2026年11月現在、箱根駅伝のスタート地点や開始時刻を調べている人が押さえておきたいのは、2026年の第102回大会と、2027年1月に開催される第103回大会の情報を区別することだ。第102回大会は、1月2日の往路が午前8時に東京・大手町の読売新聞社前からスタートし、翌3日の復路は午前8時に神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場入口から始まった。
一方、第103回東京箱根間往復大学駅伝競走は、2027年1月2日(土)に往路、1月3日(日)に復路が開催されることが関東学生陸上競技連盟から発表されている。ただし、11月5日時点では競技そのものの正式なスタート時刻は未掲載だ。前年の午前8時という実績と、2027年の確定情報を混同しないことが、観戦計画を立てるうえでのポイントになる。
【2026年最新】箱根駅伝スタートは何時でどこ?往路・復路の基本情報

箱根駅伝のスタートを理解するには、往路と復路で出発地点が異なることを知っておきたい。
往路スタートは1月2日午前8時、大手町第102回大会の往路は、2026年1月2日(金)午前8時にスタートした。
スタート地点は、東京都千代田区大手町にある大手町・読売新聞社前。ここから1区の選手が鶴見中継所を目指して走り出し、各大学の10人がたすきをつなぎながら箱根の芦ノ湖へ向かった。
往路は5区間、総距離107.5km。東京から神奈川県内を走り、小田原を経由して箱根の山を上るコースだ。
スタート直後は各校の1区担当選手による集団での駆け引きが見どころになる。序盤の位置取りやペース配分が、その後のレース展開に影響を与えるため、最初の号砲から目が離せない。
復路スタートは1月3日午前8時、芦ノ湖復路のスタート地点は、往路のゴール地点でもある神奈川県足柄下郡箱根町の芦ノ湖駐車場入口だ。
2026年1月3日(土)、午前8時に復路の先頭チームがスタートした。
復路は6区から10区までの5区間で構成され、総距離は109.6km。箱根の山を下り、小田原、平塚、戸塚、鶴見などを経由して東京・大手町の読売新聞社前を目指す。
往路のゴールから一夜明け、山下りの6区から始まる復路では、選手の脚力だけでなく、下り坂への適応力や体力配分も勝負を左右する。
2027年第103回の開催日程も決定関東学生陸上競技連盟の大会情報によると、第103回大会の日程は次のとおり。
- 2027年1月2日(土):往路
- 2027年1月3日(日):復路
会場は前年と同じく、大手町読売新聞社前から箱根町芦ノ湖駐車場入口まで。
ただし、2027年の競技開始時刻については、2026年11月5日時点で正式な発表を確認できない。前年の8時スタートをそのまま確定情報として扱わず、今後の競技実施要項を確認したい。
【217.1kmの全貌】箱根駅伝のスタート地点からゴールまでのコース
箱根駅伝は、東京と箱根を往復する10区間の大学駅伝競走だ。
単純に東京から箱根まで走る大会ではなく、往路と復路で異なる地形や気象条件に対応しながら、10人の選手がたすきをつなぐ。
往路107.5km・復路109.6kmの違い大会公式サイトが公表しているコースの基本距離は以下のとおり。
- 往路:107.5km(1区〜5区)
- 復路:109.6km(6区〜10区)
- 総距離:217.1km(全10区間)
復路が往路より2.1km長いのは、両方向のコース設定が同じではないためだ。
往路の5区間1区は大手町から鶴見までの21.3km。各校のスピードランナーが序盤の主導権を争う。
2区は鶴見から戸塚までの23.1km。長距離のエースが集まり、「花の2区」と呼ばれる。
3区は戸塚から平塚までの21.4km。海沿いの区間で、風の影響も考慮したレース運びが求められる。
4区は平塚から小田原までの20.9km。終盤の山上りにつなぐ重要な区間だ。
5区は小田原から芦ノ湖までの20.8km。標高差の大きい山上りで、往路優勝を左右する重要な勝負どころとなる。
復路の5区間6区は芦ノ湖から小田原までの20.8km。山を下る特殊な区間で、スピードと身体への負担の管理が求められる。
7区は小田原から平塚までの21.3km。
8区は平塚から戸塚までの21.4km。
