広瀬すずの幼少期を知るうえで特に興味深いのが、本人が2016年9月にファッション誌『Street Jack』のインタビューで明かした、幼い頃の記憶だ。
広瀬は、自分がまだ赤ちゃんだった頃、周囲に父母や親戚が集まっている光景を覚えていると語った。自分はまだ歩けず、寝ている状態から周囲の大人たちを見ていたという。
本人の話では、当時は自分も歩いて周囲の人たちのところへ行きたいという気持ちがあったそうだ。
さらに驚かされるのが、1歳で保育園に入った日の記憶である。
広瀬は、親がそばにいない状況でも、一人で過ごしている自分をどこか誇らしく感じていたことを振り返っている。
このエピソードからは、幼い頃から周囲をよく観察し、自分の置かれた状況を意識するタイプだったことがうかがえる。
姉・広瀬アリスが廊下から見守っていた2025年6月3日付のマイナビニュースでは、TOKYO FM『広瀬すずの「よはくじかん」』で語られた保育園時代の記憶が紹介された。
広瀬によると、保育園には1歳から通っており、同じ保育園にいた姉・広瀬アリスとの思い出も残っている。
特に印象的なのは、廊下に顔を出すと、姉がいつも心配そうにこちらを見ていて、手を振ってくれたという記憶だ。
4歳ほど年上のアリスが、妹を気にかけていた様子が伝わってくる。
幼い頃の姉妹関係を象徴するエピソードであり、後に芸能界でもそれぞれ活躍する2人の原点を感じさせる。
広瀬本人は、こうした記憶について、当時は目の前の感情だけで動くタイプではなかったため、景色として記憶に残っているのかもしれないと分析していた。
【泥団子の名人だった!】広瀬すずの幼い頃の性格と意外な遊び

広瀬すずの子供時代は、現在の華やかな女優のイメージとは少し違う。
2016年のインタビューで本人が語ったところによると、幼い頃は一人で過ごすことが好きで、竹馬や泥団子作りに夢中になっていた。
なかでも注目したいのが、泥団子作りへのこだわりだ。
こだわりの強さが表れた泥団子遊び広瀬は当時、泥団子作りが得意で、周囲から名人と呼ばれていたと明かしている。
作り方にも独特のこだわりがあった。
親指で表面を削るように磨き、砂の表面を滑らかに仕上げていく。納得できる形にならなければ、せっかく作ったものでも潰してしまうことがあったという。
このエピソードから見えてくるのは、幼い頃から自分の納得できる仕上がりを追求する性格だ。
単に外で遊ぶのが好きだったというだけではない。自分なりの完成形を持ち、細かな部分までこだわっていた。
本人も当時の自分について、完璧主義だったと振り返っている。
俳優の仕事では、役柄の感情や細かな表情、作品全体の空気感を表現する必要がある。幼少期の泥団子作りと現在の演技を直接結び付けることはできないが、物事に納得するまで取り組む姿勢には興味深い共通点がある。
年長時代の将来の夢は「ひとり暮らし」さらに意外なのが、保育園の年長時代に書いた将来の夢だ。
広瀬は当時、将来の夢として「ひとり暮らし」を挙げていた。
女優やモデル、芸能人といった華やかな職業ではなく、自分だけの生活空間を持つことに憧れていたのである。
一人で遊ぶことが好きだったという話ともつながる。
幼い頃の広瀬は、人に囲まれて注目を集めるよりも、自分のペースで好きなことに集中する時間を大切にしていたようだ。
人見知りで目立つことが苦手だった小学生時代この内向的な一面は、2025年4月放送のフジテレビ系『ボクらの時代』でも語られている。
広瀬は小学生時代について、クラスの中では非常に静かで、人見知りだったと回想した。
男子とサッカーやバスケットボールをすることもあったが、基本的には同じ友人と隅の方で話していることが多かったという。
また、家族に対しては積極的に楽しませようとする一面があり、家族に笑ってもらうために全力を尽くすとも話している。
つまり、誰に対しても積極的に接する社交的な子供だったわけではない。
親しい人には愛情深く接する一方、知らない人や大勢の前では控えめになる。こうした二面性が、幼少期の広瀬すずの特徴だった。
【小学2年生でバスケ開始】広瀬アリスに連れていかれた意外なきっかけ
広瀬すずの子供時代を語るうえで欠かせないのが、バスケットボールである。
現在もバスケットボール関連の仕事に携わり、テレビ朝日のバスケットボール特番や大会関連企画で活躍している広瀬だが、その始まりは本人の希望によるものではなかった。
姉のチームに人数合わせで加入広瀬がバスケットボールを始めたのは小学2年生の頃。
