2026年の高校野球の開会式は、春のセンバツが3月19日(木)午前9時01分、夏の甲子園が8月5日(水)午後4時00分に阪神甲子園球場で開催されました。春は第98回選抜高等学校野球大会、夏は第108回全国高等学校野球選手権大会の開幕を飾り、全国の代表校が入場行進や選手宣誓に臨みました。
2026年の注目は、春の北照・手代森煌斗主将による堂々とした選手宣誓と、夏の八王子実践・矢沢陵磨主将が込めた仲間への思いです。加えて、前年優勝校による優勝旗返還、春夏で異なる開会式の開催時間、暑さ対策による夕方開催など、高校野球ならではの伝統と変化も見逃せません。
【2026年最新】高校野球の開会式はいつ・何時から?春と夏の日程を紹介
高校野球の開会式は、春の選抜大会と夏の全国高等学校野球選手権大会で開催時期も開始時間も異なります。2026年は春が午前、夏が夕方という対照的なスケジュールになりました。
春のセンバツは3月19日午前9時01分に開催第98回選抜高等学校野球大会の開会式は、2026年3月19日(木)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われました。
日本高等学校野球連盟が公表した公式大会日程では、開会式の開始時刻は午前9時01分。当日の開門予定は午前7時30分で、第1試合は午前10時35分に始まりました。
出場したのは全国から選ばれた32校です。前年の第97回大会で優勝した横浜(神奈川)が先頭を務め、M!LKの「イイじゃん」に合わせて各校が入場行進しました。
なお、NHK ONEの配信開始時刻は午前9時00分でした。大会公式日程の開会式開始時刻である9時01分とは1分の違いがあります。視聴開始時刻と式典の開始時刻を混同しないようにしましょう。
夏の甲子園は8月5日午後4時に開催第108回全国高等学校野球選手権大会の開会式は、2026年8月5日(水)午後4時00分に開催されました。
当日の開門予定は午後3時、第1試合の開始は午後5時39分です。全国49代表校が参加し、前年優勝校の沖縄尚学を先頭に入場行進しました。
夏の甲子園では、2025年の第107回大会から夕方に開会式を行う方式が導入されています。2026年もこの形式を継続した背景には、真夏の厳しい暑さから選手を守る目的があります。
日本高野連が公表した暑さ・健康対策でも、夕方開幕の継続が明記されていました。単なる演出上の変更ではなく、選手の身体的負担を減らすための大会運営上の判断です。
【春のセンバツ2026】開会式の入場行進・優勝旗返還・選手宣誓
第98回選抜高等学校野球大会の開会式では、32校の選手たちが甲子園のグラウンドに登場しました。2026年の春大会を象徴したのは、M!LKの楽曲による入場行進、前年王者の横浜による優勝旗返還、そして北照・手代森煌斗主将の選手宣誓です。
入場行進曲はM!LKの「イイじゃん」2026年のセンバツ入場行進曲に選ばれたのは、男性5人組ボーカルダンスユニットM!LKの「イイじゃん」です。
日本高等学校野球連盟は2026年1月16日、第98回大会の入場行進曲として同楽曲を採用すると発表しました。
「イイじゃん」は、明るく前向きな雰囲気を持つ楽曲です。2025年には「ビジュイイじゃん」というフレーズが話題となり、NHK紅白歌合戦への初出場など、M!LKにとっても大きな飛躍を象徴する作品となりました。
甲子園の開会式では、行進に合わせて楽曲を吹奏楽用に編曲した演奏が使用されます。単純に原曲を流すのではなく、数多くの選手が歩調を合わせられるように構成される点も特徴です。
前年優勝校・横浜が紫紺の大優勝旗を返還開会式では、2025年の第97回センバツで優勝した横浜高校が、前年王者として登場しました。
優勝旗を返還したのは、小野舜友主将です。横浜は2025年に19年ぶり4度目のセンバツ優勝を果たしており、2026年はその栄冠を次の大会へ引き継ぐ立場となりました。
