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【2026年大会結果】ウー・チャイェンが混戦を制して優勝!

室井 健太 室井 健太 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

2026年の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンは、台湾出身のウー・チャイェンが優勝しました。最終日の4月12日、首位からスタートしたウーは5バーディー、3ボギーの70で回り、3日間の合計を206ストローク、通算10アンダーとしました。

これでウーは2026年シーズン初勝利を達成。2025年11月の大王製紙エリエールレディスに続く、JLPGAツアー通算2勝目となりました。22歳のウーにとって、シーズン序盤の重要なタイトルです。

2026年最終順位・上位選手



優勝:ウー・チャイェン
通算10アンダー

206

スタジオアリス女子オープン

68・68・70/3日間合計ストローク

順位 選手 通算スコア
1位 ウー・チャイェン -10
2位タイ 岩井明愛 -8
2位タイ 佐久間朱莉 -8
4位 岡山絵里 -7
5位タイ 竹田麗央 -6
5位タイ 稲垣那奈子 -6
5位タイ 小林光希 -6
5位タイ 吉田鈴 -6
5位タイ 安田祐香 -6

出典:JLPGA公式記録、2026年4月12日最終成績。

最終日の勝負を分けたポイント

最終日は簡単な展開ではありませんでした。最終組が前半9ホールを終えた段階で、首位から1打差以内に9人がひしめく大混戦。傾斜の強いグリーンに風が加わり、時間の経過とともにグリーンが硬くなる難しいコンディションでした。

ウーは前半でスコアを1つ落としたものの、後半に立て直します。11番と16番で連続バーディーを奪い、後続との差を広げました。最終18番では50センチのボギーパットを沈め、通算10アンダーでフィニッシュしています。

特に注目されたのがパッティングです。コーチの勧めで長尺パターを投入したことも、優勝につながった要素として報じられました。難しいグリーンでリズムを崩さず、最後まで一打一打に集中したことが勝因の一つです。

【大会概要と賞金】石坂ゴルフ倶楽部で争われた1億円のタイトル

2026年大会は、JLPGAツアーのシーズン第6戦として開催されました。会場は埼玉県鳩山町にある石坂ゴルフ倶楽部。6,580ヤード、パー72のコースで、108人の選手が出場しました。

競技は3日間の54ホール・ストロークプレー。第1ラウンドと第2ラウンドの合計36ホール終了後、50位タイまでの選手が決勝ラウンドへ進む方式です。

2026年大会の基本データ
項目 内容
正式名称 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン
開催日 2026年4月10日(金)~12日(日)
会場 石坂ゴルフ倶楽部
所在地 埼玉県鳩山町
コース 6,580ヤード・パー72
出場人数 108人
競技方式 54ホール・ストロークプレー
賞金総額 1億円
優勝賞金 1,800万円
優勝者 ウー・チャイェン

賞金総額1億円の配分は?

本大会の賞金総額は1億円で、優勝者には1,800万円が贈られました。2位タイの2人にもそれぞれ790万円が配分され、上位選手の活躍に見合う賞金が設定されています。

順位 選手 獲得賞金
優勝 ウー・チャイェン 1,800万円
2位タイ 岩井明愛 790万円
2位タイ 佐久間朱莉 790万円
4位 岡山絵里 600万円
5位タイ 上位5位タイの5選手 各360万円

賞金額を見る際に注意したいのは、賞金総額と優勝賞金は別の数字だという点です。1億円は大会全体の賞金枠であり、優勝者がその全額を獲得するわけではありません。

石坂ゴルフ倶楽部の特徴

石坂ゴルフ倶楽部は、埼玉県の自然環境を生かしたゴルフコースです。2026年大会では、傾斜の大きなグリーンと風の影響が勝負を左右しました。

今回の優勝争いからも分かるように、単純な飛距離だけでなく、グリーン周辺の状況判断やパッティングの安定性が重要になります。特に最終日のように上位選手が密集する状況では、数センチのパットや1打の判断が優勝を左右します。

