アニメ・データカードダス『アイカツ!』の楽曲を歌っているSTARANIS(スターアニス)。星宮いちごの歌声を担当する「わか」をはじめ、ふうり、ゆな、れみ、えり、りすこ、るか、もななど、複数のアーティストがキャラクターごとの歌唱を担当してきた実在のボーカルユニットです。
2012年の結成から、2013年の8人編成、2014年以降のメンバー交代、そして2018年のアイカツ!シリーズからの卒業まで、その歩みは作品の歴史と深く結び付いています。2026年には「ALL AIKATSU!」のライブ企画でも歴代メンバーが出演者として名を連ねています。ここでは、メンバーと担当キャラクター、結成の背景、代表曲、声優との違い、AIKATSUSTARS!との関係を整理します。
【STARANISとは?】アイカツ!のために結成された実在の歌唱ユニット
STARANISは、テレビアニメおよびデータカードダス『アイカツ!』のオープニング、エンディング、挿入歌などを歌うために結成されたアーティストユニットです。
結成が公式に発表されたのは2012年10月8日。当時のサンライズ公式作品ニュースでは、モエ・ジャパン所属の秋葉原ディアステージのメンバーから選ばれた、『アイカツ!』のための新ユニットとして紹介されています。
つまり、もともとアニメの中に存在する架空のアイドルグループを現実に再現しただけの存在ではありません。実際に活動するアーティストが、作品に登場するアイドルたちの歌声を担当するという、音楽とアニメを連動させたプロジェクトでした。
STARANISという名前の由来は八角STARANISという名前は、香辛料として知られる八角(スターアニス)に由来します。
八角は、果実が星のような形をした香辛料です。英語ではStar Aniseと呼ばれ、八つの角を持つ特徴的な形状が名前の由来になっています。
ランティスの公式アーティストプロフィールにも、8つの角を持つ星型の香辛料・八角からユニット名を付けたことが記載されています。
この名称は、作品の世界観にある星やアイドルの輝きとも自然に重なります。単なる英単語の組み合わせではなく、作品の音楽を支えるユニットの象徴として考えられた名前です。
結成当初は4人。作品の展開とともにメンバーが増加2012年の初期メンバーは、わか、ふうり、すなお、りすこの4人でした。
最初の主題歌シングルでは、この4人がオープニングテーマ「Signalize!」を担当。エンディングテーマ「カレンダーガール」は、わか、ふうり、すなおの3人が歌っています。
その後、作品に新しいキャラクターや楽曲が登場するのに合わせて、れみ、もえ、えり、ゆなも参加。2013年6月発売の「ダイヤモンドハッピー/ヒラリ/ヒトリ/キラリ」では、8人全員による歌唱が実現しました。
このようにSTARANISは、固定された人数のグループというより、作品の成長に合わせて歌唱メンバーと担当範囲が広がっていったプロジェクトでした。
【メンバー一覧】STARANISの歌唱担当とキャラクターを徹底整理
STARANISを理解するうえで最も大切なのが、メンバーと担当キャラクターの対応関係です。
同じキャラクターでも、活動時期によって歌唱担当が変更されたケースがあります。また、1人のアーティストが複数のキャラクターを担当することもありました。
以下はランティスの公式プロフィールと「アイカツ!シリーズ」公式ポータルの10周年記念コメントなどを基に整理したメンバー一覧です。
主要メンバーと担当キャラクター| メンバー | アーティスト名・本名 | 主な歌唱担当キャラクター |
|---|---|---|
| わか | 霧島若歌 | 星宮いちご |
| ふうり | 上花楓裏 | 霧矢あおい、音城セイラ、夏樹みくる |
| ゆな | 市倉有菜 | 紫吹蘭、一ノ瀬かえで、神谷しおん、冴草きい |
| れみ | 美谷玲実 | 有栖川おとめ、藤堂ユリカ、藤原みやび |
| えり | 愛野えり | 北大路さくら、風沢そら、姫里マリア、栗栖ここね |
| りすこ | ささかまリス子 | 神崎美月 |
| るか | 遠藤瑠香 | 大空あかり(ほかに白鳥ひめ、双葉アリアなど) |
