アルゼンチン代表対アイスランド代表のスタメンを調べるなら、対象となるのは2018年6月16日に行われたロシアワールドカップ・グループD第1節の一戦です。リオネル・メッシとセルヒオ・アグエロを擁するアルゼンチン代表に対し、ワールドカップ初出場のアイスランド代表が挑み、試合は1-1の引き分けに終わりました。
アルゼンチンはホルヘ・サンパオリ監督のもとでメッシ、アグエロ、アンヘル・ディ・マリアらを先発に起用。一方、ヘイミル・ハルグリムソン監督率いるアイスランドは、GKハンネス・ハルドルソンを中心とした堅守で対抗しました。FIFA公式テクニカルレポートには、両チームの先発11人、得点者、交代時間まで記録されています。2026年現在も振り返られるこの試合について、布陣から試合展開まで詳しく整理します。
【公式記録で確認】アルゼンチン代表対アイスランド代表のスタメン・先発11人
2018年6月16日、モスクワのスパルタク・スタジアムで開催されたアルゼンチン対アイスランド戦。FIFAの公式記録によると、両チームはそれぞれ11人を先発に送り出しました。
試合開始時のアルゼンチンは、メッシを攻撃の中心に据え、アグエロを最前線に配置。アイスランドは守備の組織力を重視し、フィンボガソンを前線に置く布陣で臨みました。
アルゼンチン代表のスタメン2018ホルヘ・サンパオリ監督が選んだアルゼンチン代表の先発メンバーは以下の11人です。
- GK:ウィリー・カバジェロ(背番号23)
- DF:エドゥアルド・サルビオ(18)
- DF:ニコラス・オタメンディ(17)
- DF:マルコス・ロホ(16)
- DF:ニコラス・タリアフィコ(3)
- MF:ルーカス・ビリア(5)
- MF:ハビエル・マスチェラーノ(14)
- MF:マクシミリアーノ・メサ(13)
- MF:リオネル・メッシ(10・主将)
- MF:アンヘル・ディ・マリア(11)
- FW:セルヒオ・アグエロ(19)
最大の注目選手は、もちろん背番号10のリオネル・メッシです。主将として先発出場し、攻撃の組み立てからフィニッシュまで幅広い役割を担いました。
前線にはマンチェスター・シティで活躍していたセルヒオ・アグエロを配置。ディ・マリアの突破力とメサの攻撃参加も組み合わせ、アイスランドの守備を崩す狙いがありました。
中盤にはビリアとマスチェラーノという経験豊富な選手を起用。攻撃的な選手を多く配置する一方、ボールを失った際の守備バランスも意識したメンバー構成でした。
アイスランド代表のスタメン2018ヘイミル・ハルグリムソン監督が送り出したアイスランド代表の先発11人は次のとおりです。
- GK:ハンネス・ハルドルソン(背番号1)
- DF:ビルキル・マール・サエバルソン(2)
- DF:カリ・アルナソン(14)
- DF:ラグナル・シグルズソン(6)
- DF:ホルドゥル・マグヌソン(18)
- MF:ヨハン・ベルク・グズムンドソン(7)
- MF:アロン・グンナルソン(17・主将)
- MF:エミル・ハルフレズソン(20)
- MF:ビルキル・ビャルナソン(8)
- MF:ギルフィ・シグルズソン(10)
- FW:アルフレズ・フィンボガソン(11)
アイスランドの注目選手は、ゴールキーパーのハンネス・ハルドルソンと、攻撃の中心を担うギルフィ・シグルズソンです。
主将のアロン・グンナルソンは中盤でチームをまとめ、アルナソンとラグナル・シグルズソンのセンターバックコンビが守備の中央を担当しました。
そして最前線にはアルフレズ・フィンボガソン。アルゼンチンの強力な攻撃陣に対して守備を固めながら、少ない攻撃機会を得点につなげる役割を担いました。
【フォーメーション分析】アルゼンチン対アイスランドの布陣はどう違った?
