日本野球機構(NPB)が公表した2026年度の公式戦成績によると、パ・リーグは10月6日に全日程が終了。各球団が143試合を戦い、最終順位が確定しました。
優勝したのは福岡ソフトバンクホークスです。91勝49敗3分、勝率.650という圧倒的な成績を残し、2位の西武に11.5ゲーム差をつけました。
2026年のプロ野球パ・リーグ勝敗表は次のとおりです。
- 1位:福岡ソフトバンクホークス
- 2位:埼玉西武ライオンズ
- 3位:北海道日本ハムファイターズ
- 4位:オリックス・バファローズ
- 5位:千葉ロッテマリーンズ
- 6位:東北楽天ゴールデンイーグルス
【全6球団を徹底比較】勝率・打率・防御率・本塁打ランキング
2026年の勢力図を把握するには、順位だけでなく攻撃力と投手力を合わせて確認する必要があります。
NPB公式の年度別成績を基に、全6球団のレギュラーシーズン最終データをまとめました。
| 順位・球団 | 勝敗・引分 | 勝率 | ゲーム差 | チーム打率 | 防御率 | 本塁打 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 ソフトバンク | 91勝49敗3分 | .650 | ― | .261 | 2.88 | 162 |
| 2位 西武 | 79勝60敗4分 | .568 | 11.5 | .244 | 2.87 | 109 |
| 3位 日本ハム | 78勝62敗3分 | .557 | 13.0 | .248 | 3.38 | 177 |
| 4位 オリックス | 65勝76敗2分 | .461 | 26.5 | .241 | 3.96 | 96 |
| 5位 ロッテ | 63勝77敗3分 | .450 | 28.0 | .236 | 3.84 | 131 |
| 6位 楽天 | 58勝84敗1分 | .408 | 34.0 | .239 | 3.63 | 103 |
出典:日本野球機構(NPB)2026年度パシフィック・リーグ年度別成績。数値はレギュラーシーズン終了時点。
パ・リーグ勝率ランキング勝率ランキングの1位はソフトバンクの.650です。
2位西武は.568、3位日本ハムは.557。両球団の勝率差はわずか.011で、最後まで接戦となった上位争いを数字からも読み取れます。
一方、3位日本ハムと4位オリックスの間には13.5ゲーム差がありました。
この数字は、2026年のパ・リーグが上位3球団と下位3球団に分かれる構図だったことを示しています。
パ・リーグチーム打率ランキング| 順位 | 球団 | チーム打率 |
|---|---|---|
| 1位 | ソフトバンク | .261 |
| 2位 | 日本ハム | .248 |
| 3位 | 西武 | .244 |
| 4位 | オリックス | .241 |
| 5位 | 楽天 | .239 |
| 6位 | ロッテ | .236 |
ソフトバンクはチーム打率.261でリーグトップ。143試合で707得点、1268安打を記録しました。
打率だけでなく得点力でも他球団を上回っており、優勝を支えた攻撃面の安定感が際立っています。
パ・リーグ本塁打ランキング2026年のチーム本塁打数では、日本ハムが177本でトップに立ちました。
2位はソフトバンクの162本、3位はロッテの131本です。
興味深いのは、本塁打数1位の日本ハムがリーグ3位で、2位のソフトバンクがリーグ優勝を果たした点です。
本塁打は試合の流れを変える大きな武器ですが、シーズンを通した順位は本塁打数だけでは決まりません。出塁、進塁、得点圏での打撃など、複数の要素が積み重なって勝率に反映されます。
パ・リーグ防御率ランキング投手成績では、西武が防御率2.87でトップでした。
| 順位 | 球団 | 防御率 |
|---|---|---|
| 1位 | 西武 | 2.87 |
| 2位 | ソフトバンク | 2.88 |
| 3位 | 日本ハム | 3.38 |
| 4位 | 楽天 | 3.63 |
| 5位 | ロッテ | 3.84 |
| 6位 | オリックス | 3.96 |
西武とソフトバンクの差はわずか0.01。両球団とも防御率2点台を記録しました。
西武はリーグ最少クラスの失点に抑える投手力を見せましたが、ソフトバンクはそれを上回る得点力と投手力のバランスで勝ち星を積み上げています。
【6球団別に分析】2026年の順位を決めた強みと課題
順位表の数字を球団ごとに見ると、それぞれのシーズンの特徴が浮かび上がります。
1位・福岡ソフトバンクホークス|勝率.650で3連覇
91勝49敗3分・勝率.650
チーム打率 .261 / 防御率 2.88 / 本塁打 162
ソフトバンクは2026年もリーグの中心的存在となりました。
91勝を挙げ、勝率は.650。143試合のうち勝利が敗北を大きく上回り、2位西武とのゲーム差は11.5に達しています。
攻撃面ではチーム打率.261、707得点とリーグトップの数字を記録。投手陣も防御率2.88と高い水準を維持しました。
