2026年の第77回NHK紅白歌合戦について、現時点で確認できる情報は次のとおりだ。
| 項目 | 2026年11月5日時点の状況 |
|---|---|
| 番組名 | 第77回NHK紅白歌合戦 |
| 放送日 | 2026年12月31日(木) |
| 会場 | NHKホール |
| 司会 | 芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、鈴木奈穂子アナウンサー |
| 番組テーマ | 「こえていこう、歌とともに。」 |
| 出場歌手 | NHKからの正式発表前 |
| 落選者一覧 | 未確定 |
| 出場歌手の発表日 | NHKから正式な日程発表なし |
| 追加出場者 | 未発表 |
NHKの第77回紅白歌合戦の観覧案内には、出演者について「決定次第、放送や番組ホームページなどでお知らせします」と記載されている。
つまり、司会者や番組テーマが決まっていることと、歌手の出演が決まっていることは別の話だ。
現時点で落選が確定した歌手はいる?11月5日時点で、NHKが公表した正式な落選者はいない。
SNSや芸能ニュースでは、前年までの常連歌手の名前が発表前の予想リストから外れていることを理由に「落選か」とする見方もある。しかし、NHKが出場歌手を公表していない段階では、出演しないこと自体も確定していない。
また、出演しない場合でも、理由は一つとは限らない。
- NHK側の選考によって出演候補から外れた
- 歌手側が出演依頼を辞退した
- スケジュールや活動方針が合わなかった
- グループや個人の活動状況が変化した
- 特別企画や別の演出枠での出演を調整している
こうした事情は外部から区別しにくい。
したがって、2026年の「紅白出場歌手落選者一覧」を現段階で実名入りで作ることはできない。
【発表日はいつ?】過去の発表日と追加出場の実例を検証
出場歌手の発表時期を予測するうえで参考になるのが、過去の紅白の発表日だ。
直近の第73回から第76回までを見ると、いずれも11月中旬に発表されている。
過去4年間の出場歌手発表日| 開催回 | 出場歌手発表日 | 主な動き |
|---|---|---|
| 第73回・2022年 | 11月16日 | IVE、Aimer、なにわ男子などが初出場。 |
| 第74回・2023年 | 11月13日 | Ado、新しい学校のリーダーズ、Mrs. GREEN APPLEなどが初出場。 |
| 第75回・2024年 | 11月19日 | Creepy Nuts、こっちのけんと、ME:Iなどが初出場。 |
| 第76回・2025年 | 11月14日 | HANA、ちゃんみな、M!LKなどが初出場。 |
| 第77回・2026年 | 11月5日時点で未発表 | NHKの正式発表待ち。 |
この4年間の実績から、2026年も11月中旬が一つの目安になる。
ただし、過去と同じ日付に発表される保証はない。NHKから具体的な発表日時が告知されるまでは、予測と確定情報を分けて受け止めたい。
出場歌手の追加発表は本当にある?ここは落選を判断するうえで見逃せないポイントだ。
2025年の第76回では、11月14日の出場歌手発表後にも追加出演者が発表された。
代表的な例は次のとおり。
- 12月3日:AKB48。結成20周年を記念した特別ステージとして出演が決定。
- 12月5日:RADWIMPS。メジャーデビュー20周年やNHK連続テレビ小説「あんぱん」の主題歌などを背景に出場が決定。
- 12月6日:SixTONES。3年ぶり4回目の出場が決定。
- 12月11日:back number。NHKウインタースポーツテーマソングなどに関連して出場が決定。
加えて、星野源、玉置浩二、松任谷由実、米津玄師、矢沢永吉らの出演も12月にかけて順次発表された。
この事例が示すのは、最初の出場歌手発表が、その年の全出演者を必ずしも網羅するものではないということだ。
特別企画は通常の紅組・白組の出場枠とは異なる形で発表されることもある。
そのため、最初の名簿に名前がない歌手を、その時点で完全な落選と判断するのは早い。
【選考理由を徹底分析】紅白出場歌手の選考基準は3つ
では、NHKはどのような基準で出場歌手を決めているのか。
NHKがこれまで公表してきた選考の基本方針は、次の3点だ。
1. 今年の活躍
2. 世論の支持
3. 番組の企画・演出
2025年の第76回の出場歌手発表でも、この3要素を中心に総合的に判断したことが説明されている。
① 今年の活躍:ヒット曲や音楽活動の実績単純なCD売上だけでなく、幅広い音楽活動が評価対象になる。
具体的には、次のようなデータが挙げられる。
- CD・DVD・Blu-rayの売上
- 音楽配信のダウンロード数
- ストリーミング再生回数
- ミュージックビデオの再生回数
- SNSでの活動や反響
- 有線放送やカラオケのリクエスト状況
音楽の聴かれ方が変化した現在、CDの売上だけではアーティストの人気を測れない。
たとえば、若い世代を中心にストリーミングで大きく支持される歌手と、幅広い年齢層に長年親しまれている歌手では、人気の現れ方が異なる。
NHKが複数の指標を参照するのは、そうした音楽市場の変化を考慮するためと考えられる。
② 世論の支持:NHKの世論調査と視聴者の関心もう一つの柱が、世論の支持だ。