| もな | 巴山萌菜 | 夏樹みくる(後に氷上スミレも担当) |
| すなお | 吉河順央 | 紫吹蘭など、初期の歌唱担当 |
| もえ | 山崎もえ | 藤堂ユリカ(初期の歌唱担当) |
表のうち、すなお、もえ、もなは歴代メンバーとして押さえておきたい存在です。2013年末にはすなおともえが卒業し、2016年にはもなもアイカツ!シリーズの歌唱担当を卒業しました。
一方、2018年のファイナルライブまで活動した主要メンバーは、わか、ふうり、ゆな、れみ、えり、りすこ、るかの7人です。
特に知っておきたいメンバー7人わか:星宮いちごの歌唱担当
わかは、主人公・星宮いちごの歌唱を担当したアーティストです。初期のオープニングテーマやエンディングテーマから作品を支え、いちごの前向きさや成長を感じさせる歌声で知られています。
「アイドル活動!」や「Signalize!」など、初期の代表曲にも参加。アイカツ!の音楽を象徴する存在の1人です。
ふうり:霧矢あおい、音城セイラの歌唱担当
ふうりは、霧矢あおいと音城セイラを中心に、複数のキャラクターの歌唱を担当しました。さらに後年は夏樹みくるの歌唱も担当しています。
あおいの知的で落ち着いた印象から、セイラのロックテイスト、みくるの明るい雰囲気まで、キャラクターに応じた歌唱表現が特徴です。
ゆな:紫吹蘭、一ノ瀬かえで、冴草きいなどの歌唱担当
ゆなは、紫吹蘭、一ノ瀬かえで、冴草きい、神谷しおんなどの歌唱を担当しています。
特に紫吹蘭の楽曲では、キャラクターのクールで芯の強いイメージを表現。複数のキャラクターを担当することで、STARANISの音楽的な幅を広げました。
れみ:有栖川おとめ、藤堂ユリカ、藤原みやびの歌唱担当
れみは、有栖川おとめの明るくかわいらしい楽曲から、藤堂ユリカのゴシックな世界観まで担当するアーティストです。
異なるキャラクターの個性を歌い分けることができる点が大きな特徴で、「硝子ドール」など作品を代表する楽曲とも関わっています。
えり:北大路さくら、風沢そら、姫里マリアなどの歌唱担当
えりは、北大路さくら、風沢そら、姫里マリア、栗栖ここねの歌唱を担当しました。
担当キャラクターの幅が広く、上品さや自由な雰囲気、明るさなど、それぞれの個性に合わせた表現を担っています。
りすこ:神崎美月の歌唱担当
りすこは、トップアイドルとして描かれる神崎美月の歌唱担当です。
美月の持つ圧倒的な存在感や大人びた雰囲気を支える歌声は、作品の中でも印象的です。わか、ふうりとともにMia REGINAとしても活動しています。
るか:大空あかりの歌唱担当
るかは、大空あかりの歌唱担当としてSTARANISに参加しました。
その後は『アイカツスターズ!』でも白鳥ひめや双葉アリアの歌唱を担当。STARANISとAIKATSUSTARS!の両方に関わった、シリーズを横断する存在です。
歴代メンバーの交代も作品の歴史と連動初期メンバーのすなおともえは2013年末に卒業しました。その後、2014年春に新メンバーとしてもなとるかが加わります。
もなは夏樹みくるを担当し、さらにAIKATSUSTARS!では氷上スミレの歌唱も担当しました。ただし、2016年にはアイカツ!シリーズの歌唱担当を卒業し、ソロアーティストの巴山萌菜として活動する道を選んでいます。
この変遷で注目したいのは、メンバーが交代してもキャラクターの歌唱が途切れなかったことです。キャラクターの物語が続くのと同じように、歌唱担当も引き継がれ、作品の音楽が継続していきました。
【代表曲・人気楽曲】STARANISを知るなら聴きたい名曲
STARANISの魅力を知るなら、初期の主題歌から、8人編成で歌ったエンディングテーマ、シリーズ後半の楽曲まで順番に聴くのがおすすめです。
1.Signalize!「Signalize!」は、2012年11月21日に発売された『アイカツ!』の初代オープニングテーマです。
歌唱メンバーは、わか、ふうり、すなお、りすこの4人。作品のスタートを飾った楽曲であり、STARANISの原点を象徴しています。
作詞は畑亜貴、作曲はNARASAKI、編曲はSADESPER RECORD。疾走感のあるサウンドと前向きな歌詞が、アイドル活動を始める少女たちの勢いを印象付けました。