特に注目したいのは、攻撃力と投手力の両方が上位に位置していることです。どちらか一方に依存せず、試合全体を優位に進められる総合力が3連覇につながりました。
NPBの歴代優勝チーム記録でも、2024年、2025年、2026年のパ・リーグ優勝球団はソフトバンクとなっています。
2位・埼玉西武ライオンズ|投手力で上位を確保
79勝60敗4分・勝率.568
チーム打率 .244 / 防御率 2.87 / 本塁打 109
西武は79勝を挙げて2位を確保しました。
最大の特徴は、リーグトップの防御率2.87です。ソフトバンクの2.88をわずかに上回り、投手陣の安定感が数字に表れました。
一方、チーム本塁打は109本で、打率も.244。ソフトバンクや日本ハムと比較すると長打力には差がありました。
それでも79勝を積み重ねた点は評価できます。
レギュラーシーズン最終日の10月6日にはロッテに完封勝利。先発の武内夏暉投手を中心に救援陣も無失点でつなぎ、シーズンを締めくくりました。
3位・北海道日本ハムファイターズ|177本塁打の破壊力
78勝62敗3分・勝率.557
チーム打率 .248 / 防御率 3.38 / 本塁打 177
日本ハムは78勝で3位となりました。
最大の武器は長打力です。チーム本塁打177本はリーグ最多で、ソフトバンクを15本上回りました。
チーム打率も.248で2位。攻撃面では非常に高い能力を示したシーズンです。
一方、防御率は3.38でリーグ3位。上位2球団との投手成績の差が、最終順位にも影響したと考えられます。
西武とは1勝差、ゲーム差は1.5。2位を争う位置に最後まで迫ったものの、最終的には3位でシーズンを終えました。
4位・オリックス・バファローズ|投打の立て直しが課題
65勝76敗2分・勝率.461
チーム打率 .241 / 防御率 3.96 / 本塁打 96
オリックスは65勝76敗2分で4位となりました。
チーム打率は.241、防御率は3.96。本塁打も96本にとどまり、今回の比較では3部門すべてで上位3球団との差が見られました。
特に防御率3.96はリーグワースト。失点を減らし、接戦を勝ち切る投手陣の再整備が今後の課題となります。
かつてリーグ3連覇を達成した実績を持つ球団だけに、次のシーズンでの巻き返しに期待が集まります。
5位・千葉ロッテマリーンズ|本塁打数と勝率のギャップ
63勝77敗3分・勝率.450
チーム打率 .236 / 防御率 3.84 / 本塁打 131
ロッテは63勝で5位となりました。
チーム打率は.236とリーグ最下位でしたが、本塁打は131本で3位です。
つまり、長打を打つ力は一定の数字を残した一方、打線全体の安定したヒット生産には課題が残りました。
2026年10月6日の西武との最終戦では敗れましたが、西川史礁選手がシーズン155安打目を記録。オリックスの西川龍馬選手と並び、最多安打を獲得しました。
6位・東北楽天ゴールデンイーグルス|8年ぶりの最下位
58勝84敗1分・勝率.408
チーム打率 .239 / 防御率 3.63 / 本塁打 103
楽天は58勝84敗1分で6位となりました。
勝率は.408で、首位ソフトバンクとのゲーム差は34.0。最下位でシーズンを終える結果となっています。
ただし、防御率は3.63でリーグ4位。ロッテやオリックスを上回っています。
投手成績だけを見ると最下位の数字ではありません。攻撃面で得点を積み上げられるか、投手陣の負担を軽減できるかが、今後の順位浮上を左右するポイントです。
なお、2026年の最下位は2018年以来8年ぶりとなりました。
【プロ野球順位決定方法】勝率・引き分け・ゲーム差の仕組み
パ・リーグの順位表を正しく読むためには、勝率とゲーム差の意味を理解しておく必要があります。
1. 順位は勝利数ではなく勝率で決まる基本となるのは勝率です。
計算式は次のとおりです。
\[
勝率=\frac{勝利数}{勝利数+敗北数}
\]
引き分けは勝率の計算に含めません。
例えば、2026年のソフトバンクは91勝49敗3分です。
\[
91\div(91+49)=0.650
\]
そのため、勝率は.650となります。
引き分けがあるため、143試合すべてが勝率計算の分母に入るわけではありません。
2. パ・リーグで勝率が同じ場合の順位決定同じ勝率の球団が複数ある場合、パ・リーグでは次の順番で順位を決定します。
1. 当該球団同士の対戦勝率
2. リーグ内対戦成績の勝率
3. 前年度順位
ここで注意したいのが、パ・リーグでは同率時に単純な勝利数だけで順位を決めるわけではない点です。
セ・リーグとは順位決定の優先順位が異なります。
したがって、勝敗表を見る際は勝利数だけでなく、勝率と直接対決の成績も確認する必要があります。
3. ゲーム差は何を意味する?ゲーム差とは、首位球団と各球団の成績の差を試合数に換算したものです。
2026年のソフトバンクを基準にすると、次のようになります。
- 西武:11.5ゲーム差
- 日本ハム:13.0ゲーム差
- オリックス:26.5ゲーム差
- ロッテ:28.0ゲーム差
- 楽天:34.0ゲーム差
