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【よくある誤解を検証】ものまね王座決定戦の現在と過去の違い

室井 健太 室井 健太 • 更新: • 公開: • 読了約 7 分
目次

番組の歴史が長いだけに、インターネット上では過去の大会情報と現在の放送情報が混在することがある。特に間違えやすいのは、次の4点だ。

1.毎年決まった日に放送される番組なのか

毎週放送されるレギュラー番組ではない。近年は年末の特別番組として開催される傾向があるが、放送日や時間は年度ごとに確認する必要がある。

2.1973年から現在まで同じ形式なのか

番組名や基本的なコンセプトには継続性がある一方、1985年にはお笑い要素を強めた別シリーズが登場し、2012年の復活後も大会形式が変化している。初期の歌手中心の競演と現在のトーナメントを同じ形式として扱うのは正確ではない。

3.ベスト101は通常大会の優勝者ランキングなのか

違う。ベスト101は過去の映像を振り返る総集編・リクエスト特番であり、通常大会の優勝者を決める企画とは目的が異なる。

4.nanamiとななみななは同じ出演者なのか

別の出演者だ。2023年の優勝者はななみなな、2025年の優勝者はnanami。公式番組ページでも、それぞれ別の出演者として紹介されている。

このように、放送年・大会名・出演者名の3つを照合すると、過去の記録を取り違えにくくなる。

【プロの結論】ものまね王座決定戦が長く支持される理由

ものまね王座決定戦

『ものまね王座決定戦』の歴史を振り返ると、長く続いてきた理由は、単に有名人のそっくりさんを集めることではないと分かる。

番組の本質は、ものまねという芸の変化を、競技という分かりやすい形式で見せ続けてきた点にある。

1973年の初期には歌手による競演が中心だった。1980年代後半にはコロッケや清水アキラらによって笑いとパロディーの要素が強まり、1990年代にはものまね四天王を中心とするブームが生まれた。そして2012年の復活後は、歌唱力を武器とする新世代の出演者が台頭している。

この変化は、ものまねが一つの完成された芸ではなく、時代ごとに新しい表現を取り込むジャンルであることを示している。

視聴者が番組を楽しむ際には、次の3つの視点を持つと、さらに面白くなる。

- 再現力を見る: 声質、音程、発音、息遣いなど、本人の特徴をどれほど捉えているか。
- 表現力を見る: 歌唱だけでなく、表情、仕草、人物の雰囲気まで表現できているか。
- 時代性を見る: 昭和・平成の名曲と令和のヒット曲が、どのように新しいものまね芸へと変換されているか。

歴代優勝者の名前を追うだけでも、歌謡界やお笑い界の変化が見えてくる。森昌子から松居直美、ものまね四天王、ビューティーこくぶ、荒牧陽子、松浦航大、そして2025年王者のnanamiへと続く流れは、その象徴だ。

2026年の新たな大会が実施される場合も、過去の実績を持つ出演者と新世代がどのように競い合うのかが見どころになる。

ものまね王座決定戦に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ものまね王座決定戦の2026年の放送日はいつですか?

A1:2026年11月5日時点では、フジテレビ公式番組ページに次回放送日の掲載はありません。2025年の前回大会は12月6日(土)21時~23時10分に放送されました。2026年の放送予定は公式発表を待つ必要があります。

Q2:ものまね王座決定戦の初代優勝者は誰ですか?

A2:森昌子です。1973年11月6日に放送された第1回オールスターものまね王座決定戦で初代王者になりました。国立国会図書館の関連資料にも同日の番組記録が残っています。

Q3:ものまね王座決定戦の歴代最多優勝者は誰ですか?

A3:復活後の大会ではビューティーこくぶが3回優勝しており、フジテレビ公式番組ページでも王座最多優勝者として紹介されています。

Q4:松居直美は何回優勝していますか?

A4:第1期の大会で3回優勝しています。1983年、1995年、2000年の優勝記録があり、2000年10月3日の第32回大会は第1期シリーズ最後の大会でした。

Q5:あなたが選ぶ!ものまね王座決定戦ベスト101とは何ですか?

A5:1990年から1998年にかけて放送された、過去のものまね番組の名場面を紹介する総集編・リクエスト特番です。通常大会のように新しい優勝者を決める番組ではありません。

Q6:ものまね王座決定戦は現在も放送されていますか?

A6:はい。2012年に復活し、その後も特別番組として放送されています。直近の確認できる大会は2025年12月6日放送回で、nanamiが優勝しました。

『ものまね王座決定戦』は、1973年11月6日の初回放送から、日本のものまね文化とともに歩んできたフジテレビ系列の長寿番組だ。

その歴史には、次の重要な節目がある。

- 1973年:森昌子が初代王者となり番組がスタート。
- 1985年:『爆笑!スターものまね王座決定戦』が始まり、番組の表現が多様化。
- 1987年:コロッケ、清水アキラ、栗田貫一、ビジーフォーによる四天王ブームが本格化。
- 2000年:松居直美の優勝で第1期シリーズが一区切り。
- 2012年:ミラクルひかるの優勝で番組が復活。
- 2025年:nanamiが優勝し、新たな王者が誕生。

また、『あなたが選ぶ!ものまね王座決定戦ベスト101』は、こうした歴史を過去の映像から振り返る別企画であり、通常の大会とは区別して理解することが大切だ。

2026年の放送情報については、過去の年末放送実績だけで放送日を決めつけず、フジテレビの公式発表を基準にすることが最も確実である。

時代によって出演者も芸風も変わりながら、ものまねという芸の面白さを伝えてきた番組。その歴代優勝者と名場面を振り返ることは、日本のテレビバラエティーの変遷を知ることにもつながっている。

主な参考資料:フジテレビ公式番組サイト・番組アーカイブ、フジテレビ2025年12月6日付番組発表、国立国会図書館関連資料、集英社オンライン「ものまねスター列伝」、過去の放送記録。

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コンテンツディレクター 室井 健太
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