9区は戸塚から鶴見までの23.1km。長距離を走り切る持久力が問われる。
10区は鶴見から日本橋を経由し、大手町の読売新聞社前までの23.0km。最終ランナーがフィニッシュテープを目指す。
2026年第102回大会では、青山学院大学が総合10時間37分34秒を記録。往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒という成績で総合優勝を飾った。
【一目でわかる比較表】往路・復路・第103回のスタート情報
往路と復路の違い、2026年の実績、2027年の開催予定を整理すると、観戦時に必要な情報が把握しやすい。
| 比較項目 | 往路 | 復路 |
|---|---|---|
| 2026年開催日 | 1月2日(金) | 1月3日(土) |
| 2026年スタート時刻 | 午前8時 | 午前8時(先頭) |
| スタート地点 | 大手町・読売新聞社前 | 芦ノ湖駐車場入口 |
| ゴール地点 | 芦ノ湖駐車場入口 | 大手町・読売新聞社前 |
| 区間 | 1〜5区 | 6〜10区 |
| 距離 | 107.5km | 109.6km |
| 主な見どころ | 1区の駆け引き・5区の山上り | 6区の山下り・10区のフィニッシュ |
| 2027年開催日 | 1月2日(土) | 1月3日(日) |
| 2027年競技開始時刻 | 正式発表待ち | 正式発表待ち |
この比較で特に注意したいのは、復路の午前8時が全チーム共通のスタート時刻ではないことだ。
往路の成績によってスタート時刻が異なる仕組みが採用されているため、復路の競技開始を観戦する際には、時差スタートのルールも理解しておきたい。
【知らないと混乱する】箱根駅伝の時差スタートと繰り上げスタートの違い
箱根駅伝では、往路の順位や各中継所での通過状況によって、通常とは異なるスタートが行われる。
特に混同されやすいのが「時差スタート」と「繰り上げスタート」だ。
復路の時差スタートとは?復路では、往路で1位チームがフィニッシュしてから10分以内に到着したチームは、往路でのタイム差に応じて時差スタートを行う。
一方、1位チームのフィニッシュから10分を超えて遅れたチームは、先頭チームの復路スタートから10分後に一斉スタートする。
例えば、往路1位の大学が芦ノ湖に到着した時刻を基準にすると、次のような仕組みになる。
- 1位チーム:翌朝8時にスタート
- 1位から5分遅れて往路を終えたチーム:翌朝8時5分にスタート
- 1位から10分以内のチーム:実際のタイム差に応じてスタート
- 1位から10分を超えて遅れたチーム:翌朝8時10分に一斉スタート
これは2026年第102回大会の競技実施要項に定められたルールだ。
繰り上げスタートとは?繰り上げスタートは、各中継所で先頭走者から一定時間以上遅れた場合、前の区間の選手が到着する前に次の選手を出発させる制度だ。
大会の円滑な進行や交通安全を確保する目的がある。
第102回大会の競技実施要項では、次の時間が基準として定められていた。
- 往路・鶴見中継所:先頭通過から10分
- 往路・戸塚中継所:先頭通過から10分
- 往路・平塚中継所:先頭通過から15分
- 往路・小田原中継所:先頭通過から15分
- 復路の各中継所:先頭通過から20分
実際の繰り上げ出発は中継所の審判員主任の裁定による。
繰り上げスタートになると、前の走者からたすきを受け取れないまま次の選手が走り出すことになる。
箱根駅伝で繰り上げスタートが注目されるのは、大学の仲間がつないできたたすきを、最後まで自分たちの手でつなぎたいという選手たちの思いがあるからだ。
時差スタートと繰り上げスタートは別の制度この2つは目的も発生するタイミングも異なる。
時差スタートは、往路の成績を復路のスタート時刻に反映させるための制度。
繰り上げスタートは、各中継所で先頭から一定時間以上遅れた場合に適用される制度だ。
テレビ観戦では、復路のスタートでチームが次々に出発する場面と、中継所でたすきがつながらない場面を別々のルールとして理解すると、レースの展開がより分かりやすくなる。
【2027年最新】第103回箱根駅伝の日程・テレビ中継・スタート時間
2027年の箱根駅伝は、2027年1月2日(土)と3日(日)に開催される。