2.カレンダーガール「カレンダーガール」は、同じく2012年11月21日に発売された初代エンディングテーマです。
歌唱はわか、ふうり、すなおの3人。オープニングの「Signalize!」とは異なり、日常の時間の流れや仲間との思い出を感じさせる楽曲です。
作詞はこだまさおり、作曲・編曲は田中秀和(MONACA)が担当。作品を見終えた後に残る余韻と相性のよいエンディングとして、代表曲の1つに数えられます。
3.ダイヤモンドハッピー2013年6月26日発売の「ダイヤモンドハッピー」は、作品の新しいオープニングテーマとして登場しました。
歌唱メンバーはわか、ふうり、すなおの3人。明るく力強いサウンドが特徴で、いちごたちの成長やステージで輝く姿を思い起こさせるナンバーです。
作詞は畑亜貴、作曲・編曲はMONACAの石濱翔が担当しています。
4.ヒラリ/ヒトリ/キラリSTARANISの代表曲を語るうえで欠かせないのが「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」です。
2013年6月26日に発売されたエンディングテーマで、歌唱メンバーはわか、ふうり、すなお、れみ、もえ、えり、ゆな、りすこの8人全員です。
ランティスの発売情報でも、STARANIS初のフルメンバー8人による歌唱として紹介されています。
複数のメンバーがそれぞれの個性を重ねる構成は、ユニットの魅力が最も分かりやすく伝わるポイントです。作品内のライブステージとも結び付きが強く、初期STARANISを象徴する楽曲として知られています。
5.KIRAPower・オリジナルスター彡2013年10月からの主題歌として登場したのが「KIRAPower」と「オリジナルスター彡」です。
「KIRAPower」は、わか、ふうり、すなおの3人によるオープニングテーマ。「オリジナルスター彡」は8人によるエンディングテーマです。
異なるメンバー編成を使い分けることで、主題歌ごとに違った魅力を生み出していました。
6.SHINING LINE・Precious2014年4月からの主題歌では、「SHINING LINE
」と「Precious」が登場します。「SHINING LINE」はわか、ふうり、ゆな、「Precious」はりすこ、わか、ふうり、もなが歌唱を担当しました。
メンバーの交代や新しいキャラクターの登場を経ても、STARANISが作品の音楽を支え続けていたことが分かる楽曲です。
ほかにも「アイドル活動!」「Move on now!」「Angel Snow」「硝子ドール」など、キャラクターごとの個性が際立つ挿入歌が数多くあります。主題歌だけでなく、各キャラクターのステージ曲まで聴くことで、STARANISの音楽的な幅をより深く理解できます。
【声優との違い】STARANISはキャラクターの声を演じる人ではなく歌唱担当
STARANISについて調べる際に、最も混同されやすいのが声優と歌唱担当の違いです。
『アイカツ!』では、キャラクターのセリフを担当する声優と、歌唱部分を担当するアーティストが別々に設定されているキャラクターがいます。
声優と歌唱担当の具体的な違い代表的なキャラクターを例にすると、次のようになります。
- 星宮いちご:声優は諸星すみれ、歌唱担当はわか。
- 霧矢あおい:声優は田所あずさ、歌唱担当はふうり。
- 紫吹蘭:声優は大橋彩香、初期の歌唱担当はすなお、その後はゆな。
- 神崎美月:声優は寿美菜子、歌唱担当はりすこ。
このように、キャラクターの演技と歌唱を異なるアーティストが担う仕組みになっています。
2018年のファイナルライブ直前に行われたSPICEのインタビューでも、STARANISとAIKATSUSTARS!は、声優とは別のアーティストが担当キャラクターに合わせて歌い、踊り、イベントやライブステージで活動してきたと説明されています。
なぜ声優と歌唱担当を分けていたのかこの制作体制には、アニメのキャラクター表現と、実際の音楽ライブの両方を充実させる狙いがありました。