2025年の選考に関する報道では、NHKが次の2種類の調査を行っていたことが紹介されている。
- 電話による世論調査:全国の7歳以上を対象に、紅白に出場してほしい歌手を男女それぞれ3組尋ねる。
- ウェブアンケート:全国の7歳以上を対象に、出場してほしい歌手を男女それぞれ3組以上10組まで尋ねる。
同年の報道で示された調査対象は、電話調査が2,027人、ウェブアンケートが8,000人だった。
ここで注意したいのは、紅白の出場歌手が視聴者投票だけで決まるわけではないことだ。
SNSで話題になっている歌手でも、世論調査の支持や番組全体の構成との兼ね合いがある。
反対に、SNS上の話題が比較的少なくても、幅広い世代から支持される歌手が選ばれる可能性はある。
③ 番組の企画・演出:人気だけでは決まらない理由3つ目の基準が、番組の企画・演出にふさわしいかどうかだ。
ここには紅白ならではの事情がある。
紅白は単なる音楽ランキングの上位者を集める番組ではない。紅組・白組の構成、世代間のバランス、共演企画、周年記念、話題性などを組み合わせた年末の大型番組だ。
たとえば、次のような要素が企画上の判断材料になり得る。
- デビュー周年や結成周年を迎える歌手
- NHKのドラマやスポーツ番組と関係する楽曲
- 異なる世代のアーティストによる共演
- その年を象徴するヒット曲や社会的な話題
- 紅白ならではの特別ステージ
第76回では、放送100年という節目を意識した企画が組まれた。
制作統括のインタビューでも、新しい音楽勢力を反映することと、紅白らしさを残すことのバランスが語られている。
つまり、今年の音楽活動で大きな成果を上げた歌手でも、番組全体の構成によっては出場が実現しない可能性がある。
プロの視点では、紅白の選考を「人気順のランキング」と捉えないことが大切だ。
【内定報道の真相】STARTO社や有力歌手の出場報道はどこまで本当?
正式発表前に注目されるのが、スポーツ紙や週刊誌による内定報道だ。
「出場決定」「出演へ」「有力」「リストアップ」「出演交渉中」など、見出しの表現はさまざまだが、それぞれ情報の確度は異なる。
特に2026年は、STARTO ENTERTAINMENTをめぐる報道にも関心が集まっている。
STARTO社の紅白出場をめぐる報道2026年9月25日、週刊文春は、STARTO社が所属アーティストを紅白にエントリーしないよう、所属レコード会社に申し入れたと報じた。
記事では、NHK関係者の証言として、同社とNHKの関係悪化や、所属グループの出場が難しくなる可能性が取り上げられた。
一方、同記事内でSTARTO社はNHKとの亀裂を否定している。また、NHK側がKing & PrinceやAぇ! groupなどへの出演交渉を続けているとの関係者証言も紹介された。
この報道から読み取れるのは、STARTO社所属アーティストの出演をめぐって、関係者間の調整が注目されているということだ。
ただし、次の3点は区別する必要がある。
- STARTO社が所属アーティストの出場を一律に禁止されたという公式発表はない。
- 所属グループ全体の不出場がNHKから正式決定されたわけではない。
- 個別グループの出演交渉に関する報道と、実際の出場決定は別の情報である。
したがって、STARTO社の問題だけを理由に、Snow Man、SixTONES、King & Prince、なにわ男子などの落選を断定することはできない。
「内定」と「正式決定」は何が違う?芸能報道でよく使われる表現を整理すると、次のようになる。
| 報道の表現 | 意味 | 確定度の見方 |
|---|---|---|
| 出場候補 | 選考対象として名前が挙がっている | 未確定 |
| リストアップ | 候補者として検討されている | 未確定 |
| 出演打診 | 出演を依頼している段階 | 未確定 |
| 出場有力 | 関係者が可能性を高く見ている | 未確定 |
| 内定 | 関係者間で決まったと報道されている | 公式発表待ち |
| NHK正式発表 | 番組の出演者として公表された | 確定 |
とりわけ「内定」という言葉には注意したい。
報道機関が関係者の証言をもとに伝えた情報であっても、NHKの正式発表と同じ意味にはならない。
また、報道された歌手が最終的に出演しないこともあり得る。
見出しだけを読んで出場確定と判断せず、本文にある情報源やNHK側の発表内容まで確認することが大切だ。
【歴代落選歌手を検証】前年の出場者が翌年に選ばれないケースも
紅白では、前年に出場した歌手が翌年の出場歌手一覧に名前を連ねないことも珍しくない。
その具体例として、2023年の第74回と2024年の第75回を比較してみよう。
2023年に出場したYOASOBI、Perfume、ゆず、Official髭男dismなどは、2024年の当初発表された出場歌手一覧に名前がなかった。
日刊スポーツも2024年11月19日の発表時、前年の出場歌手のうち今回の発表に名前がなかったアーティストを取り上げている。
しかし、こうしたケースを一律に「NHKから落選させられた」と表現するのは正確ではない。
出場しない理由は外部から判別できない歌手が出演しなかった背景には、選考の結果だけでなく、本人や所属事務所の意向、スケジュール、企画の方向性など複数の事情が考えられる。
また、出場歌手としての出演と、特別企画への出演は区別される。