2016年のインタビューでは、姉のチームでメンバーが足りなくなったことがきっかけだったと説明している。
当初は試合に出るための人数合わせに近い形で、姉のチームに加わることになった。
2016年のインタビューでは、最初は立っているだけでよいと言われていたという趣旨のエピソードも語っている。
2023年8月24日放送のテレビ朝日系『グッド!モーニング』では、さらに具体的な出来事を明かした。
友人の家で遊んでいたところ、バスケットボールシューズを履いたアリスが迎えに来て、そのまま練習に連れていかれたという。
そして、その日から練習に参加するようになった。
最初は乗り気でなくても負けず嫌いが開花最初からバスケットボールが大好きだったわけではない。
しかし、練習を続けるうちに、広瀬の中で競争心が強くなっていった。
本人は、同年代の上手な選手が増えていくにつれて、もっと上達したいという気持ちが強くなったと振り返っている。
チームで練習し、仲間と競い合うことが楽しくなり、次第にバスケットボールに夢中になった。
2023年のインタビューでは、当時出会った仲間との関係を、人生の宝物に思える大切な経験として語っている。
また、2023年のマイナビニュースによるインタビューでは、姉のチームに入ったことから始まったバスケットボールを、結果的に8年間続けたと明かしている。
バスケットボールが性格にも影響広瀬は別のインタビューで、小学生の頃は恥ずかしがり屋で内気だったと振り返っている。
スポーツを始めて周囲の人と仲良くなり、以前よりも自分を出せるようになったという趣旨のエピソードも紹介されている。
バスケットボールは単なる習い事ではなかった。
チームで役割を担い、仲間と協力し、試合で結果を出す経験は、広瀬の人間関係や競争心にも影響したと考えられる。
後に芸能界へ入り、数多くの共演者やスタッフと仕事をするようになった広瀬にとっても、集団の中で自分の役割を見つける経験は大切な土台になったのではないだろうか。
【姉妹関係と幼少期の年表】広瀬すずと広瀬アリスの関係を整理
広瀬すずと広瀬アリスは、4歳ほど年齢が離れた実の姉妹だ。
姉のアリスが先に芸能界へ進み、妹のすずがその後を追う形で芸能活動を始めた。
ただし、すず自身は当初、芸能界に強い憧れを持っていたわけではない。
幼少期から芸能界入りまでの主な出来事を整理すると、次のようになる。
| 時期 | 出来事・関係者 | エピソード |
|---|---|---|
| 1歳頃 | 保育園 | 本人によると、入園時の記憶が残っている |
| 幼児期 | 広瀬アリス | 姉が廊下から妹を見守っていた |
| 幼児期 | 一人遊び | 竹馬や泥団子作りに夢中になる |
| 年長時代 | 将来の夢 | ひとり暮らしと記入 |
| 小学2年生 | バスケットボール | 姉のチームに加わったことがきっかけ |
| 小学生時代 | バスケ仲間 | 負けず嫌いを発揮し、競技に熱中 |
| 2012年 | 芸能界デビュー | 14歳でミスセブンティーンのグランプリを獲得 |
| 2023年 | 姉妹の思い出 | バスケットボールを通じた関係を振り返る |
| 2025年 | 幼少期の記憶 | ラジオで1歳頃の保育園の記憶を紹介 |
| 2026年 | 女優として活動 | 映画出演や受賞など、キャリアを重ねる |
2016年のインタビューで、広瀬すずは姉が芸能活動を始めた当初、自分から目立とうとすることに対して驚きを感じていたと語っている。
すず自身は、人前に出ることが得意ではなかったからだ。
ところが、姉がテレビドラマに出演している姿を見て、考え方が変わった。
大人たちに囲まれた撮影現場で、姉がしっかりとセリフを話していることに感心したという。
その姿を見て、姉を家族というだけではなく、一人の人間として意識するようになったと振り返っている。
2023年のマイナビニュースでも、すずは姉が先に進んだ道を自分も追いかけてきたという趣旨の発言をしている。
バスケットボールも芸能活動も、最初のきっかけには姉の存在があった。
一方で、すず自身もバスケットボールを8年間続け、女優として独自のキャリアを築いている。
姉の影響を受けながらも、最終的には自分の意思で道を選び取ってきた姉妹関係だ。
【14歳で芸能界デビュー】広瀬すずの幼少期から現在までの経緯
広瀬すずの芸能界入りは、本人が最初から目指していた夢ではなかった。
当時はバスケットボールに夢中で、将来はバスケットボールのコーチになりたいと考えていた時期もあった。