声優はセリフや感情表現を通してキャラクターに命を吹き込みます。一方、歌唱担当は楽曲の歌唱やライブパフォーマンスを通じて、キャラクターの音楽的な個性を表現します。
それぞれの専門性を生かすことで、アニメの中のステージと現実のライブイベントがつながる仕組みが生まれました。
興味深いのは、歌唱担当と声優が単純に別々の仕事をしていたわけではない点です。アイカツ!シリーズ10周年記念の公式コメントで、ゆなは、声優の演技に自分の歌声が重なり、声優と一緒にキャラクターを作り上げてきたことへの思いを語っています。
つまり、STARANISは声優の代わりではなく、声優と協力して1人のキャラクターを完成させる重要な存在だったのです。
作中のSTARANISと実在するSTARANISは同じ?ここにも押さえておきたい違いがあります。
『アイカツ!』のアニメ本編には、星宮いちごたちが参加するライブツアーと、STARANISという名前の劇中ユニットが登場します。特に2013年のエピソードでは、キャラクターたちのステージと「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」が結び付いて描かれています。
一方、現実のSTARANISは、その楽曲を歌うために結成された実在のアーティストユニットです。
整理すると、次のような関係になります。
- 作中のSTARANIS:星宮いちごたち、アニメの登場人物による架空のアイドルユニット。
- 実在のSTARANIS:わか、ふうり、ゆななど、作品の歌唱を担当したアーティストによるユニット。
名前や楽曲、ステージの演出が結び付いているため混同しやすいものの、キャラクターと実在のアーティストは別の存在です。
【AIKATSUSTARS!との違い】後継ユニットではなく別の歌唱グループ
STARANISと一緒に検索されることが多いのが、AIKATSUSTARS!(アイカツスターズ)です。
両者は名前が似ているだけでなく、メンバーの一部が重複していたため、同じグループの改名後の名称だと誤解されることがあります。
しかし、実際にはそれぞれ別のユニットとして活動していました。
AIKATSUSTARS!はSTARANISに続いて結成AIKATSUSTARS!は、STARANISに続いて『アイカツ!』シリーズの楽曲を歌唱するために結成されたユニットです。
2015年の@JAM公式出演者紹介では、STARANISに続いて結成されたグループとして説明され、当時の歌唱担当として、るか、もな、みき、みほ、ななせ、かなの名前が掲載されています。
その後、『アイカツスターズ!』のスタートに合わせて、せな、りえなども加わり、作品の中心的な歌唱ユニットとして活動しました。
2つのユニットの違い- STARANIS:2012年に始まった初代『アイカツ!』の音楽を中心に担当。
- AIKATSUSTARS!:2014年に発足し、後に『アイカツスターズ!』の楽曲を中心に担当。
- 共通点:キャラクターごとに歌唱担当を設け、アニメとライブを連動させる仕組み。
- メンバーの重複:るか、もななど、両ユニットに参加したアーティストが存在。
AIKATSUSTARS!の代表的なメンバーには、せな、りえ、みき、みほ、ななせ、かな、るかなどがいます。
例えば、せなは虹野ゆめ、りえは桜庭ローラ、みきは新条ひなき、みほは紅林珠璃などの歌唱を担当しました。
るかともなが両グループをつなぐ存在両グループの関係を理解するうえで重要なのが、るかともなです。
るかはSTARANISで大空あかりの歌唱を担当した後、AIKATSUSTARS!にも参加し、『アイカツスターズ!』の白鳥ひめや双葉アリアの歌唱も担当しました。
もなもSTARANISで夏樹みくる、AIKATSUSTARS!で氷上スミレを担当しています。
ただし、両ユニットの関係は単純な世代交代ではありません。異なる作品やキャラクターを担当しながら、同じアーティストが複数のユニットに参加する形で、音楽プロジェクトが広がっていったのです。
【2026年最新】STARANISの現在の活動状況と2018年の卒業
2026年11月現在、STARANISは2012年当時のような常設の活動ユニットとして新規展開を続けているわけではありません。
