- 現在の立場: 元小結・遠藤の北陣聖大親方。追手風部屋で後進を指導し、本場所の警備やテレビ解説にも携わっている。
- 引退の理由: 2025年に左右の膝を手術。復帰を目指してリハビリを続けたものの、気持ちが変化し、同年11月に引退した。
- 今後の予定: 2027年1月30日に両国国技館で引退相撲・北陣襲名披露大相撲を開催する。公式案内ではチケット完売となっている。
【2026年最新】北陣親方の現在は元遠藤!追手風部屋での活動と近況

日本相撲協会の公式プロフィールによると、北陣親方の基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現在の年寄名 | 北陣聖大 |
| 本名 | 遠藤聖大 |
| 旧しこ名 | 遠藤 |
| 生年月日 | 1990年10月19日 |
| 年齢 | 36歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 石川県鳳珠郡穴水町 |
| 所属 | 追手風部屋 |
| 現役時代の最高位 | 小結 |
| 現役引退 | 2025年11月1日 |
| 得意技 | 突っ張り・左四つ・寄り |
現在は現役力士ではなく、年寄として日本相撲協会に所属しています。
引退後も相撲界を離れたわけではありません。所属していた追手風部屋に残り、若手力士の育成や本場所の運営に関わっています。
2026年に確認できる主な活動北陣親方の引退後の活動は、実際の訪問やイベント出演からも確認できます。
2026年3月24日:大阪の教育機関を訪問
大阪阿倍野キャンパス(明浄学院高等学校・藍野大学短期大学部)を表敬訪問しました。
3月27日に掲載された学校側のお知らせでは、現役引退後の活動として、追手風部屋での後進指導、本場所の警備担当、テレビ解説などが紹介されています。
訪問当日は学生や教職員に向けて講話を行い、努力を継続することや礼節を重んじる姿勢について伝えました。
2026年5月:親方トークショーに出演
大相撲夏場所中には相撲博物館で行われた親方トークショーに出演。
引退後も体重を維持し、再び相撲を取りたいという意欲を示していました。
2026年9月:両膝の回復と若手指導への意欲
秋場所中のトークショーでは、手術した両膝の回復状況について言及。
四股を踏み、ぶつかり稽古で胸を出すところまで回復したことを明かしました。
2026年10月18日:ちゃんこフェスでトークショー
東京都港区の六本木ヒルズアリーナで開催された「ホットスタッフのちゃんこフェス2026」に出演しました。
現役時代と変わらず朝の稽古にも参加し、休みの日でも自然と四股を踏んでしまうと話しています。
これらの活動を見ると、北陣親方は単に引退後の生活を送っているのではなく、現場で相撲と関わり続けていることが分かります。
【北陣聖大の経歴】元遠藤はどんな力士だった?
石川県出身の実力派力士から、後進を育てる親方へ
北陣親方の現役時代を知るには、遠藤という力士がどのように角界で活躍したのかを振り返る必要があります。
遠藤聖大は、石川県鳳珠郡穴水町出身。金沢学院東高校(現・金沢学院大学附属高校)を経て日本大学に進学しました。
大学時代にはアマチュア横綱に輝き、プロ入り前から高い実力を評価されていました。
遠藤の主な経歴と実績| 時期 | 出来事 | 主な実績 |
|---|---|---|
| 1990年 | 石川県穴水町に誕生 | 10月19日生まれ |
| 大学時代 | 日本大学で活躍 | アマチュア横綱 |
| 2013年3月 | 初土俵 | 幕下10枚目格付け出し |
| 2013年7月 | 新十両 | 14勝1敗で十両優勝 |
| 2013年9月 | 新入幕 | 所要3場所のスピード出世 |
| 2018年5月 | 新三役 | 小結に昇進 |
| 2025年5月 | 最後の現役場所 | 9勝6敗で勝ち越し |
| 2025年11月1日 | 現役引退 | 年寄・北陣を襲名 |