両チームのスタメンを確認すると、選手の個人能力だけでなく、試合に対する考え方の違いも見えてきます。
アルゼンチンは4-2-3-1を基本とする攻撃的な配置アルゼンチン代表は、ビリアとマスチェラーノを中盤の底に置き、その前にメサ、メッシ、ディ・マリアを配置する4-2-3-1に近い形で整理できます。
最前線のアグエロは得点を狙う役割を担い、メッシはその後方から攻撃を組み立てます。メッシが中央に移動してボールを受けることで、相手の守備ラインと中盤の間に攻撃の起点を作る狙いがありました。
ただし、実際の試合ではメッシやサイドの選手が流動的に動くため、4-3-3に近い配置に見える時間帯もあります。フォーメーションは固定された数字だけでなく、選手の立ち位置や試合中の役割も合わせて見る必要があります。
アイスランドはコンパクトな守備ブロックを形成アイスランドは4-4-1-1に近い守備配置を基本に、選手同士の距離を短く保つ戦い方を採用しました。
フィンボガソンを前線に置き、その後方でギルフィ・シグルズソンが攻撃をサポート。両サイドのグズムンドソンとビャルナソンは、守備時には自陣まで戻り、相手に自由なスペースを与えないようにしました。
この守備戦術の特徴は、個々の選手が無理にボールを奪いに行くのではなく、チーム全体でスペースを消すことです。FIFA公式レポートも、アイスランドが深い位置に守備陣形を敷き、アルゼンチンに攻撃のスペースを与えなかった点を試合の特徴として挙げています。
アルゼンチンがボールを保持して攻め続けても、アイスランドの守備組織を簡単には崩せませんでした。
【両チームの関係一覧】監督・主力選手・試合結果を比較
両国の関係者と試合における役割を整理すると、1-1という結果に至った背景が理解しやすくなります。
| 比較項目 | アルゼンチン代表 | アイスランド代表 |
|---|---|---|
| 監督 | ホルヘ・サンパオリ | ヘイミル・ハルグリムソン |
| 主将 | リオネル・メッシ | アロン・グンナルソン |
| 先発GK | ウィリー・カバジェロ | ハンネス・ハルドルソン |
| 攻撃の中心 | メッシ、アグエロ、ディ・マリア | ギルフィ・シグルズソン、フィンボガソン |
| 基本的な戦術 | ボール保持と攻撃的な展開 | コンパクトな守備と速攻 |
| 得点者 | セルヒオ・アグエロ(19分) | アルフレズ・フィンボガソン(23分) |
| 最終スコア | 1-1 | 1-1 |
注目したいのは、監督の戦術的な方向性の違いです。
サンパオリ監督のアルゼンチンは、個人の技術と攻撃力を生かして試合の主導権を握ろうとしました。一方、ハルグリムソン監督のアイスランドは、組織的な守備を優先し、相手の攻撃を受け止めることに重点を置きました。
この対照的なアプローチが、試合の流れを大きく左右しました。
【試合結果1-1を詳しく解説】アグエロとフィンボガソンの得点経過
アルゼンチン対アイスランドの試合結果は1-1の引き分けでした。両チームの得点は前半に生まれています。
19分:セルヒオ・アグエロが先制ゴール試合が動いたのは前半19分です。
アルゼンチンのセルヒオ・アグエロがペナルティーエリア内でボールを受け、反転しながら左足でシュート。相手ゴールを破り、アルゼンチンに先制点をもたらしました。
アグエロらしいゴール前での素早い判断とシュート技術が表れた場面でした。強力な攻撃陣を擁するアルゼンチンが、順調に試合を進めるかと思われました。
23分:アルフレズ・フィンボガソンが同点ゴールしかし、アイスランドはわずか4分後に反撃します。
前半23分、アルフレズ・フィンボガソンがゴール前でボールを押し込み、同点ゴールを記録しました。
この得点は、アイスランド代表にとってワールドカップ本大会での歴史的な初ゴールでした。初出場の大会で、世界的な強豪アルゼンチンを相手に歴史的な瞬間を生み出したのです。
後半:メッシのPKをハンネス・ハルドルソンがセーブ後半の大きな見せ場となったのが、アルゼンチンに与えられたペナルティーキックです。
キッカーは主将のリオネル・メッシ。アルゼンチンが勝ち越す絶好の機会でしたが、アイスランドのGKハンネス・ハルドルソンがシュートを見事にセーブしました。
このプレーは試合の行方を左右する重要な場面となりました。メッシが得点を決められなかった一方で、ハルドルソンはアイスランドの守備を象徴する活躍を見せました。
その後もアルゼンチンは攻撃を続けましたが、アイスランドの守備を突破できず、試合は1-1のまま終了しました。
【両チームの交代選手一覧】誰が何分に投入された?