【歴代優勝者一覧】服部道子から安田祐香、ウー・チャイェンへ

スタジオアリス女子オープンの第1回大会は2005年に開催されました。初代優勝者は、日本女子ゴルフ界で賞金女王の経験を持つ服部道子です。

その後、横峯さくら、有村智恵、鈴木愛、申ジエ、稲見萌寧、山下美夢有など、各時代を代表する選手が優勝者に名を連ねてきました。

2005~2026年の歴代優勝者

大会公式サイトに掲載された歴代優勝者を開催年順にまとめました。

開催年 回数 優勝者
2005年 第1回 服部道子
2006年 第2回 李知姫
2007年 第3回 ペ・ジェヒ
2008年 第4回 辛炫周
2009年 第5回 横峯さくら
2010年 第6回 有村智恵
2011年 開催中止 ―
2012年 第7回 佐伯三貴
2013年 第8回 金ナリ
2014年 第9回 リ・スエド
2015年 第10回 成田美寿々
2016年 第11回 菊地絵理香
2017年 第12回 テレサ・ルー
2018年 第13回 鈴木愛
2019年 第14回 申ジエ
2020年 開催中止 ―
2021年 第15回 稲見萌寧
2022年 第16回 上田桃子
2023年 第17回 山下美夢有
2024年 第18回 阿部未悠
2025年 第19回 安田祐香
2026年 第20回 ウー・チャイェン

歴代優勝者から見る大会の変化

歴代優勝者の顔ぶれには、国内女子ゴルフの競争環境の変化が表れています。

2005年の初代女王・服部道子は、当時の日本女子ゴルフを代表する実力者でした。2009年の横峯さくら、2010年の有村智恵は、国内女子ゴルフの人気を支えた選手です。

2018年には鈴木愛、2019年には申ジエが優勝。さらに2021年の稲見萌寧、2023年の山下美夢有と、国際舞台でも実績を残す選手が大会の歴史を彩ってきました。

2025年には安田祐香が優勝し、2026年には台湾出身のウー・チャイェンが続きました。日本人選手だけでなく、海外選手も優勝争いの中心となっている点は、JLPGAツアーの国際的な競争力を示す動きです。

第20回大会までの開催経緯

第20回大会の意味を理解するには、開催回数と暦年を区別する必要があります。

大会は2005年にスタートしましたが、2011年は東日本大震災の影響で中止。2020年も新型コロナウイルス感染拡大に伴い開催が見送られました。そのため、2026年は開始から22年目に当たる年でありながら、競技開催としては第20回となります。

また、2021年大会から富士フイルムホールディングスが特別協賛に加わり、現在の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」という名称になりました。

2026年6月9日には、20回開催を記念する式典が花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースで行われました。スタジオアリスの牧野俊介社長、花屋敷ゴルフ倶楽部の野村正朗理事長、JLPGA会長の小林浩美が出席し、これまでの大会開催への感謝を込めた記念品の贈呈も行われています。

【大会を支える関係者と育成事業】20年の歩みを整理

この大会を理解するうえで見逃せないのが、主催企業、ゴルフ場、JLPGA、ジュニア育成事業のつながりです。単なるプロゴルフの競技会ではなく、子どもたちのゴルフ普及や地域との交流も含めたイベントとして発展してきました。

大会を構成する主要エンティティと関係
エンティティ 役割・関係 主な実績・出来事 スタジオアリス 大会主催企業 2005年の第1回から大会を支える 富士フイルム 特別協賛企業 2021年から大会名称に加わる JLPGA 女子プロゴルフツアーの公認団体 競技運営・プロゴルファー育成に関係 花屋敷ゴルフ倶楽部 第1回大会の主催者・開催会場 ジュニアカップ決勝の会場にもなる 石坂ゴルフ倶楽部 2026年本大会の開催会場 第20回大会の競技会場 服部道子 第1回大会の優勝者 2005年の初代女王 安田祐香 第19回大会の優勝者 2025年優勝、2026年は5位タイ ウー・チャイェン 第20回大会の優勝者 2026年に通算10アンダーで優勝 スタジオアリスジュニアカップ 小学生対象の育成・競技事業 2008年開始、プロ会員出身者77人

こうした関係性から見えてくるのは、スタジオアリス女子オープンがプロ選手の競技機会だけでなく、次世代の選手を育てる仕組みも併せ持っていることです。

【スタジオアリスジュニアカップ】プロを目指す子どもたちの登竜門

スタジオアリス女子オープンの大きな特徴が、ジュニア世代を対象とするスタジオアリスジュニアカップです。

この競技は2008年に始まりました。JLPGAの大会関連企画として、小学生が本格的なゴルフ競技に挑戦できる機会を提供しています。2010年からは決勝大会の舞台が花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースとなりました。