日本相撲協会の公式記録では、遠藤の主な戦績は以下のようになっています。
- 生涯戦歴:527勝494敗88休
- 幕内戦歴:480勝482敗73休
- 三賞:殊勲賞1回、敢闘賞1回、技能賞4回
- 金星:7個
- 十両優勝:1回
- 最高位:小結
特に注目されたのは、入門直後の出世スピードです。
髷を結う前のざんばら髪で幕内に上がる姿は大きな話題となり、端正な顔立ちと正攻法の相撲も相まって人気を獲得しました。
永谷園のテレビCMへの出演など、土俵外でも知名度を高めています。
当時の大相撲は不祥事などによって人気が低迷していた時期でした。遠藤の登場は、相撲に再び関心を持つ人を増やすきっかけの一つとなりました。
ただし、最高位は横綱や大関ではなく小結です。人気だけでなく、技能賞4回、金星7個という実績も、遠藤の力士としての評価を支えています。
【遠藤の引退理由】両膝の手術から引退決断までの経緯
北陣親方が現役を退いた最大の背景は、長年抱えていた両膝の故障です。
人気力士として土俵に立ち続けてきた遠藤ですが、現役終盤は膝の痛みとの闘いが続いていました。
左膝・右膝の故障は現役時代から続いていた遠藤は2015年春場所で左膝前十字靱帯断裂などの大けがを経験しています。
また、日本大学時代にも右膝に大きな故障を抱えていました。
その後も長期間の離脱につながる手術を避け、膝の状態と付き合いながら土俵に立ち続けてきました。
現役生活を通じて、故障を抱えながらも正面から相手に向かう相撲を貫いたことは、遠藤の特徴の一つです。
2025年の両膝手術と引退までの時系列引退に至る流れを整理すると、次のようになります。
- 2025年5月: 夏場所で9勝6敗と勝ち越し。これが現役最後の場所となった。
- 2025年7月10日: 右膝を手術。名古屋場所を全休。
- 2025年9月: 左膝を手術。秋場所も全休。
- 2025年10月: 九州場所の番付で東幕下3枚目に降下。
- 2025年11月1日: 日本相撲協会が引退と年寄「北陣」襲名を発表。
- 2025年11月9日: 福岡市内で引退会見。
両膝を手術した後、当初は再び土俵に戻ることを目指していました。
しかし、リハビリを続ける中で気持ちが変化していきます。
引退会見で語った本当の心境2025年11月9日の引退会見で、遠藤は次のように話しました。
手術をして、もう一度土俵に戻るつもりでリハビリしてきたが、だんだん気持ちが変わった。
また、現役生活については「悔いは一切ない」と振り返っています。
この言葉から分かるのは、引退が単純に手術の失敗によって決まったわけではないということです。
当初は復帰を目指していたものの、身体の状態やリハビリの過程を踏まえ、現役を続けることから親方として新しい役割を担うことへ、人生の方向を切り替えたのです。
師匠の追手風親方からも「よく頑張った」「お疲れさま」とねぎらわれたと報じられています。
したがって、遠藤の引退理由を整理するなら、長年の両膝の故障と手術後の復帰への考え方の変化が中心です。
【両膝の回復状況】北陣親方は再び相撲を取れるのか?
引退後の北陣親方について、ファンが特に気にしているのが両膝の状態です。
現役時代は膝の故障を抱えながら相撲を取り続けてきただけに、手術後にどこまで回復したのかは大きな関心事となっています。
2026年1月時点ではまだ回復途上2026年1月6日、デイリースポーツの報道によると、北陣親方は初場所前の連合稽古を見学していました。
この時点では膝の状態について、まだ良くないと説明。
本人は早く四股を踏みたいという希望を持っており、相撲を取ることについては「早ければ今年の夏」と話していました。
引退後も現役時代の体重を維持し、再びまわしを締めることへの意欲を見せていたのです。
2026年5月から9月にかけて回復が進展5月19日の親方トークショーでは、再び相撲を取るために身体を維持していることや、四股を踏めるようになりたいという意欲を語りました。