この試合では、両チームとも3人ずつ選手を交代させています。FIFA公式テクニカルレポートに記録された交代時間と選手は以下のとおりです。
アルゼンチン代表の交代選手- 54分:ルーカス・ビリア → エベル・バネガ
- 75分:アンヘル・ディ・マリア → クリスティアン・パボン
- 84分:マクシミリアーノ・メサ → ゴンサロ・イグアイン
最初の交代は54分。中盤のビリアに代えてバネガを投入しました。
その後、ディ・マリアに代わってパボンを起用。さらに84分にはメサを下げてイグアインを投入し、攻撃陣を入れ替えています。
終盤にイグアインを投入したことからも、サンパオリ監督が勝ち越しゴールを求めて攻撃の選択肢を増やそうとしたことがうかがえます。
アイスランド代表の交代選手- 63分:ヨハン・ベルク・グズムンドソン → ルーリク・ギスラソン
- 76分:アロン・グンナルソン → アリ・フレイル・スクーラソン
- 89分:アルフレズ・フィンボガソン → ビョルン・シグルザルソン
アイスランドは63分にグズムンドソンを下げ、ギスラソンを投入しました。
76分には主将グンナルソンに代えてスクーラソンを起用。さらに89分には得点者フィンボガソンを下げ、シグルザルソンを投入しました。
アルゼンチンが攻撃的な交代を重ねたのに対し、アイスランドは試合終盤まで守備組織を維持しながら戦いました。
【2018年ロシアW杯の背景】両監督の戦術とグループDの最終結果
アルゼンチン対アイスランド戦を理解するには、両国が置かれていた大会での立場も重要です。
ホルヘ・サンパオリ監督が率いたアルゼンチンアルゼンチンを率いていたのは、ホルヘ・サンパオリ監督です。
攻撃的なサッカーを志向する指導者として知られ、メッシを中心とする攻撃陣の能力を最大限に引き出すことが期待されていました。
しかし、アイスランド戦ではボールを保持して攻撃を仕掛けても、相手の守備ブロックを崩し切れませんでした。アグエロの先制点は生まれたものの、試合全体を通じて攻撃の効率という課題が残りました。
その後のグループリーグではクロアチアに0-3で敗れるなど苦戦。最終節のナイジェリア戦で2-1の勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めました。
ヘイミル・ハルグリムソン監督とアイスランドの挑戦アイスランドを率いたのは、ヘイミル・ハルグリムソン監督です。
アイスランドは2018年ロシアワールドカップが初めての本大会出場でした。人口規模の小さな国が、組織的な守備とチームワークを武器に世界の舞台へ進出したことは、大会の印象的な出来事の一つです。
アルゼンチン戦では、その特徴がはっきり表れました。相手の個人技に対して複数の選手で対応し、ゴール前のスペースを消すことで、強豪から勝ち点1を獲得しました。
2018年ロシアワールドカップ・グループDの最終順位グループDの最終順位は次のようになりました。
- 1位:クロアチア(勝ち点9)
- 2位:アルゼンチン(勝ち点4)
- 3位:ナイジェリア(勝ち点3)
- 4位:アイスランド(勝ち点1)
アルゼンチンは最終的に2位で決勝トーナメントへ進出。一方、アイスランドは1分け2敗でグループリーグ敗退となりました。
それでも、初出場でアルゼンチンから勝ち点を獲得したことは、アイスランド代表の歴史に残る成果でした。