ジュニアカップ出身のプロゴルファーは77人

JLPGAが2026年6月に公開した第20回大会の記念記事によると、ジュニアカップを経験し、JLPGAプロフェッショナル会員となった選手は累計77人に達しています。

出場経験者には、河本結、古江彩佳、西郷真央、西村優菜、山下美夢有、櫻井心那、神谷そらなど、国内外で活躍する選手が含まれています。

さらに注目すべきなのが、2025年のJLPGA最終プロテストです。合格者22人のうち10人がスタジオアリスジュニアカップへの出場経験を持っていました。単なる子ども向けイベントではなく、将来のプロ選手につながる育成の場として実績を積み重ねています。

第18回大会・2026年のジュニアカップ結果

2026年は第18回大会として開催されました。九州、関東、関西の3地区で予選を行い、4月3日に兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースで決勝大会を実施しています。

競技は小学生の学年別・男女別に5クラスを設定。いずれも18ホールのストロークプレーで争われました。

競技クラス 優勝者 学年 スコア
小学5~6年・女子 村上聖奈 5年 68
小学5~6年・男子 石川輝 5年 68
小学3~4年・女子 中野愛恵 4年 70
小学3~4年・男子 寺尾駿逸 4年 71
小学1~2年・男女混合 辰田綺真 2年 66

出典:2026年スタジオアリスジュニアカップ公式成績表。

決勝各クラスの優勝者は、4月12日の本大会表彰式でも表彰されました。ジュニア選手にとって、トッププロの競技を身近に感じながら、自分自身の成果を発表できる機会になっています。

ジュニアカップがゴルフ界にもたらす価値

ジュニア競技の意義は、優勝者を決めることだけではありません。小学生の段階から公式ルールに基づく競技を経験し、他の選手と競い合うことで、技術だけでなく判断力や精神面も磨かれます。

77人のJLPGAプロ会員という実績は、継続的な競技機会が将来の選手育成につながることを示す数字です。プロツアーとジュニア競技を結び付けている点は、この大会の大きな独自性です。

【テレビ放送・U-NEXT配信・チケット・アクセス】2026年の観戦情報

2026年大会はテレビ中継とインターネット配信の両方に対応していました。特にU-NEXTでは3日間にわたるライブ配信が行われ、地上波の放送時間外も競技を追える編成でした。

2026年のテレビ放送・ライブ配信予定
放送・配信 日程 時間
U-NEXT 4月10日 9:45~16:15
U-NEXT 4月11日 9:45~16:15
U-NEXT 4月12日 8:30~14:30
日テレジータス 4月10日 14:30~16:00
日テレジータス 4月11日 7:00~10:45、13:30~15:00
日テレジータス 4月12日 6:45~9:15(LIVE)ほか
日本テレビ系28局 4月11日 15:00~15:55(LIVE)
日本テレビ系28局 4月12日 15:00~16:25(録画)

地上波は週末の中継を中心とする一方、U-NEXTは初日から最終日までライブ配信を実施しました。リアルタイムで全体の流れを追いたい人には、インターネット配信が便利な選択肢でした。

なお、上記は2026年4月大会の放送実績です。次回大会の放送時間は、次年度の公式発表を確認する必要があります。

2026年大会のチケット料金

2026年の公式チケット案内では、通常の前売り入場券に加え、専用観戦エリアなどの特典が付いたチケットも販売されていました。

チケット 2026年の料金
前売り入場券・2枚綴り 7,000円
4月10日当日券 4,000円
4月11日当日券 5,000円
4月12日当日券 5,000円
特典付き入場券 15,000円
GOLD特典付き入場券 30,000円
前売り駐車券 1,000円

前売りの2枚綴りは、1人で2日間に分けて利用する方法と、2人で1枚ずつ利用する方法に対応していました。

また、高校生以下は入場無料で、小学生以下は保護者などの同伴が必要でした。障がい者手帳を持つ人と介助者1人も無料で入場できる案内でした。

特典付きチケットには専用観戦エリアの利用やギャラリープラザの食事券などが含まれ、GOLD版には富士フイルム・スタジオアリスの商品詰め合わせなども用意されていました。