大会の正式名称は「第103回東京箱根間往復大学駅伝競走」。関東学生陸上競技連盟の大会情報にも開催日と会場が掲載されている。
2027年のテレビ中継は午前6時45分から箱根駅伝公式サイトが案内している日本テレビ系の中継予定は次のとおり。
- 往路:2027年1月2日(土)6時45分〜14時05分
- 復路:2027年1月3日(日)6時45分〜14時18分
また、スマートフォンやパソコンで視聴したい場合は、TVerのライブ配信も利用できる予定だ。
ここで注意したいのが、テレビ中継の開始時刻と競技のスタート時刻は別物という点。
2027年のテレビ放送は6時45分から予定されているが、それだけで競技自体が6時45分に始まるわけではない。
2026年第102回大会は両日とも午前8時スタートだったが、第103回大会の正式な号砲時刻は競技実施要項の発表を待つ必要がある。
2027年のスタート地点は変わる?開催会場として公表されているのは、大手町読売新聞社前から箱根町芦ノ湖駐車場入口までのコースだ。
したがって、観戦場所を検討する際は、次の2地点を基本に考えればよい。
- 1月2日の往路:大手町・読売新聞社前
- 1月3日の復路:箱根・芦ノ湖駐車場入口
スタート地点やフィニッシュ地点の周辺は混雑が予想されるため、現地で観戦する場合は、交通規制や駅の利用状況も確認しておきたい。
【現地観戦ガイド】箱根駅伝の交通規制と沿道観戦方法
箱根駅伝は公道を使用して行われる大会であるため、開催日には東京都内から神奈川県内にかけて交通規制が実施される。
特に大手町周辺や箱根の国道1号線は、観戦客と大会関係車両が集中するエリアだ。
2027年の交通規制はいつ発表される?2026年11月5日時点では、第103回本大会の東京都内・神奈川県内の交通規制時間をまとめた正式な案内は確認できない。
参考として、第102回大会では警視庁が東京都内の交通規制を次の時間帯に設定していた。
- 2026年1月2日:午前6時〜午前9時
- 2026年1月3日:正午〜午後3時
これは2026年大会の実績であり、2027年大会にそのまま適用される時間ではない。
また、神奈川県内では選手の通過に合わせて地域ごとに規制が実施された。箱根の山間部や小田原周辺では、国道1号線などの通行に影響が出るため注意が必要だ。
大会公式サイトと関東学生陸上競技連盟が公表する交通規制資料を、開催前に確認することが欠かせない。
沿道で観戦するときの基本ルール箱根駅伝を現地で観戦する際は、主催者が定める応援マナーを守る必要がある。
特に注意したいのは次の項目だ。
- 必ず歩道から応援し、車道に出ない。
- 選手に向かって身体を乗り出したり、手を伸ばしたりしない。
- 自動車、バイク、自転車などで選手を追いかけて応援しない。
- 脚立を使った応援は控える。
- ドローンや自撮り棒を使用しない。
- スタート・フィニッシュ地点や中継所付近の規制区域では、旗や横断幕などの掲示物を使用しない。
- 警察官や大会スタッフの指示に従う。
特にスタート地点、フィニッシュ地点、中継所の前後100m以内では、大学名などを表示する旗やのぼり、横断幕の掲出が禁止されている。
また、コース周辺の駅では混雑状況によって入場規制が行われる場合もある。選手の通過時刻だけでなく、駅への移動時間も考慮したい。
初めての人におすすめの観戦方法箱根駅伝の沿道観戦には、スタート地点で号砲を聞く方法と、途中のコースで選手の走りを見る方法がある。
大手町での観戦は、スタート前の緊張感や各大学の応援の雰囲気を楽しみたい人に向いている。
一方、箱根の芦ノ湖周辺は、往路のゴールと復路のスタートという2つの重要な場面を楽しめる場所だ。ただし、山間部は道路の規制や交通アクセスに注意が必要になる。
初めての観戦で移動に不安がある人や、複数の区間をじっくり見たい人は、テレビやTVerのライブ配信も選択肢になる。
現地観戦では一つの場所に絞り、移動による混雑や交通規制の影響を避けることが、落ち着いて大会を楽しむコツだ。
【箱根駅伝スタート】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝のスタート時間は毎年午前8時ですか?