さらに9月17日、秋場所中のトークショーでは、より具体的な回復状況が明らかになっています。
デイリースポーツによると、この時点で北陣親方は、
- 四股を踏む
- ぶつかり稽古で胸を出す
- 若手力士との稽古を目指す
という段階まで進んでいました。
特に目標としていたのが、追手風部屋の幕下力士・大森らと相撲を取ることです。
本人は回復について、次のように話しています。
段階は踏みつつやっています。
一方、膝の状態が良くない日もあり、若手から稽古を求められると応じてしまうこともあると明かしています。
つまり、日常的な稽古への参加は進んでいるものの、完全に痛みがなくなったわけではありません。
現役復帰と親方として相撲を取ることは別ここは誤解しやすいポイントです。
北陣親方が再び相撲を取りたいと話しているのは、主に部屋での稽古や若手への指導に関わる話です。
2025年11月に正式に引退しているため、現役力士として本場所に復帰したという意味ではありません。
2026年11月現在、確認できるのは親方として稽古に参加し、指導の幅を広げようとしている姿です。
回復の目安を判断するなら、四股を踏めるかだけでなく、ぶつかり稽古や実際の申し合いにどこまで参加できるかが注目点になります。
【北陣親方と先代の違い】元天鎧鵬の退職理由と年寄名跡の関係
「北陣親方」という名前を調べると、元遠藤だけでなく元天鎧鵬の情報も出てきます。
これは、同じ年寄名跡を異なる人物が襲名してきたためです。
両者を混同しないよう、経緯を整理しておきましょう。
先代の北陣親方は元前頭・天鎧鵬元天鎧鵬の本名は南貴由輝です。
熊本県玉名市出身で、文徳高校、日本大学を経て尾上部屋に入門。2007年初場所で初土俵を踏み、最高位は西前頭8枚目でした。
2019年春場所限りで現役を引退した後も、親方として相撲界に残っていました。
2023年7月には年寄「北陣」を襲名しています。
その後、2025年10月26日付で日本相撲協会を退職しました。協会の公式発表は退職日と本名を公表していますが、退職理由についての説明はありません。
元遠藤への北陣襲名までの流れ年寄名跡の移動を整理すると、次のようになります。
| 時期 | 人物 | 北陣名跡との関係 |
|---|---|---|
| 2023年7月 | 元琴勇輝 | 北陣から荒磯へ移行 |
| 2023年7月 | 元天鎧鵬 | 佐ノ山から北陣を襲名 |
| 2025年10月26日 | 元天鎧鵬 | 日本相撲協会を退職 |
| 2025年11月1日 | 元小結・遠藤 | 北陣を襲名 |
日本相撲協会の2023年7月21日付の理事会発表には、元天鎧鵬による北陣襲名が記録されています。
そして2025年11月1日には、元遠藤の引退と北陣襲名が正式に承認されました。
元天鎧鵬はなぜ退職したのか?この疑問については、慎重に整理する必要があります。
日本相撲協会は2025年10月27日、元北陣の南貴由輝さんが10月26日付で退職したと発表しました。
しかし、公式発表には具体的な退職理由は記載されていません。
日刊スポーツなどの報道では、元天鎧鵬が親方トークショーの司会や相撲教習所での新弟子指導など、引退後も幅広く活動していたことが紹介されています。
そのため、退職の理由を本人の不祥事や特定の人間関係と結びつける根拠はありません。
先代と現在の北陣親方は何が違う?大きな違いは、現役時代の実績と親方としての活動歴です。
- 元天鎧鵬: 最高位は前頭8枚目。引退後は複数の年寄名跡を襲名し、イベント司会や新弟子指導でも活躍。
- 元遠藤: 最高位は小結。金星7個、技能賞4回を獲得し、2025年に現役を引退して北陣を襲名。
同じ北陣という名前でも、まったく別の人物です。
検索結果で両者の情報が混ざるのは、年寄名跡が引き継がれていることが大きな理由です。
【2027年1月30日】遠藤の引退相撲・北陣襲名披露大相撲とは?
