ホーム スポーツ 【2026年版】WBC 2023予選参加国12カ国一覧!通過4カ国と予選結果・本大会出場国を徹底解説

【2026年版】WBC 2023予選参加国12カ国一覧!通過4カ国と予選結果・本大会出場国を徹底解説

津田 美咲 津田 美咲 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、過去最多となる20カ国・地域が参加した大会です。その出場枠のうち、16チームは2017年大会の参加実績によって出場が決まり、残る4枠を争って2022年9月から10月にかけて予選が開催されました。

WBC 2023の予選参加国は、ドイツのレーゲンスブルク開催とパナマのパナマシティ開催に分かれ、それぞれ6カ国、合計12カ国。最終的に本大会への出場権を獲得したのは、イギリス、チェコ、パナマ、ニカラグアの4カ国です。2026年現在、当時の予選参加国一覧から開催日程、試合結果、通過順位、本大会のプール分けまで振り返ります。

【全12カ国一覧】WBC 2023の予選参加国はドイツ開催・パナマ開催の各6カ国

wbc2023予選参加国

WBC 2023の予選は、ヨーロッパ・アフリカを中心としたグループと、アメリカ大陸・オセアニアなどのチームが集まるグループに分かれて実施されました。

World Baseball Classic, Inc.が2022年9月1日に発表した公式日程によると、開催地と参加国は次のとおりです。

レーゲンスブルク予選の参加国(ドイツ開催)

欧州・アフリカ予選

開催期間:2022年9月16日~21日

開催地:ドイツ・レーゲンスブルク

会場:アルミン・ウルフ・アリーナ(Armin-Wolf-Arena)

参加国は以下の6カ国です。

1. ドイツ代表
2. チェコ代表
3. フランス代表
4. イギリス代表
5. 南アフリカ代表
6. スペイン代表

開催国ドイツをはじめ、ヨーロッパの野球強豪国や南アフリカが参加しました。

パナマシティ予選の参加国(パナマ開催)

アメリカ大陸・オセアニアなどの予選

開催期間:2022年9月30日~10月5日

開催地:パナマ・パナマシティ

会場:ロッド・カルー・ナショナル・スタジアム(Rod Carew National Stadium)

参加国は以下の6カ国です。

1. パナマ代表
2. アルゼンチン代表
3. ブラジル代表
4. ニュージーランド代表
5. ニカラグア代表
6. パキスタン代表

開催国パナマに加え、南米のアルゼンチンやブラジル、中米のニカラグア、オセアニアのニュージーランド、アジアのパキスタンが参加しました。

このように、予選には異なる地域の代表チームが集結。合計12カ国が4つの本大会出場枠を争いました。

【レーゲンスブルク予選結果】イギリスとチェコが本大会出場を決定

ドイツ開催のレーゲンスブルク予選では、イギリス代表とチェコ代表が勝ち抜きました。

特に注目されたのは、イギリス代表がスペイン代表との直接対決で見せた劇的な逆転劇です。

イギリス代表はスペインに10対9で劇的勝利

イギリス代表は予選序盤から好調でした。

フランス代表と開催国ドイツ代表を相手に連勝し、2試合で合計22得点を記録。ドイツ戦ではハリー・フォードの本塁打も勝利に貢献しました。

そして、本大会出場を懸けたスペイン代表との試合では、さらに劇的な展開が待っていました。

試合途中で8対3と5点をリードされたイギリスでしたが、そこから反撃。最終的に10対9で逆転勝利を収め、本大会への出場権を獲得しました。

この勝利は、イギリス代表にとってWBC本大会初出場を決める歴史的な結果となりました。

チェコ代表は敗者復活からスペインを撃破

もう一つの出場枠を獲得したのがチェコ代表です。

チェコは予選でスペインに7対21という大差で敗れ、一度は敗退の危機に追い込まれました。

しかし、その後の敗者復活戦でフランスとドイツを破り、再びスペインと対戦する機会を得ます。

最後の出場権を懸けた試合では、チェコがスペインを3対1で撃破。苦しい展開を乗り越えて、本大会初出場を決めました。

特筆すべきなのは、チェコ代表がプロ選手中心ではなく、アマチュア選手を多く含むチームだったことです。野球の競技環境や選手層の違いを乗り越え、強豪スペインを破ったことは予選の大きな見どころでした。