2025年の第76回では、11月の発表時点で名前がなかったアーティストが、12月に入ってから追加出演者として発表された。
このため、前年の常連歌手が初回発表の名簿から外れていたとしても、後日出演する可能性は残る。
紅白の落選を考えるときに見落としやすいポイント注目すべきなのは、出場回数だけでは次回の出演を予測できないということだ。
長年出場している歌手であっても、毎年の選考では改めて今年の活躍や番組企画との適合性が問われる。
一方、過去に出場していなかった歌手が、その年の大きなヒットや企画をきっかけに初出場するケースもある。
紅白の出場歴は重要な参考情報だが、翌年の出演を保証するものではない。
【最新情報の見分け方】紅白の出場者発表を正しく追う方法
11月から12月にかけては、紅白関連の情報が急増する。
そのなかで誤情報に惑わされないためには、情報源を3段階に分けると分かりやすい。
1. NHK公式発表を最優先する最も確実なのは、NHK紅白歌合戦の公式サイトや公式発表だ。
出場歌手の発表、追加出演者、特別企画、曲目、曲順などは、それぞれ発表時期が異なる。
出場歌手一覧に加えて、後日の追加発表も確認したい。
2. 報道機関の記事は情報の出どころを見るスポーツ紙や週刊誌の記事を読む際は、次の点を確認する。
- NHKの公式発表に基づいているか
- NHK関係者や所属事務所関係者の証言なのか
- レコード会社関係者の見立てなのか
- 出演候補や打診段階の話なのか
- 複数の報道機関が独立して裏付けているか
同じ情報を複数のサイトが転載しているだけの場合、独立した複数の裏付けがあるとは限らない。
3. SNSの投稿は公式情報と切り分けるSNSでは、出演者の目撃情報やリハーサルの噂、関係者を名乗る投稿などが拡散されることがある。
しかし、投稿者の身元や情報源が確認できなければ、出演決定の根拠にはならない。
特に、次のような情報には注意が必要だ。
- 「出演者一覧が流出した」という画像
- 「関係者から聞いた」という出所不明の投稿
- 「NHKが正式決定した」という公式発表のない情報
- 過去の出演者一覧を2026年版として再投稿した画像
公式サイトの掲載内容と照合することが、最も確実な確認方法になる。
【紅白出場歌手の落選】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の紅白で落選が確定した歌手は誰ですか?
A1:2026年11月5日時点では、NHKから出場歌手の正式発表が確認できず、確定した落選者はいません。特定の歌手を落選と断定することはできません。
Q2:2026年の紅白出場歌手はいつ発表されますか?
A2:NHKから具体的な発表日は公表されていません。2022年から2025年までの直近4回は11月13日から19日の間に発表されており、2026年も11月中旬が一つの目安です。
Q3:紅白の選考基準は何ですか?
A3:NHKが公表している基本的な選考基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3つです。売上や再生数だけで決まるわけではありません。
Q4:紅白の出場歌手は後から追加されることがありますか?
A4:あります。2025年の第76回では、11月14日の発表後、AKB48やRADWIMPS、SixTONES、back numberなどが12月に追加発表されました。特別企画の出演者も後日発表されることがあります。
Q5:STARTO社所属のグループは2026年の紅白に出場できないのですか?
A5:現時点で一律に出場できないという公式発表はありません。STARTO社とNHKをめぐる関係について報道はありますが、所属グループそれぞれの出場可否は正式発表を待つ必要があります。
Q6:前年の紅白に出場した歌手は翌年も出場できますか?
A6:前年の出場実績は翌年の出演を保証するものではありません。毎年の活動実績、世論の支持、番組の企画・演出などを踏まえて改めて選考されます。
2026年11月5日時点で、第77回NHK紅白歌合戦の出場歌手は正式発表前であり、落選者一覧も確定していない。
過去4年間の発表日は11月13日から19日の間に集中しており、2026年も11月中旬が注目される。ただし、具体的な発表日はNHKからの案内を待つ必要がある。
また、2025年の第76回では、11月の初回発表後にもAKB48、RADWIMPS、SixTONES、back numberなどの追加出演が決まった。最初の発表に名前がないことと、最終的に出演しないことは同じではない。
紅白の選考では「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3要素が重視される。知名度や過去の出場回数だけでは、出演の可否を判断できない仕組みだ。
【プロの結論】 2026年の紅白をめぐる情報を見る際は、NHKの正式発表、報道機関による関係者情報、編集部や個人による出演予想を明確に区別することが重要だ。特に「内定」「出場有力」「落選確定」という言葉は、情報の根拠まで確認して判断したい。
正式な出場歌手発表後は、初出場だけでなく、前年から名前が消えた常連歌手や、後日追加される特別企画にも注目したい。大みそかの顔ぶれが出そろうまで、2026年の紅白の動向を追っていきたい。