日刊スポーツの開会式報道によると、小野主将は紫紺の大優勝旗を返還。前年に優勝したチームだからこそ味わえる特別な経験として、その重みを受け止めていました。
優勝旗返還は、単なる儀礼ではありません。前年の勝者が一度その栄誉を手放し、出場校すべてが新たな頂点を目指す大会の始まりを象徴する場面です。
手代森煌斗主将が選手宣誓を担当2026年春の選手宣誓を務めたのは、北海道代表・北照高校の手代森煌斗(てしろもり・きらと)主将です。
手代森主将は、先輩から受け継いだ伝統を意識しながら、堂々とした宣誓を披露しました。
宣誓の中で印象的だったのが、「威風堂々戦い抜き、次の世代の夢となる」という趣旨の言葉です。高校野球を通じて次の世代へ夢をつなぐという決意が込められていました。
北照高校の公式発表によると、同校の野球部が選手宣誓を務めるのは、2010年大会の西田明央氏以来です。16年の時を経て、同じ学校から再び選手宣誓の大役を担う選手が現れたことになります。
開会式後、NHKのインタビューで宣誓の出来栄えを尋ねられた手代森主将は、「100点満点です」と回答。緊張感のある大舞台を終えた充実感が伝わる場面でした。
【夏の甲子園2026】開会式は夕方開催!矢沢陵磨主将の選手宣誓にも注目
第108回全国高等学校野球選手権大会の開会式は、8月5日午後4時から阪神甲子園球場で行われました。夏の大会では49代表校が参加し、前年優勝校の沖縄尚学が先頭を歩きました。
沖縄尚学が優勝旗を返還して先頭で行進2025年夏の第107回大会で優勝した沖縄尚学は、2026年の開会式でも大きな注目を集めました。
主将の山川大雅捕手が前年の優勝旗を返還。沖縄県大会の優勝旗を末吉良丞投手が持ち、チーム全体で甲子園のグラウンドに登場しました。
日刊スポーツの報道では、山川主将は前年の優勝を振り返り、もう一度頂点を目指す気持ちを胸に行進したと語っています。
前年の王者が再び聖地に立ち、優勝旗を返還して新しい大会に臨む。この場面には、夏の甲子園ならではの連覇への挑戦と伝統が表れています。
八王子実践・矢沢陵磨主将の選手宣誓2026年夏の選手宣誓を担当したのは、西東京代表・八王子実践高校の矢沢陵磨主将です。報道によっては「矢澤陵磨」と表記されています。
矢沢主将の宣誓では、周囲への感謝と、困難に直面しても仲間と支え合いながら前に進む姿勢が語られました。
「困難は下を向く要因ではなく、前を向き、仲間と共に支え合い、道を切り開く大きな原動力である」
この言葉には、勝敗だけでは測れない高校野球の価値が表れています。
宣誓では、2026年7月28日に発生した熊本地震にも触れ、自然災害による困難を乗り越える人々への思いを込めました。
また、「高校球児はいい顔をして野球をしよう」というメッセージも印象的でした。勝負に挑む真剣な表情、敗戦の悔しさをこらえる表情、周囲への感謝に満ちた笑顔。それぞれの状況で精いっぱい野球に向き合うことの意味を伝えています。
日刊スポーツの報道によれば、矢沢主将は宣誓を終えた後、自分自身の出来栄えについて「120点あげたい」と振り返りました。
なぜ夏の開会式は午後4時になったのか夏の甲子園の開会式が夕方開催となった最大の理由は、猛暑への対応です。
兵庫県西宮市の8月は気温が高く、日中の強い日差しの下で大人数の選手が長時間行進することは、熱中症のリスクを高めます。
日本高野連は2025年の第107回大会で史上初の夕方開幕を実施し、2026年の第108回大会でも継続しました。
さらに2026年は、試合を朝の部と午後の部に分ける2部制の時間帯での開催を計10日に拡大。観客の入れ替えや試合時間の調整も含め、暑さによる負担を抑える運営が行われました。
夕方開催は、選手の健康を守りながら大会の伝統を継続するための現実的な対応です。
【式次第・流れ】高校野球の開会式では何をする?