【パナマシティ予選結果】パナマとニカラグアが本大会への切符を獲得

パナマシティ予選では、開催国パナマとニカラグアが出場権を獲得しました。

ブラジル代表も序盤に連勝するなど好調でしたが、最終的にはパナマとニカラグアが上回りました。

パナマ代表はブラジルに4対0で完封勝利

パナマ代表は地元開催の利点を生かし、予選を順調に勝ち進みました。

特にアルゼンチン代表との試合では11対0と圧勝。アレン・コルドバやルーベン・テハダらの活躍もあり、攻守で存在感を示しました。

そして2022年10月4日、本大会出場を懸けたブラジル代表との試合で4対0の完封勝利を収めます。

複数の投手による継投でブラジル打線を3安打に抑え、パナマは2009年以来となるWBC本大会出場を決めました。

ニカラグア代表はブラジルとの再戦を制して初出場

ニカラグア代表は、予選の初戦でブラジルに1対4で敗れました。

しかし、パキスタンを12対0で下すと、アルゼンチンとの試合も6対5で勝利。敗者復活の道を進み、再びブラジルと対戦することになります。

2022年10月5日の最終戦では、ニカラグアがブラジルを3対1で撃破しました。

投手オスマン・グティエレスが6イニングでブラジル打線を1失点に抑えたことが勝利の大きな要因です。

この結果、ニカラグアはWBC本大会への初出場を決定。長年待ち望んでいた世界大会への切符を手にしました。

野球が盛んな国として知られるニカラグアにとって、歴史的な出来事となりました。

【12カ国の結果を比較】WBC 2023予選通過国と敗退国の関係一覧

ここまでの予選結果を、参加国ごとに整理します。

重要なのは、12カ国すべてが同じ条件で本大会を目指したものの、出場権を獲得できたのは各会場の上位2チームだけだったことです。

予選参加国・開催地・結果の比較表
開催地 参加国 予選結果 本大会 ドイツ イギリス スペインに10対9で勝利 出場決定 ドイツ チェコ スペインに3対1で勝利 出場決定 ドイツ スペイン イギリス・チェコに敗北 予選敗退 ドイツ ドイツ チェコ・イギリスなどに敗北 予選敗退 ドイツ フランス 予選敗退 予選敗退 ドイツ 南アフリカ 予選敗退 予選敗退 パナマ パナマ ブラジルに4対0で勝利 出場決定 パナマ ニカラグア ブラジルに3対1で勝利 出場決定 パナマ ブラジル パナマ・ニカラグアに敗北 予選敗退 パナマ アルゼンチン ニカラグアなどに敗北 予選敗退 パナマ ニュージーランド 予選敗退 予選敗退 パナマ パキスタン 予選敗退 予選敗退

出典:MLB公式の2022年予選試合記録および予選総括。敗退国については最終順位ではなく、本大会出場の有無を表示。

予選通過国は開催地ごとに2カ国ずつ

結果を整理すると、以下の4カ国が2023年大会への出場を決めました。

- レーゲンスブルク予選:イギリス、チェコ
- パナマシティ予選:パナマ、ニカラグア

なお、各予選はダブルエリミネーション方式で実施されたため、一般的な総当たりリーグ戦のような1位から6位までの単純な順位表とは異なります。

そのため、予選通過国と予選敗退国を区別することが、当時の結果を正しく理解するポイントです。

【WBC 2023予選方式と日程】なぜ12カ国から4カ国だけが進出できたのか

WBC 2023の予選方式は、ダブルエリミネーション方式です。

これは、1度負けても敗者側のトーナメントで勝ち進むチャンスが残る仕組みで、2度敗れると敗退が決まります。

予選の基本ルール

- 参加国:12カ国
- 予選会場:2カ所
- 各会場の参加国:6カ国
- 試合方式:ダブルエリミネーション
- 各会場の通過枠:2カ国
- 本大会進出枠:合計4カ国