A1:2026年第102回大会は、往路・復路とも午前8時に先頭チームがスタートした。ただし、2027年第103回大会の正式な競技開始時刻は2026年11月5日時点で未発表のため、公式の競技実施要項を確認する必要がある。
Q2:箱根駅伝の往路スタート地点はどこですか?
A2:東京都千代田区大手町の読売新聞社前だ。2026年第102回大会では1月2日午前8時にスタートし、芦ノ湖駐車場入口を目指した。
Q3:箱根駅伝の復路スタート地点はどこですか?
A3:神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場入口だ。2026年第102回大会では1月3日午前8時に先頭チームがスタートし、東京・大手町へ向かった。往路の成績による時差スタートが行われる。
Q4:第103回箱根駅伝2027はいつ開催されますか?
A4:2027年1月2日(土)が往路、1月3日(日)が復路だ。開催日は関東学生陸上競技連盟から公表されている。
Q5:箱根駅伝の距離は全部で何kmですか?
A5:総距離は217.1km。往路が107.5km、復路が109.6kmで、それぞれ5区間、合計10区間で構成される。
Q6:箱根駅伝の繰り上げスタートは何分で行われますか?
A6:第102回大会のルールでは、往路の鶴見・戸塚が10分、平塚・小田原が15分、復路の各中継所が20分を基準としていた。実際の出発は中継所の審判員主任の裁定による。
箱根駅伝のスタートを調べる際は、往路と復路の出発地点が異なること、そして2026年の実績と2027年の正式発表を分けて理解することが大切だ。
2026年第102回大会では、1月2日午前8時に大手町・読売新聞社前から往路がスタートし、1月3日午前8時には芦ノ湖駐車場入口から復路がスタートした。
2027年第103回大会は1月2日・3日の開催が決定している。テレビ中継は両日とも午前6時45分から予定されているが、競技開始時刻と交通規制の詳細は今後の公式発表を確認したい。
【プロの結論】
箱根駅伝をより深く楽しむために押さえておきたいのは、スタート時刻だけでなく、往路と復路の競技構造そのものだ。
往路は東京から箱根へ向かう山上りの勝負、復路は箱根から東京へ戻る山下りと終盤の総合順位争い。加えて、復路の時差スタートや各中継所の繰り上げスタートが、駅伝ならではの緊張感を生み出している。
2027年の観戦を予定している人は、次の3点を判断基準にしてほしい。
1. 時間を優先するなら: 競技の号砲時刻とテレビ中継の開始時刻を区別し、正式発表を確認する。
2. 現地観戦を優先するなら: 大手町か芦ノ湖か、観戦したい場面を先に決め、交通規制と駅の混雑を調べる。
3. 大会全体を楽しむなら: 往路の順位が復路のスタート時刻に影響することを理解し、たすきの受け渡しにも注目する。
箱根駅伝は、217.1kmという長い道のりを10人でつなぐ学生スポーツの大舞台だ。2027年第103回大会も、選手たちがどのようなドラマを生み出すのか。新春のスタートに向けて、公式発表と最新の観戦情報を確認しておきたい。