しかし、姉の芸能活動や事務所関係者との出会いが転機となる。
2012年「ミスセブンティーン」でグランプリ2012年8月、広瀬すずはファッション誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリを獲得した。
当時14歳だった。
日刊スポーツの2017年2月の報道によると、所属事務所の社長から声を掛けられたことが芸能活動のきっかけだった。
本人は当初、俳優になることを考えておらず、東京へ行くことにも抵抗があったと明かしている。
バスケットボールに影響しない範囲で芸能活動を始めてみないかと誘われ、最終的に活動を始めることになった。
ところが、最初のCM撮影とバスケットボールの新人戦の日程が重なってしまう。
大切な試合に出られなくなったことから、本人は当時かなり悔しい思いをしたという。
このエピソードは、芸能界デビュー当初の広瀬が、どれほどバスケットボールを大切にしていたかを物語っている。
女優としての活動が本格化モデルとして活動を始めた広瀬は、2013年からドラマや映画にも出演するようになる。
2015年公開の映画『海街diary』では、四姉妹の末っ子・浅野すず役を演じ、作品とともに大きな注目を集めた。
2016年には映画『ちはやふる』シリーズで主人公・綾瀬千早を演じる。
競技に打ち込む高校生を演じるうえで、幼少期からのバスケットボール経験が役柄への理解につながった部分もあったと考えられる。
その後も『三度目の殺人』『流浪の月』『ちはやふる』シリーズなど、幅広い作品に出演。2019年にはNHK連続テレビ小説『なつぞら』でヒロインを務めた。
子供時代には女優になることを想像していなかった広瀬が、映画やテレビドラマの中心を担う俳優へと成長していった。
【2026年最新プロフィール】広瀬すずの年齢・出身地・現在の活動
2026年11月時点の広瀬すずの基本プロフィールは以下の通り。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 広瀬すず |
| 生年月日 | 1998年6月19日 |
| 年齢 | 28歳 |
| 出身地 | 静岡県 |
| 身長 | 159cm |
| 血液型 | AB型 |
| 所属事務所 | フォスター・プラス |
| 姉 | 広瀬アリス |
| 芸能界デビュー | 2012年 |
| デビュー時の年齢 | 14歳 |
| モデル活動 | Seventeen専属モデル |
| 主な活動 | 映画・ドラマ・CM・ラジオなど |
プロフィールは所属事務所フォスターの公式掲載情報に基づく。
2026年の主な活動と受賞歴2026年の広瀬は、映画を中心に活躍を続けている。
所属事務所の公式プロフィールには、2025年の映画『片思い世界』『ゆきてかへらぬ』『宝島』『遠い山なみの光』などが掲載されている。
2026年10月9日には、横浜流星とのダブル主演映画『汝、星のごとく』が全国公開された。凪良ゆうの小説を原作とし、藤井道人が監督を務める作品だ。
また、所属事務所の公式プロフィールには、2026年の第47回ヨコハマ映画祭主演女優賞、第68回ブルーリボン賞主演女優賞、第49回日本アカデミー賞優秀主演女優賞なども掲載されている。
ラジオではTOKYO FM『広瀬すずの「よはくじかん」』のパーソナリティーを担当。2025年にはFIBAアジアカップのテレビ朝日バスケットボールスペシャルブースターにも就任した。
小学生時代に姉の影響で始めたバスケットボールが、現在も仕事として関わるテーマになっている点は興味深い。
幼少期の写真は公開されている?広瀬すずの幼少期の写真を探す読者も多い。
本人が過去のインタビューやラジオで語った幼少期のエピソードは複数あるが、1歳の頃の記憶や泥団子作りの話は、写真そのものではなく本人の言葉によって伝えられたものだ。
幼少期の写真として紹介される画像を確認する際には、本人の公式発信や所属事務所が掲載する写真、本人のインタビューに付随した写真など、出所が明確なものを選びたい。
ネット上では、幼少期の写真とされる画像が出回ることもあるが、本人の写真であることが確認できない画像を安易に本人のものと判断するのは避けたい。
【広瀬すずの幼少期】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:広瀬すずは赤ちゃんの頃の記憶がある?