この方式では、初戦で敗れたチームにも挽回の機会があります。

実際、チェコとニカラグアは初戦や途中の試合で敗れながら、敗者側の試合を勝ち上がって本大会出場を決めました。

WBC 2023予選の日程一覧
日程 開催地 主な内容
2022年9月16日 レーゲンスブルク 予選開始
2022年9月17日 レーゲンスブルク 勝者側の試合
2022年9月18日 レーゲンスブルク 敗者側の試合
2022年9月20日 レーゲンスブルク イギリスが出場権獲得
2022年9月21日 レーゲンスブルク チェコが出場権獲得
2022年9月30日 パナマシティ 予選開始
2022年10月1日 パナマシティ 勝者側の試合
2022年10月2日 パナマシティ 敗者側の試合
2022年10月4日 パナマシティ パナマが出場権獲得
2022年10月5日 パナマシティ ニカラグアが出場権獲得

※各日程は現地開催日です。試合のない日もあり、すべての参加国が毎日試合を行ったわけではありません。

この予選日程は、2022年9月1日に発表されたMLB公式スケジュールに基づいています。

2023年大会はなぜ20カ国に拡大した?

2017年大会までの本大会は16チームで構成されていました。

2023年大会では、これを20チームに拡大。2017年大会に参加した16チームが招待によって出場権を得て、残る4枠を予選で決める方式になりました。

つまり、予選は単に参加国を決めるための試合ではありません。世界大会の参加国を広げ、これまで本大会に出場する機会が少なかった国々にも挑戦の場を提供する役割を担っていたのです。

【本大会20カ国のプール分け】初出場国と復帰国にも注目

予選を勝ち抜いた4カ国は、2023年3月に開催された本大会で、それぞれ異なるプールに組み込まれました。

本大会は2023年3月8日から21日まで開催。台湾、日本、アメリカの複数都市を舞台に、20カ国・地域が世界一を争いました。

WBC 2023本大会のプール分け


プールA:台中(台湾)

- チャイニーズ・タイペイ
- オランダ
- キューバ
- イタリア
- パナマ(予選通過)

プールB:東京(日本)

- 日本
- 韓国
- オーストラリア
- 中国
- チェコ(予選通過)

プールC:フェニックス(アメリカ)

- アメリカ
- メキシコ
- コロンビア
- カナダ
- イギリス(予選通過)

プールD:マイアミ(アメリカ)

- プエルトリコ
- ベネズエラ
- ドミニカ共和国
- イスラエル
- ニカラグア(予選通過)