【プロの結論】アルゼンチン対アイスランド戦から読み解くスタメンと戦術のポイント
2018年のアルゼンチン対アイスランド戦は、スター選手の多さと試合結果が必ずしも一致しないことを示した一戦でした。
アルゼンチンにはメッシ、アグエロ、ディ・マリアという世界的な攻撃陣がそろっていました。しかし、アイスランドは組織的な守備で攻撃の選択肢を制限し、最終的に1-1という結果を手にしました。
この試合を振り返る際に押さえたい要点は3つあります。
- 先発メンバーと試合中の役割は別:スタメンの名前だけでなく、選手がどの位置でプレーし、どのように動いたかを見ることが重要です。
- ボール保持だけでは勝てない:攻撃側が主導権を握っても、相手の守備組織を崩せなければ得点には結びつきません。
- GKの働きが結果を変える:ハンネス・ハルドルソンによるメッシのPKセーブは、1-1の試合結果を語るうえで欠かせないプレーです。
また、スタメン情報を調べる際には、2018年大会の登録メンバーと、実際にこの試合で先発した11人を区別することも大切です。例えば、ゴンサロ・イグアインやエベル・バネガはアルゼンチン代表の登録メンバーでしたが、この試合では途中出場でした。
同様に、アイスランドのルーリク・ギスラソンやアリ・フレイル・スクーラソンも先発ではなく、交代選手として出場しています。
公式記録を基準にすれば、先発、途中出場、得点者、監督という情報を混同せずに整理できます。
【アルゼンチン代表対アイスランド代表のスタメン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2018年のアルゼンチン対アイスランド戦のスタメンは誰でしたか?
A1:アルゼンチンはメッシ、アグエロ、ディ・マリア、マスチェラーノら11人。アイスランドはハンネス・ハルドルソン、フィンボガソン、ギルフィ・シグルズソンら11人が先発しました。
Q2:アルゼンチン対アイスランドの試合結果と得点者は?
A2:2018年6月16日のロシアW杯グループD初戦は1-1でした。アルゼンチンは19分にセルヒオ・アグエロ、アイスランドは23分にアルフレズ・フィンボガソンが得点しました。
Q3:メッシはスタメンでしたか?PKは決めましたか?
A3:メッシは背番号10を着け、主将として先発出場しました。ただし、後半に獲得したPKはアイスランドのGKハンネス・ハルドルソンにセーブされ、この試合でメッシは得点していません。
2018年6月16日のアルゼンチン代表対アイスランド代表戦は、ロシアワールドカップのグループD第1節で行われ、結果は1-1の引き分けでした。
アルゼンチンはリオネル・メッシを主将に、セルヒオ・アグエロ、アンヘル・ディ・マリアらを先発起用。対するアイスランドはハンネス・ハルドルソンを中心とした守備陣形で応戦し、フィンボガソンの同点ゴールで勝ち点1を獲得しました。
試合の要点は、アグエロの先制点、フィンボガソンによるアイスランド史上初のW杯ゴール、そしてハルドルソンがメッシのPKを止めた場面です。
両チームの交代選手も含めて整理すると、サンパオリ監督が攻撃を強化した一方、ハルグリムソン監督は守備の組織を維持しようとしたことが分かります。
2026年にこの試合を振り返っても、単なる1-1の結果だけでなく、先発メンバーの選択、フォーメーション、選手交代、GKの活躍を合わせて見ることで、ワールドカップならではの戦術的な駆け引きを理解できます。