大きな転換点となったのが、2018年2月に発表されたアイカツ!シリーズからの卒業です。
2018年2月27日・28日の日本武道館公演が節目に2018年2月4日、STARANISとAIKATSUSTARS!の公式情報アカウントから、両ユニットが「アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館!」をファイナルライブとしてシリーズから卒業することが発表されました。
公演は2018年2月27日・28日の2日間、日本武道館で開催されました。
結成から約5年間、作品の主題歌や挿入歌を担当し、全国のイベントやライブでファンと交流してきた両ユニットにとって、大きな節目となるステージでした。
ここで大切なのは、「アイカツ!シリーズからの卒業」と「アーティスト個人の引退」は同じではないという点です。
卒業後も、メンバーはそれぞれの音楽活動や別のユニットで活動を続けています。
2026年も歴代メンバーがオールアイカツ!のライブに参加2026年の動向として注目されるのが、6月7日にパシフィコ横浜国立大ホールで開催された「ALL AIKATSU! BAND LIVE ~LEGGENDA VOCE~」です。
バンダイナムコピクチャーズとオールアイカツ!公式ポータルの公演情報では、STARANISで活動したりすこ、れみ、ゆな、ふうり、るかが出演者として発表されていました。
同公演は、アイカツ!シリーズの人気楽曲を生バンド演奏で届ける特別編成のライブです。初代『アイカツ!』だけでなく、『アイカツスターズ!』『アイカツフレンズ!』『アイカツプラネット!』の歌唱担当やキャストも参加する企画でした。
これはSTARANISの正式な再結成や活動再開を意味するものではありません。しかし、歴代メンバーがシリーズの音楽を通じて再び同じステージに立つ機会が2026年にも設けられたことは、ファンにとって大きな意味があります。
わか・ふうり・りすこはMia REGINAとしても活動STARANISのメンバーの活動を知るうえでは、Mia REGINA(ミア・レジーナ)も重要です。
Mia REGINAは、霧島若歌(わか)、上花楓裏(ふうり)、ささかまリス子(りすこ)の3人によるアニソンボーカルユニットです。ランティスとディアステージによるプロジェクトとしてデビューしました。
ランティスの公式プロフィールでも、3人それぞれのSTARANISでの歌唱担当歴が紹介されています。
このように、STARANISとしての活動に一区切りが付いた後も、メンバーの音楽経験は別の活動に引き継がれています。
2026年11月のアイカツスターズ!10周年企画とは別物2026年11月28日・29日には、横浜BUNTAIで『アイカツスターズ!』10周年記念イベントが予定されています。
こちらは2016年に始まった『アイカツスターズ!』の周年企画であり、STARANISの再結成公演ではありません。
同イベントには、せな、りえ、みき、みほ、ななせ、かな、るか、りさなどの歌唱担当が出演者として掲載されています。
作品名や出演者の一部が共通しているため混同しやすいですが、初代『アイカツ!』のSTARANISと『アイカツスターズ!』の記念イベントは、別々の企画として理解する必要があります。
【プロの結論】STARANISがアイカツ!シリーズに残したもの
STARANISの功績は、単にアニメの主題歌を歌ったことだけではありません。
キャラクターの個性を歌声で表現し、アニメのステージと現実のライブを結び付けたことにあります。
一般的なアニメ作品では、声優が演技と歌唱の両方を担当するケースも少なくありません。しかし『アイカツ!』では、声優と歌唱担当を分けることで、キャラクターの演技と音楽表現の両方に専門性を持たせました。
加えて、歌唱担当のメンバーが実際のステージに立ち、キャラクターをイメージした衣装や振り付けでパフォーマンスすることで、視聴者はアニメの世界を現実のライブでも体験できました。
STARANISを知るための3つの判断基準1.声優と歌唱担当を混同しない