西武と日本ハムの差は1.5ゲーム。オリックスと日本ハムの差は13.5ゲームです。
ゲーム差は単なる順位の数字ではありません。首位との距離や、球団同士の競争状況を把握するための重要な指標です。
4. レギュラーシーズン3位以内ならクライマックスシリーズへパ・リーグでは、レギュラーシーズン上位3球団がクライマックスシリーズに進出します。
2026年は次の3球団が出場権を獲得しました。
- 1位:ソフトバンク
- 2位:西武
- 3位:日本ハム
NPBの発表では、ファーストステージは10月10日から西武と日本ハムが対戦し、ファイナルステージではソフトバンクが待ち受ける日程となりました。
ここで覚えておきたいのは、レギュラーシーズンの優勝と日本シリーズの優勝は別のタイトルということです。
リーグ順位が1位でも、そのまま日本一が確定するわけではありません。
【パ・リーグ歴代優勝チーム】ソフトバンクの3連覇と過去の勢力図
2026年のソフトバンク優勝を理解するには、過去のパ・リーグ優勝球団にも注目したいところです。
NPBの年度別成績によると、近年のパ・リーグは複数の球団が優勝を争ってきました。
特に2010年代以降は、ソフトバンク、日本ハム、西武、楽天、オリックスなどが優勝を経験しています。
近年のパ・リーグ優勝球団- 2016年:北海道日本ハムファイターズ
- 2017年:福岡ソフトバンクホークス
- 2018年:埼玉西武ライオンズ
- 2019年:埼玉西武ライオンズ
- 2020年:福岡ソフトバンクホークス
- 2021年:オリックス・バファローズ
- 2022年:オリックス・バファローズ
- 2023年:オリックス・バファローズ
- 2024年:福岡ソフトバンクホークス
- 2025年:福岡ソフトバンクホークス
- 2026年:福岡ソフトバンクホークス
2024年から2026年まで3年連続でリーグ優勝を達成したソフトバンク。
2020年代前半にはオリックスが2021~2023年の3連覇を達成しており、パ・リーグでは複数年にわたってチーム力を維持できる球団が強さを発揮しています。
こうした歴史を踏まえると、2026年のソフトバンクの優勝は単年の好成績にとどまりません。
チームの戦力を維持しながら、複数年にわたって高い勝率を確保した点に価値があります。
【よくある誤解】リーグ優勝と日本一は同じではない過去にはレギュラーシーズンで優勝しなかった球団が日本シリーズを制した例もあります。
NPBの歴代記録には、2010年の千葉ロッテマリーンズ(パ・リーグ3位)、2018年と2019年の福岡ソフトバンクホークス(パ・リーグ2位)が、日本シリーズを制した例として記録されています。
つまり、順位表はレギュラーシーズンの成績を示すものであり、日本一を決めるポストシーズンの結果とは区別して見る必要があります。
【プロ野球パ・リーグ順位表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のパ・リーグ優勝球団はどこですか?
福岡ソフトバンクホークスです。91勝49敗3分、勝率.650でリーグ優勝を果たし、2024年から3年連続の優勝となりました。
Q2:2026年のパ・リーグ2位と3位はどこですか?
2位は埼玉西武ライオンズ、3位は北海道日本ハムファイターズです。西武は79勝、日本ハムは78勝で、両球団のゲーム差は1.5でした。
Q3:2026年のチーム打率1位はどこですか?
福岡ソフトバンクホークスです。チーム打率.261を記録しました。
Q4:2026年のチーム本塁打1位はどこですか?
北海道日本ハムファイターズです。177本塁打でリーグトップとなりました。
Q5:2026年のチーム防御率1位はどこですか?
埼玉西武ライオンズです。防御率2.87で、ソフトバンクの2.88をわずかに上回りました。
Q6:パ・リーグの順位は勝利数だけで決まりますか?
いいえ。基本的には勝率で決まります。勝率が同じ場合は、当該球団間の対戦勝率、リーグ内対戦成績の勝率、前年度順位の順に判断します。
2026年のプロ野球パ・リーグは、福岡ソフトバンクホークスが91勝49敗3分、勝率.650で3連覇を達成しました。
2位には埼玉西武ライオンズ、3位には北海道日本ハムファイターズが入り、上位3球団がクライマックスシリーズ進出を決めています。
今シーズンの特徴を整理すると、次の3点が重要です。
- ソフトバンク: チーム打率1位、707得点、勝率.650という総合力。
- 西武: リーグトップの防御率2.87を誇る投手力。
- 日本ハム: リーグ最多177本塁打を記録した長打力。
一方、下位ではオリックス、ロッテ、楽天が巻き返しを目指す結果となりました。
順位表を確認するときは、順位だけでなく勝率、ゲーム差、打率、防御率、本塁打を組み合わせて見ることが大切です。数字を複数の角度から比較すれば、各球団の強みや課題、次シーズンの優勝争いに向けた注目ポイントも見えてきます。
2027年シーズンに向けて、3連覇を達成したソフトバンクを他の5球団がどう追いかけるのか。パ・リーグの新たな勢力図に注目です。