高校野球の開会式では、選手の入場行進だけでなく、前年優勝校による優勝旗返還や大会関係者の挨拶、選手宣誓などが行われます。
大会や年度によって細部は異なりますが、2026年の春夏大会で確認できる主な内容を整理すると、次のようになります。
1.出場校の入場行進開会式の象徴的な場面が、各代表校による入場行進です。
選手たちはユニホーム姿で整列し、学校名の紹介とともにグラウンドへ進みます。学校ごとに行進の雰囲気や選手たちの表情が異なるため、テレビ中継でも注目される場面です。
春は2026年の公式入場行進曲であるM!LKの「イイじゃん」が採用されました。夏は暑さ対策に配慮した夕方の時間帯に、49代表校が入場しました。
2.前年優勝校による優勝旗返還前年の大会で優勝した学校が、保管していた優勝旗を主催者に返還します。
2026年春は横浜、夏は沖縄尚学が返還を担当しました。前年の優勝校が出場している場合は、その主将らが返還に臨む姿も見どころになります。
優勝旗は持ち回りで、翌年の大会に返還する仕組みです。春のセンバツと夏の選手権は別の大会であり、それぞれ独立した優勝旗が存在します。
3.大会関係者の挨拶・開会に関するセレモニー大会を主催する関係者からの挨拶など、開幕を告げる式典上のプログラムが行われます。
開会式はスポーツイベントであると同時に、高校教育の一環としての大会の意義を共有する場でもあります。選手たちがフェアプレーや仲間との連帯を意識する機会にもなっています。
4.選手代表による選手宣誓出場校を代表する主将などが、全選手を代表して大会に臨む決意を述べます。
2026年春は北照の手代森煌斗主将、夏は八王子実践の矢沢陵磨主将が担当しました。
宣誓内容には、その年の社会情勢や選手たちが大切にしている価値観が反映されることがあります。単に決まった文章を読み上げるのではなく、選手自身の言葉で大会への思いを伝える重要な機会です。
5.開会式終了・第1試合へ式典が終了すると、いよいよ大会最初の試合が始まります。
2026年春は午前10時35分、夏は午後5時39分が第1試合の開始予定時刻でした。開会式と試合開始は別の時刻なので、現地観戦では両方を確認しておく必要があります。
【比較表】高校野球の春と夏の開会式は何が違う?2026年の実績を比較
春のセンバツと夏の甲子園は、同じ阪神甲子園球場で開催される大会ですが、出場校の決まり方、開催時期、開会式の演出や運営方針には違いがあります。
2026年の両大会を比較すると、その特徴がより明確になります。
| 比較項目 | 春・第98回センバツ | 夏・第108回選手権 |
|---|---|---|
| 開会式の日程 | 2026年3月19日(木) | 2026年8月5日(水) |
| 開始時刻 | 午前9時01分 | 午後4時00分 |
| 会場 | 阪神甲子園球場 | 阪神甲子園球場 |
| 出場校数 | 32校 | 49校 |
| 前年優勝校 | 横浜(神奈川) | 沖縄尚学(沖縄) |
| 優勝旗返還 | 横浜・小野舜友主将 | 沖縄尚学・山川大雅主将 |
| 選手宣誓 | 北照・手代森煌斗主将 | 八王子実践・矢沢陵磨主将 |
| 入場行進曲 | M!LK「イイじゃん」 | 関西吹奏楽連盟による演奏など |
| 開催時期の特徴 | 春の高校野球シーズンの開幕 | 夏休み期間の全国大会 |
| 主な運営上の特徴 | 春の大会日程に沿った午前開催 | 猛暑対策として夕方開幕を継続 |
両大会の大きな違いは、出場校の選考方法です。
春のセンバツには、夏のような各都道府県の代表を決める全国一律の予選制度がありません。各地区の秋季大会の成績や試合内容、学校の特色などを考慮し、日本高野連の選考委員会が出場校を決定します。
そのため、秋の大会で好成績を残したチームや、地域の代表として推薦された学校が出場する仕組みです。
一方、夏の選手権大会は各都道府県の地方大会を勝ち抜いた代表校が甲子園に集まります。2026年は49代表校が全国の頂点を目指しました。
春は新チームの成長、夏は3年間の集大成春のセンバツは、前年夏の大会後に結成された新チームが、秋季大会と冬場の練習を経て成長した姿を披露する場です。
対して夏の甲子園は、3年生にとって高校野球生活の集大成となることが多く、地方大会から全国大会まで、一つの敗戦が最後の試合につながる緊張感があります。
こうした大会の性格の違いは、開会式の雰囲気にも表れます。春には新しいチームの可能性が、夏には最後の夏に懸ける選手たちの覚悟が感じられます。
【歴代選手宣誓】2026年の手代森煌斗・矢沢陵磨につながる甲子園の伝統
高校野球の開会式で、選手宣誓は大会のメッセージを象徴する役割を担います。毎年異なる選手が代表を務めるため、その言葉には各世代の高校球児が大切にする思いや時代背景が反映されます。
北照高校は2010年と2026年に選手宣誓を担当2026年春の手代森煌斗主将を語るうえで興味深いのが、北照高校と選手宣誓の歴史です。
2010年の第82回選抜大会では、当時の北照高校主将だった西田明央氏が選手宣誓を担当しました。その16年後、同じ北照高校から手代森主将が再び大役を担ったのです。
北照高校の公式発表でも、このつながりが紹介されています。
同じ学校から異なる世代の主将が甲子園の開会式で選手宣誓を務めることは、学校の歴史を次の世代へ引き継ぐ象徴的な出来事です。
2026年春夏の宣誓には共通するテーマがある春の手代森主将の宣誓では、伝統を受け継ぎ、次の世代の夢となる決意が示されました。
夏の矢沢主将の宣誓では、困難に直面しても仲間と支え合い、前を向くことの大切さが強調されました。
表現は異なりますが、両者に共通するのは、野球を通じて自分たちだけでなく周囲の人々にも希望を届けようとする姿勢です。
選手宣誓は勝利への決意を表すだけのものではありません。高校球児として、どのような姿勢で競技に向き合うのかを全国に伝える場でもあります。
【テレビ中継・視聴方法】高校野球の開会式はどこで見られる?