星宮いちごの声優は諸星すみれ、歌唱担当はわかです。キャラクターの声と歌声の担当者を区別することで、作品の音楽制作の仕組みが分かります。
2.歴代メンバーと最終メンバーを区別する
すなお、もえ、もなもSTARANISの歴代メンバーです。後期の7人だけを知っていても、2013年の「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」の8人歌唱など、初期の重要な歴史を十分に理解できません。
3.AIKATSUSTARS!を別ユニットとして捉える
両グループは歌唱システムやライブ活動に共通点がありますが、結成時期や担当作品が異なります。るかやもなのように両方に参加したメンバーがいることも、混同が生じる理由です。
初めてSTARANISを聴く人には、「Signalize!」「カレンダーガール」「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」の順で聴くことをおすすめします。結成当初の4人編成から、8人全員の歌唱へと広がっていく変化を体感できるからです。
STARANISに関するよくある質問(FAQ)
Q1:STARANISは誰が歌っているユニットですか?
A1:わか、ふうり、ゆな、れみ、えり、りすこ、るかなどのアーティストが参加した実在の歌唱ユニットです。歴代メンバーには、すなお、もえ、もなもいます。
Q2:STARANISは何人組ですか?
A2:結成当初は4人で、2013年には8人編成になりました。その後、メンバー交代を経て、2018年のシリーズ卒業時には7人が中心となっていました。歴代メンバーを含めると人数は異なります。
Q3:STARANISと声優は何が違いますか?
A3:声優はキャラクターのセリフや演技を担当し、STARANISのメンバーは主にキャラクターの歌唱を担当します。例えば星宮いちごは、声優が諸星すみれ、歌唱担当がわかです。
Q4:STARANISとAIKATSUSTARS!は同じグループですか?
A4:別々のユニットです。STARANISは2012年に結成され、AIKATSUSTARS!はその後に結成されました。ただし、るかやもなのように両方に参加したアーティストもいます。
Q5:STARANISは2026年も活動していますか?
A5:2018年にアイカツ!シリーズから卒業しており、当時の形での継続的なユニット活動は一区切りしています。一方、メンバー個人の音楽活動や、2026年のALL AIKATSU! BAND LIVEのようなシリーズ横断企画への参加は続いています。
Q6:STARANISの名前の由来は何ですか?
A6:八つの角を持つ星型の香辛料、八角(スターアニス)に由来します。ランティスの公式プロフィールにも明記されています。
Q7:STARANISの代表曲は何ですか?
A7:「Signalize!」「カレンダーガール」「ダイヤモンドハッピー」「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」「KIRAPower」「オリジナルスター彡」「SHINING LINE」などが代表的な楽曲です。
STARANISは、2012年に『アイカツ!』のために結成された実在のボーカルユニットです。わか、ふうり、ゆな、れみ、えり、りすこ、るかなどが、それぞれ担当キャラクターの歌唱を担ってきました。
初期メンバーのすなおやもえ、途中加入したもななど、歴代メンバーの交代も作品の展開と連動しています。「Signalize!」「カレンダーガール」「ヒラリ/ヒトリ/キラリ」といった代表曲は、現在もアイカツ!の音楽を語るうえで欠かせません。
2018年の武道館公演を最後にシリーズから卒業しましたが、メンバー個人の活動や2026年のオールアイカツ!企画への参加を通じて、その歌声は今もシリーズとつながっています。
STARANISを理解する最大の要点は、声優とは異なる歌唱担当という役割、そして実在するアーティストと作中のアイドルが音楽を通じて一体となっていたことです。メンバーの名前と担当キャラクターを知ったうえで代表曲を聴けば、『アイカツ!』のステージが持つ魅力を、より深く味わえます。
主な確認資料・出典