A1:本人は2016年のインタビューで、赤ちゃんの頃に親や親戚が集まっている光景を覚えていると語っています。また、1歳で保育園に入った日の記憶もあると明かしています。
Q2:広瀬すずは保育園時代にどんな性格だった?
A2:一人で過ごすことが好きで、竹馬や泥団子作りを楽しんでいたそうです。泥団子作りでは、納得するまで磨き上げるこだわりもありました。
Q3:広瀬すずがバスケットボールを始めたのは何歳?
A3:小学2年生です。先にバスケットボールをしていた姉・広瀬アリスに誘われ、姉のチームに加わったことがきっかけでした。
Q4:広瀬すずと広瀬アリスは何歳差?
A4:2016年の本人のインタビューでは、姉とは4歳離れていると説明しています。姉が先に芸能界に入り、すずもその後モデルとして活動を始めました。
Q5:広瀬すずは何歳で芸能界デビューした?
A5:2012年、14歳のときです。ファッション誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリを獲得しました。
Q6:2026年現在の広瀬すずの年齢は?
A6:1998年6月19日生まれの28歳です。2026年11月現在、映画やドラマ、CM、ラジオなど幅広い分野で活動しています。
【プロの結論】広瀬すずの幼少期から見える現在の魅力
広瀬すずの幼少期を本人のインタビューからたどると、現在の華やかな姿からは想像しにくい、意外な素顔が見えてくる。
1歳の頃から周囲の景色を覚えていたという記憶力、一人で竹馬や泥団子作りを楽しむ独立心、納得するまで作り込む完璧主義。そして小学2年生から始めたバスケットボールで培われた負けず嫌いな性格。
加えて、姉・広瀬アリスの背中を追いながら、最終的には自分自身の道を切り開いてきた歩みも印象的だ。
特に注目したいのは、広瀬すずの幼少期を「活発なスポーツ少女」という一つのイメージだけで説明できないことだ。
一人で過ごすのが好きで、人見知りだった一方、競技では負けず嫌いを発揮し、親しい家族にはサービス精神旺盛だった。
こうした複数の顔を持つ人物像こそ、広瀬すずの魅力を理解する手がかりになる。
2026年現在、28歳となった広瀬は、映画『汝、星のごとく』をはじめとする作品で新たな表現に挑み続けている。
幼少期の思い出は、単なる懐かしいエピソードではない。本人が語ってきた過去を振り返ることで、現在の仕事への向き合い方や人間関係、そして女優としての成長をより立体的に理解できる。
今後も本人のインタビューやラジオで語られる新たな思い出に注目したい。
主な参考資料:所属事務所フォスター公式プロフィール、2016年9月『Street Jack』インタビュー(エキサイトニュース掲載)、2025年6月マイナビニュース、2023年8月E-TALENTBANK、2017年2月日刊スポーツ、2025年4月『ボクらの時代』関連報道。