の傾向を把握するための資料として活用してください。
信頼できる地震情報の確認先速報を確認する際は、情報の発信元と更新時刻を確認しましょう。
| 情報源 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 気象庁 | 地震情報、震源、震度、津波、緊急地震速報 |
| 防災科学技術研究所 Hi-net | 高感度地震観測網による震源情報 |
| 地震調査研究推進本部 | 地震活動や長期評価に関する情報 |
| 自治体の防災情報 | 避難情報、地域の被害・防災対応 |
特に気象庁の地震情報は、発生時刻や震源の深さ、マグニチュード、各地の震度を確認する基本資料です。
速報値は観測データが増えることで後から修正される場合もあります。発表時刻と更新時刻の両方を確認する習慣をつけましょう。
地震が発生した後に確認したい防災チェックリスト震度2程度の地震でも、日常生活の中で確認しておきたいことがあります。
- 家具や棚の上から物が落ちていないか確認する
- ガラスや食器などの破損がないか確認する
- ガスや電気などに異常がないか確認する
- 家族や同居者の安全を確認する
- スマートフォンの充電と防災用品を確認する
- 気象庁や自治体の最新情報を確認する
特に寝ている間に揺れを感じた場合は、慌てて移動せず、周囲の安全を確認してから行動してください。
また、沿岸部では津波警報・注意報が発表された場合、ただちに高台や指定された避難場所へ移動する必要があります。
【本日の地震】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月6日の地震はどこで発生しましたか?
A1:11月6日午前3時05分ごろ、福島県沖で発生しました。震源の深さは約80km、マグニチュードは4.3です。
Q2:本日の地震で最大震度はいくつでしたか?
A2:最大震度は2です。岩手県、宮城県、山形県、福島県で観測されました。
Q3:今回の地震で津波警報や津波注意報は発表されましたか?
A3:今回の福島県沖の地震による津波の心配はありません。津波警報・注意報の発表を伴う地震ではありませんでした。
Q4:マグニチュード4.3は大きな地震ですか?
A4:M4.3は地震の規模を示す数値です。実際の揺れの強さは震源の深さや距離、地盤によって変わります。今回の最大震度は2でした。
Q5:今後も福島県沖で地震が発生する可能性はありますか?
A5:日本周辺では日常的に地震活動が続いています。ただし、今回の地震だけを根拠に、次の地震の発生時刻や規模を予測することはできません。最新の地震情報と防災情報を継続して確認してください。
2026年11月6日午前3時05分ごろ、福島県沖でマグニチュード4.3、震源の深さ約80kmの地震が発生しました。最大震度は2で、岩手県、宮城県、山形県、福島県の4県で観測されています。
今回の地震による津波の心配はありません。
今回の情報から押さえておきたい要点は3つです。
1. 発生情報を正確に確認すること。 発生時刻、震源地、マグニチュード、震源の深さ、最大震度をセットで把握する。
2. 速報と警報を区別すること。 緊急地震速報の予報、警報、震度速報、津波情報はそれぞれ役割が異なる。
3. 日頃から防災への備えを続けること。 家具の固定、避難場所の確認、非常用品の準備を怠らない。
【プロの結論】
地震情報を見る際に最も大切なのは、マグニチュードの数字だけで危険性を判断しないことです。
同じ規模の地震でも、震源の位置や深さ、地盤の状態によって各地の揺れは変わります。また、津波の危険性は震度だけでは判断できません。
本日の地震が小規模だったとしても、それを理由に今後の防災対策を後回しにする必要はありません。
気象庁の最新発表を確認し、自治体の避難情報や地域の防災計画を把握しておくことが、いざというときの安全につながります。
記事情報基準:2026年11月6日午前4時32分(日本時間)。地震情報は速報値であり、気象庁による後日の更新・修正により数値が変わる場合があります。