2026年の香妻陣一朗は、国内男子ツアーへの復帰初年度から安定した成績を残しています。
2026年11月2日更新の賞金ランキングでは、16試合出場、獲得賞金42,524,045円で11位。優勝こそありませんが、上位争いに加わる力を示しています。
2026年の主な大会成績| 大会 | 成績 | 通算スコア |
|---|---|---|
| 前澤杯 MAEZAWA CUP | T5 | -19 |
| Sansan KBCオーガスタ | T3 | -19 |
| ANAオープン | T3 | -19 |
| ドラッグストア・コスモスカップ | T4 | -5 |
| 日本オープン | 14位 | -1 |
特に注目したいのは、2026年のSansan KBCオーガスタです。
2024年に優勝した同大会で、2026年も3位タイに入りました。過去に勝ったコースや大会形式で再び上位に入れることは、競技への適応力を示す材料になります。
また、ANAオープンでも3位タイを記録しており、特定の大会だけでなく複数の大会で上位争いを演じています。
2026年の主要スタッツJGTOの2026年公式記録から、香妻のプレーの特徴を確認してみましょう。
| スタッツ | 数値 | 順位 |
|---|---|---|
| 平均ストローク | 70.260 | 4位 |
| 平均パット | 1.6951 | 2位 |
| バーディ率 | 4.817 | 3位 |
| ドライビングディスタンス | 305.08ヤード | 7位 |
| パーオン率 | 68.611% | 26位 |
| フェアウェイキープ率 | 49.038% | 100位 |
| トップ10回数 | 5回 | — |
出典:JGTO 2026年ツアー公式記録。集計時点の成績。
この数字からは、香妻の強みと改善点がはっきり見えてきます。
最大の武器はパッティングとバーディを奪う能力です。
平均パットはツアー2位、バーディ率は3位。平均ストロークも4位に位置しており、グリーン上での技術が年間成績を支えていることが分かります。
加えて、平均飛距離は305ヤードを超えています。2026年4月の取材で紹介されたフィジカル強化の成果とも整合する数字です。
一方、フェアウェイキープ率は100位、パーオン率は26位です。ティーショットの正確性やグリーンをとらえるショットには、まだ改善の余地があります。
つまり、現在の香妻は飛距離だけに頼る選手ではなく、パッティングとバーディ獲得能力を武器に上位を狙う選手です。
2026年の成績を評価するなら、賞金ランキング11位という数字だけでなく、平均ストローク4位、平均パット2位という内容にも注目すべきでしょう。
2026年は復帰成功と評価できるのか評価の要点は3つあります。
1. 競技環境への適応: LIVゴルフから国内男子ツアーへ戻り、16試合に出場して5回のトップ10を記録。
2. 技術面の成長: 平均パット2位、平均ストローク4位という上位の数値を残した。
3. 優勝への課題: 安定して上位に入っている一方、2026年の国内ツアー優勝はまだない。
海外での2年間を経て、国内ツアーでも十分に戦えることは示しました。
ただし、年間を通した評価では、安定した上位進出と優勝を実際に結びつけられるかが次の課題になります。
【プロの結論】香妻陣一朗はどんなプロゴルファーなのか

香妻陣一朗のキャリアを振り返ると、特徴は大きく3つあります。
第一に、粘り強くキャリアを積み上げてきた選手であること。
2012年のプロ転向後、すぐに国内トップ選手になったわけではありません。2018年のシード落ちを経験しながら、2019年に復帰し、2020年に初優勝を達成しました。
第二に、海外挑戦を通してプレーの幅を広げたこと。
LIVゴルフでは世界のトップ選手と競い、フィジカル面やトレーニング習慣を見直しました。2025年のダラス大会2位タイも、海外での経験が競技力として表れた実績です。
第三に、数字で裏付けられたショートゲームの強さです。
2026年の平均パット2位、平均ストローク4位という記録は、単なる知名度や過去の優勝歴では説明できない現在の実力を示しています。
香妻を評価するときは、身長や飛距離、賞金額だけで判断するのではなく、平均ストローク、パッティング、バーディ率、予選通過率を合わせて見ることが大切です。
特にゴルフファンが今後注目したいのは、海外で得たフィジカル面の強化と、国内で培ってきたアプローチ・パッティングの技術が、再びツアー優勝につながるかどうかです。
【香妻陣一朗に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:香妻陣一朗は何歳ですか?
2026年11月5日時点で32歳です。1994年7月7日生まれで、鹿児島県出身です。
Q2:香妻陣一朗の姉は誰ですか?
女子プロゴルファーの香妻琴乃です。2歳上の実姉で、琴乃は2018年、陣一朗は2020年にそれぞれ国内ツアー初優勝を達成しました。
Q3:香妻陣一朗の国内ツアー優勝回数は何回ですか?
国内男子レギュラーツアーでは通算3勝です。2020年の三井住友VISA太平洋マスターズ、2022年の東建ホームメイトカップ、2024年のSansan KBCオーガスタで優勝しています。
Q4:香妻陣一朗は現在もLIVゴルフに所属していますか?
いいえ。2024年と2025年にアイアンヘッズGCの選手として参戦しましたが、2025年シーズン終了後にLIVゴルフを離れています。2026年は国内男子ツアーとアジアンツアーを主戦場としています。
Q5:香妻陣一朗の2026年の賞金ランキングは何位ですか?
2026年11月2日更新のデータでは11位です。16試合に出場し、獲得賞金は42,524,045円です。
香妻陣一朗は、鹿児島県出身、日章学園高校卒業の男子プロゴルファーです。
2歳からゴルフを始め、2012年にプロ転向。姉の香妻琴乃とともに競技に取り組んできた経歴を持ち、2020年、2022年、2024年に国内男子ツアーで優勝しました。
2024年からはLIVゴルフに挑戦し、アイアンヘッズGCで2シーズンを経験。2026年には国内ツアーへ本格復帰しています。
現在の実績を整理すると、次のようになります。
- 年齢:32歳
- 身長:165cm
- 出身地:鹿児島県
- プロ転向:2012年
- 国内男子ツアー優勝:3回
- 2026年賞金ランキング:11位
- 2026年獲得賞金:42,524,045円
- 2026年平均ストローク:4位
- 2026年平均パット:2位
2026年は優勝こそありませんが、海外での経験を国内ツアーでの好成績につなげています。
今後の最大の見どころは、国内ツアーで4勝目を挙げられるかどうかです。
過去の優勝実績、海外で磨いたフィジカル、2026年の優れたスタッツを考えると、香妻陣一朗は今後も国内男子ツアーの上位争いで注目したい選手の一人です。