高校野球の開会式は、テレビ中継だけでなくインターネット配信でも視聴できます。2026年は春・夏ともにNHK ONEによる同時・見逃し配信が実施されました。
NHKのテレビ・ラジオ中継NHKは2026年の春季・夏季大会について、テレビとラジオで大会の中継を行いました。
夏の第108回大会では、8月5日午後3時55分からNHK総合で開会式と第1試合の中継が始まりました。開会式そのものは午後4時開始のため、放送は式典より少し早くスタートした形です。
NHK ONEで同時配信・見逃し配信NHKは両大会について、NHK ONEで決勝までの全試合を同時配信・見逃し配信すると発表していました。
2026年の配信開始時刻は次のとおりです。
- 春のセンバツ:3月19日午前9時00分から開会式・第1試合を配信。
- 夏の甲子園:8月5日午後3時55分から開会式・第1試合を配信。
スマートフォンやパソコンなど、視聴環境に合わせて大会を楽しめるのがネット配信の利点です。リアルタイムで見られない場合には、見逃し配信も活用できます。
なお、配信サービスの提供条件や見逃し視聴期間は変更される場合があるため、実際に視聴する際はNHKの最新案内を確認してください。
【よくある質問】高校野球の開会式に関するFAQ
Q1:2026年の春のセンバツ開会式は何時からでしたか?
A1:2026年3月19日(木)午前9時01分から阪神甲子園球場で開催されました。第98回選抜高等学校野球大会の開会式で、選手宣誓は北照の手代森煌斗主将が担当しました。
Q2:2026年の夏の甲子園開会式は何時からでしたか?
A2:2026年8月5日(水)午後4時00分から開催されました。第108回全国高等学校野球選手権大会では、暑さ対策として前年に続く夕方開催が採用されました。
Q3:2026年の春と夏の選手宣誓は誰が担当しましたか?
A3:春は北海道・北照高校の手代森煌斗主将、夏は西東京・八王子実践高校の矢沢陵磨主将です。春は伝統と次世代への思い、夏は仲間との支え合いや困難に立ち向かう姿勢が印象に残りました。
Q4:高校野球の開会式では優勝旗返還も行われますか?
A4:はい。前年の優勝校が大会の優勝旗を返還するセレモニーがあります。2026年春は横浜、夏は沖縄尚学が返還を担当しました。春と夏では別々の優勝旗が使用されます。
Q5:高校野球の開会式はテレビ以外でも見られますか?
A5:2026年はNHK ONEで開会式と大会の試合が同時配信・見逃し配信されました。テレビやラジオのほか、スマートフォンやパソコンからも視聴できる環境が整えられていました。
Q6:春と夏の開会式で最も大きな違いは何ですか?
A6:開催時期と大会の出場校選考方法です。春は秋季大会の成績などを踏まえて選考された32校が出場し、夏は地方大会を勝ち抜いた49代表校が参加します。また、2026年の夏は猛暑対策として午後4時からの夕方開催でした。
2026年の高校野球開会式は、春のセンバツが3月19日午前9時01分、夏の甲子園が8月5日午後4時に開催されました。どちらも阪神甲子園球場が舞台となり、全国の高校球児が新たな大会のスタートを迎えました。
春は北照の手代森煌斗主将が選手宣誓を務め、M!LKの「イイじゃん」に合わせた入場行進や、前年王者・横浜による優勝旗返還が注目されました。夏は八王子実践の矢沢陵磨主将が宣誓を担当し、前年優勝校・沖縄尚学の優勝旗返還と49代表校の行進が大会の幕開けを彩りました。
春と夏の違いを理解するうえでは、単に開催時間を比較するだけでなく、センバツの選考方式と夏の地方大会を勝ち抜く仕組み、さらに夏の暑さ対策にも目を向けることが大切です。
開会式は、選手たちが甲子園という舞台に立つ最初の瞬間です。入場行進には学校の誇りが、優勝旗返還には前年から続く歴史が、選手宣誓にはその年を戦う高校球児の決意が込められています。
2026年の春夏大会で見られた伝統と変化は、これからの高校野球を考えるうえでも象徴的な出来事となりました。
主な事実確認資料
- 日本高等学校野球連盟「第98回選抜高等学校野球大会・大会日程」
- 日本高等学校野球連盟「第108回全国高等学校野球選手権大会・大会日程」「暑さ・健康対策」
- 北照高校公式発表「手代森主将、100点満点!威風堂々、夢をつないだ選手宣誓!」
- 日刊スポーツの春・夏開会式報道
- NHKの2026年春・夏大会配信発表
- 日本高野連の2026年センバツ入場行進曲発表