注意:これらは終了した2026年大会の料金です。2027年大会のチケット価格や販売開始日は別途発表される情報を確認してください。

石坂ゴルフ倶楽部へのアクセス

2026年大会の会場となった石坂ゴルフ倶楽部への公共交通機関でのアクセスは、東武東上線の高坂駅が起点でした。


電車を利用する場合


東武東上線・高坂駅






高坂駅東口から無料ギャラリーバス






石坂ゴルフ倶楽部

バスで約15分
2026年大会の公式アクセス案内に基づく情報です。

自動車の場合は坂戸西スマートIC方面から各ギャラリー駐車場へ向かうルートが案内されていました。駐車場から会場まではシャトルバスで約10~20分です。

駐車券は1,000円の前売り制で、当日販売はありませんでした。大会公式も公共交通機関の利用を推奨していました。

【スタジオアリス女子オープンに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年のスタジオアリス女子オープンで優勝した選手は誰ですか?

ウー・チャイェンです。4月10~12日に開催された第20回大会で、通算10アンダー、206ストロークを記録し、2位タイの岩井明愛と佐久間朱莉に2打差をつけて優勝しました。

Q2:2026年大会の賞金総額と優勝賞金はいくらでしたか?

賞金総額は1億円、優勝賞金は1,800万円でした。会場は埼玉県の石坂ゴルフ倶楽部です。

Q3:スタジオアリス女子オープンの初代優勝者は誰ですか?

2005年の第1回大会で優勝した服部道子です。大会の歴史はここから始まり、2026年には20回目の開催を迎えました。

Q4:2025年大会の優勝者は誰でしたか?

安田祐香です。2025年大会で優勝し、2026年大会にも出場。2026年は通算6アンダーで5位タイに入りました。

Q5:スタジオアリスジュニアカップ出身のプロゴルファーはいますか?

います。JLPGAの2026年6月の記念記事によると、同大会への出場を経てJLPGAプロフェッショナル会員になった選手は77人です。河本結、古江彩佳、西郷真央、西村優菜、山下美夢有などが出場経験者として紹介されています。

Q6:2026年大会はどこでテレビ放送・配信されましたか?

読売テレビ・日本テレビ系28局、日テレジータス、U-NEXTで放送・配信されました。U-NEXTは4月10日から12日まで3日間のライブ配信を実施しました。

Q7:2027年大会の開催日程やチケットは決まっていますか?

2026年11月5日時点で、ここで参照した2026年大会の公式案内には2027年の日程・チケット情報は掲載されていません。次回大会の開催日や販売価格は、主催者による次年度の公式発表を確認する必要があります。

富士フイルム・スタジオアリス女子オープンは、2005年に服部道子が初代女王となって以来、国内外のトップ選手が優勝を争ってきたJLPGAツアーの重要な大会です。

2026年の第20回大会では、台湾出身のウー・チャイェンが通算10アンダーで優勝。賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円を懸けた競技で、岩井明愛と佐久間朱莉を2打差で退けました。

一方、大会の価値はプロの優勝争いだけにとどまりません。ジュニアカップ出身のJLPGAプロ会員が77人に達し、2025年のプロテスト合格者にも多数の出場経験者がいたことは、長期的な選手育成への貢献を示しています。

今後の大会を楽しむ際には、次の3点に注目すると、より深く競技を味わえます。

  • 競技面:海外選手と国内トップ選手の優勝争い、最終日のパッティングやコース攻略。
  • 歴史面:服部道子からウー・チャイェンへと続く歴代優勝者の変遷。
  • 育成面:ジュニアカップから将来のJLPGAスター選手が生まれる可能性。

第20回大会を終えたスタジオアリス女子オープンは、過去の実績を積み重ねながら、次の世代へゴルフの魅力を伝える大会として新たな節目を迎えました。2027年以降も、優勝争いとジュニア育成の両面から、その動向が注目されます。

主な参照資料:日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)、スタジオアリス大会公式サイト、ゴルフダイジェスト・オンライン、ゴルフネットワーク、スポーツナビ。

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コンテンツディレクター 室井 健太
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