北陣親方にとって、次の大きな節目となるのが2027年1月30日の引退相撲です。
正式名称は「遠藤引退北陣襲名披露大相撲」。
両国国技館で開催され、現役時代の髷姿を見られる最後の機会となります。
開催概要| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2027年1月30日(土) |
| 会場 | 両国国技館 |
| 開場 | 午前10時 |
| 取組開始 | 午前11時30分 |
| 終了予定 | 午後4時 |
| 主な行事 | 遠藤断髪式、十両・幕内関連行事など |
| 主催 | 遠藤引退相撲事務局 |
両国国技館の公式スケジュールにも、同日の開催が掲載されています。
引退相撲で行われる主な内容公式案内では、次の催しが予定されています。
1. 十両土俵入り
2. 十両取組
3. 遠藤断髪式
4. 幕内土俵入り
5. 横綱土俵入り
6. 中入
中心となるのは、やはり遠藤の断髪式です。
力士にとって髷は現役生活を象徴するもの。断髪式では、関係者や親交のある人々が順番に髷にはさみを入れ、最後に師匠が大銀杏を切り落とします。
遠藤にとっても、約12年半の現役生活に区切りをつける重要な行事です。
チケットは完売している?2026年11月5日時点で、遠藤引退相撲の公式案内には、1階枡席・2階イス席ともに全席完売と掲載されています。
2026年10月18日のスポニチ報道でも、チケット完売が伝えられました。
同日のトークショーで北陣親方は、ファンへの感謝を込めて断髪式に臨む意向を語っています。
現役最後の時期に、再び歓声を聞きたいという思いで土俵に上がっていたことも明かしました。
引退相撲を単なるセレモニーではなく、応援してくれた人々への恩返しと位置づけている点が印象的です。
【プロの結論】北陣親方の現在から見える引退後の新しい役割
遠藤の引退後を考えるうえで注目したいのは、現役時代の人気と実績を、今後どのように後進の育成へつなげていくかという点です。
現役時代の経験は指導者としての財産になる遠藤は、大学時代から高い技術を持ち、プロ入り後も短期間で幕内まで昇進しました。
一方で、長期間にわたって膝の故障に悩まされてきました。
順調な出世だけでなく、けがとの付き合い方、長期休場、復帰への葛藤も経験しています。
こうした経験は、若い力士にとって実践的な学びになる可能性があります。
特に、身体の状態を見極めることや、長期的に競技生活を考えることは、力士を育てる立場になっても重要なテーマです。
北陣親方の今後を判断する3つのポイント今後の活動を追うなら、次の3点に注目すると状況を把握しやすくなります。
1. 両膝の回復と稽古への参加状況
四股や胸出しに続き、若手との申し合いにどこまで参加できるかが注目されます。
2. 追手風部屋での指導実績
自身の経験を生かして、どのような力士を育てるのか。特に若手の技術指導や身体づくりへの関わりが見どころです。
3. テレビ解説やイベントでの活動
現役時代から高い知名度を持つ北陣親方は、相撲の魅力を一般の視聴者に伝える役割も期待されます。
2026年には学校訪問やトークショーへの出演も確認されており、競技の内側と外側の両方で活動していることが分かります。
【北陣親方の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:北陣親方は元遠藤本人ですか?
A1:はい。北陣親方は元小結・遠藤の遠藤聖大です。2025年11月1日に現役を引退し、年寄「北陣」を襲名しました。
Q2:北陣親方の両膝は完治していますか?
A2:2026年9月の報道では、四股を踏み、ぶつかり稽古で胸を出せるまで回復していました。ただし、膝の状態が良くない日もあると本人が話しており、完治したとの公式発表はありません。
Q3:遠藤の引退相撲はいつ開催されますか?
A3:2027年1月30日(土)に両国国技館で開催予定です。開場は午前10時、取組開始は午前11時30分、終了は午後4時の予定です。公式案内では全席完売となっています。
Q4:先代の北陣親方は誰ですか?
A4:元前頭・天鎧鵬の南貴由輝さんです。2025年10月26日付で日本相撲協会を退職しました。退職理由は公式発表されていません。
Q5:北陣親方は現在も追手風部屋に所属していますか?
A5:はい。日本相撲協会のプロフィールでは所属部屋は追手風部屋です。部屋付き親方として後進の指導に携わっています。
2026年現在の北陣親方は、元小結・遠藤として約12年半の現役生活を送り、2025年11月に引退した遠藤聖大です。
両膝の手術を経て現役復帰を目指した時期もありましたが、最終的には親方として後進を育てる道を選びました。
現在は追手風部屋での指導を中心に、本場所の警備、テレビ解説、イベント出演など幅広く活動しています。
両膝についても2026年9月には四股や胸出しができるまで回復したことが報じられ、若手と相撲を取ることを目標にしています。
そして、2027年1月30日には両国国技館で引退相撲・北陣襲名披露大相撲が開催されます。
一方、先代の元天鎧鵬とは別人であり、退職理由も公式には明らかにされていません。この点は、同じ年寄名跡を引き継いだことによる情報の混同に注意が必要です。
遠藤として土俵を沸かせた時代から、北陣親方として次世代を育てる時代へ。
2027年の断髪式は、その転換点を象徴する一日になりそうです。