各プール5チームによる1次ラウンドが行われ、上位2チームが準々決勝へ進出する仕組みでした。

特に日本が所属したプールBには、予選を突破したチェコが入りました。日本代表とチェコ代表の対戦は、日本の野球ファンにとっても新鮮な国際試合となりました。

WBC 2023の初出場国はイギリス・チェコ・ニカラグア

2023年大会では、3カ国がWBC本大会に初めて参加しました。

イギリス代表

レーゲンスブルク予選でスペインを破り、初出場を決めました。プールCに入り、アメリカ、メキシコ、コロンビア、カナダと対戦しました。

チェコ代表

アマチュア選手を中心とするチーム構成ながら、予選でスペインを破る快挙を達成。プールBで日本や韓国などと対戦しました。

ニカラグア代表

パナマシティ予選でブラジルとの再戦を制し、初めて本大会に進出。プールDに入り、プエルトリコやドミニカ共和国などの強豪国と同組になりました。

パナマ代表は2009年以来14年ぶりの復帰

4カ国のうち、パナマだけは本大会初出場ではありません。

パナマは2006年と2009年の大会に参加していましたが、その後の大会では出場を逃していました。

2022年の予選を開催国として勝ち抜き、2023年大会で14年ぶりに復帰したのです。

つまり、2023年の予選通過国4カ国は、次のように分類できます。

分類 国名
本大会初出場 イギリス
本大会初出場 チェコ
本大会初出場 ニカラグア
2009年以来の復帰 パナマ

この3カ国の初出場とパナマの復帰は、20カ国への大会拡大によって生まれた象徴的な変化でした。

【プロの結論】WBC 2023予選から読み取れる世界野球の勢力図の変化

WBC 2023の予選を振り返ると、単純に強豪国が勝ち上がっただけではないことが分かります。

特に注目すべきなのは、イギリス、チェコ、ニカラグアという3カ国が初めて本大会への切符を獲得したことです。

1. 欧州野球の成長を示したイギリスとチェコ

イギリスとチェコは、ともにレーゲンスブルク予選から本大会へ進みました。

イギリスはスペインとの接戦を制し、チェコは敗者復活から再びスペインを破りました。

チェコについては、アマチュア選手を中心とした代表チームが本大会に進んだことも注目点です。

選手の所属リーグや競技環境だけでは国際大会での競争力を判断できないことを示す結果でした。

2. 中米の野球文化を象徴するパナマとニカラグア

パナマとニカラグアは、いずれも野球が根付いた中米の国です。

パナマは過去のWBC出場経験を持ち、開催国としてブラジルを破って復帰を果たしました。

一方、ニカラグアは過去の予選で本大会出場を逃してきた経緯があり、2022年の勝ち上がりは長年の目標を実現する結果となりました。

この2カ国の進出は、中米野球の国際的な存在感を改めて示すものでした。

3. 予選参加国12カ国と本大会出場国20カ国は別の数字

検索時に間違えやすいのが、予選参加国と本大会参加国の混同です。

- 予選参加国:12カ国
- 予選通過国:4カ国
- 2017年大会から招待された国:16カ国
- 2023年本大会参加国・地域:20カ国

この4つの数字を区別すれば、WBC 2023の出場国決定の仕組みを正しく理解できます。

2023年大会の大きな意義は、単に参加チームを4つ増やしたことではありません。これまで本大会に出場していなかった国にも、世界の舞台で戦う機会を広げたことにあります。

WBC 2023予選参加国に関するよくある質問(FAQ)

Q1:WBC 2023の予選参加国は全部で何カ国ですか?

A1:全部で12カ国です。ドイツのレーゲンスブルク予選に6カ国、パナマシティ予選に6カ国が参加しました。

Q2:WBC 2023の予選を通過した国はどこですか?

A2:イギリス、チェコ、パナマ、ニカラグアの4カ国です。各予選会場から2カ国ずつ本大会への出場権を獲得しました。

Q3:レーゲンスブルク予選の参加国はどこですか?

A3:ドイツ、チェコ、フランス、イギリス、南アフリカ、スペインの6カ国です。イギリスとチェコが予選を突破しました。

Q4:パナマシティ予選の参加国はどこですか?

A4:パナマ、アルゼンチン、ブラジル、ニュージーランド、ニカラグア、パキスタンの6カ国です。パナマとニカラグアが本大会出場を決めました。

Q5:WBC 2023で初出場した国はどこですか?

A5:イギリス、チェコ、ニカラグアの3カ国です。パナマは初出場ではなく、2009年以来14年ぶりの復帰でした。

Q6:WBC 2023の予選はいつ開催されましたか?

A6:2022年9月16日から21日までドイツのレーゲンスブルクで、同年9月30日から10月5日までパナマシティで開催されました。

Q7:WBC 2023の本大会には何カ国が出場しましたか?

A7:20カ国・地域です。2017年大会の参加16チームに、予選を突破した4チームを加えた構成でした。

WBC 2023の予選には、ドイツ開催とパナマ開催の2会場に合計12カ国が参加しました。

最終的に本大会への出場を決めたのは、イギリス、チェコ、パナマ、ニカラグアの4カ国です。

特に、イギリスとチェコはヨーロッパ野球の新たな可能性を示し、ニカラグアは悲願の本大会初出場を実現。パナマは14年ぶりに世界大会へ戻ってきました。

2023年大会は20カ国・地域への拡大という節目でもあり、WBCの国際的な広がりを象徴する大会となりました。

2026年に過去の大会を振り返る際も、予選参加国12カ国、通過国4カ国、本大会20カ国・地域という3つの数字を押さえておけば、出場国決定の経緯を整理できます。

予選の結果だけでなく、各国が本大会に進出した背景まで知ることで、WBCという国際大会の魅力をより深く理解できるはずです。

主な参考資料:MLB公式「World Baseball Classic Qualifiers 2022」「2022 World Baseball Classic Qualifiers recap」「Dates, venues and pools announced for 2023 World Baseball Classic」、WBSC公式2023年大会資料。

同じカテゴリの記事

津田 美咲

スポーツ報道7年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

おすすめの関連記事