ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【文法・発音を攻略】more or lessの正しい位置と読み方

【文法・発音を攻略】more or lessの正しい位置と読み方

白河 凪 白河 凪 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
目次

意味を理解したら、次に押さえたいのが文法上の位置と発音です。

more or lessの発音は「モア・オア・レス」

more or lessの発音は、カタカナでは「モア・オア・レス」に近い音です。


more or less

moreorless意味

モア・オア・レス


アメリカ英語のIPA表記の一例:/mɔr ɔr lɛs/

- more:モア(より多く)
- or:オア(または)
- less:レス(より少なく)

発音するときは、3つの単語を一つずつ区切りすぎないことがポイントです。

特に「or」は前後の音とつながりやすいため、自然な英語のリズムを意識しましょう。アメリカ英語とイギリス英語では母音やRの響きに違いがあります。

品詞は副詞的な慣用表現

more or lessは、文中で動詞・形容詞・名詞句などを修飾する副詞的な慣用表現です。

代表的な文型を整理します。

① 主語+more or less+一般動詞

- I more or less understand the situation.
- 私は状況をおおむね理解しています。

② 主語+be動詞+more or less+補語

- The work is more or less complete.
- 仕事はほぼ完成しています。

③ 助動詞・完了形の助動詞+more or less+動詞

- We have more or less completed the project.
- 私たちはプロジェクトをほぼ完成させました。

④ 数字・数量+more or less

- The room can hold 100 people, more or less.
- その部屋にはおよそ100人入れます。

基本的には、修飾したい語句の近くに配置します。

ケンブリッジ辞典のEnglish Grammar Todayでも、more or lessは主語と一般動詞の間、助動詞の後、be動詞の後など、文中の中間位置で使うと説明されています。ややくだけた表現という位置づけです。

more or lessを年齢に使うのは避けたい

注意したいのが年齢の表現です。

例えば「彼女は35歳くらいです」と言いたい場合、次のように表現します。

- 自然:She's about 35.
- 自然:She's approximately 35 years old.
- 避けたい:She's more or less 35.

ケンブリッジ辞典も、人の年齢の前にmore or lessを使うことは通常ないと説明しています。

年齢やプロフィールなどの情報を伝える場合は、aboutやapproximatelyを使うほうが自然です。

【徹底比較】more or lessとapproximately・roughly・類語の違い

more or lessを覚えるうえで、多くの人が迷いやすいのが類語との使い分けです。

特にapproximatelyとroughlyは、日本語にするとどちらも「およそ」「だいたい」と訳せるため、違いが分かりにくくなります。

しかし、それぞれ得意とする場面は異なります。

主要な類語・関連表現の比較表
英語表現 主な日本語訳 ニュアンス・使用場面
more or less ほぼ・おおむね・多かれ少なかれ 数量から状態、程度まで幅広い
approximately 約・およそ 数字や時間を比較的正確に概算する
roughly ざっと・大まかに・約 精密さより大まかな見積もりを重視
about 約・だいたい 日常会話で使いやすい一般的な表現
around 約・前後 時間・数量・場所などの概算
nearly ほとんど・もう少しで 目標や基準にかなり近い状態
almost ほぼ・もう少しで 完成や達成まであと少しという感覚
mostly 主に・大部分は 全体の中で大部分を占めること
more or lessとapproximatelyの違い

approximatelyは、数字・数量・時間などを比較的正確に概算するときに適しています。

例えば、

- The project will take approximately three weeks.
- そのプロジェクトには約3週間かかります。

という表現です。

一方、more or lessは次のように使えます。

- The project is more or less complete.
- プロジェクトはほぼ完成しています。

approximatelyは基本的に数値の近似に強く、more or lessは数値だけでなく状態や完成度にも使えるという違いがあります。

また、Oxford Learner's Dictionariesでは、approximatelyはaboutよりもフォーマルな表現として説明されています。

more or lessとroughlyの違い

roughlyは、細かい精度を求めず、大まかな数字や規模を伝えるときに便利です。

- There were roughly 200 people.
- およそ200人がいました。

- The cost is more or less $200.
- 費用はだいたい200ドルです。

両者は数字の概算で置き換えられる場合もあります。

ただし、roughlyは大まかな計算・見積もりという印象が強く、more or lessは「おおむね同じ」「ほぼ終わった」など、状態や程度を表す場面にも自然に使えます。

ケンブリッジ辞典の解説でも、approximatelyとroughlyは数量の概算を表す表現として紹介されています。roughlyはapproximatelyよりややくだけた言い方です。

more or lessとalmost・nearlyの違い

almostとnearlyは「ほとんど」「もう少しで」という意味を持ちます。

例えば、

- I'm almost finished.
- もう少しで終わります。

- I'm more or less finished.
- ほぼ終わっています。

どちらも完成に近い状態を表せますが、more or lessには「大筋では完了している」「細かい部分は残っているかもしれない」という含みがあります。

almostやnearlyは、ある基準に到達する直前という感覚が比較的強い表現です。

more or lessとmostlyの違い

mostlyは「大部分は」「主として」という意味です。

- The participants were mostly students.
- 参加者の大部分は学生でした。

一方、

- The participants were more or less the same age.
- 参加者はおおむね同じ年齢でした。

more or lessは、全体としての近さや一致度を表しています。

つまり、mostlyは構成の割合、more or lessは状態や程度の近似という違いがあります。

【プロの結論】more or lessの使い分けで失敗しない3つの判断基準

more or lessを自然に使うためには、単純に「ほぼ」と暗記するだけでは不十分です。

実際の英会話では、何について話しているのか、どの程度の正確さが必要なのかを考えると、適切な表現を選びやすくなります。

判断基準1:数字ならapproximately・aboutも候補にする

金額・人数・時間などを伝える場合は、次のように使い分けます。

- 正確さを意識した説明:approximately
- 日常的な概算:about、around
- 大まかな見積もり:roughly
- 数字の前後を柔軟に示す:more or less

例えば、ビジネス資料で所要時間を説明するならapproximately three weeksが適しています。

友人との会話ならabout three weeksでも自然です。

判断基準2:状態や完成度ならmore or lessが便利

仕事の進捗、計画の完成度、意見の一致などを表現するときは、more or lessが活躍します。

- more or less ready:ほぼ準備ができている
- more or less complete:ほぼ完成している
- more or less identical:ほとんど同じ
- more or less agreed:おおむね合意している

こうした表現では、完全な状態ではないものの、大筋では成立しているというニュアンスを伝えられます。

判断基準3:「多かれ少なかれ」なら程度に注目する

人による差や影響の大小を伝える場合は、more or lessを「多かれ少なかれ」「ある程度」と訳すと自然です。

例えば、

Everyone experiences stress more or less.

という英文なら、「誰もが多かれ少なかれストレスを経験する」という訳が適しています。

ここで「ほぼ全員がストレスを経験する」と訳しても意味は近いものの、程度の違いを含む原文のニュアンスが弱くなります。

英語を日本語に訳すときは、単語の意味だけでなく、何を曖昧にしているのかを考えることが大切です。

よくある間違いと避けたい使い方
間違いやすいポイント 自然な考え方
常に「ほぼ」と訳す 文脈に応じて「おおむね」「ある程度」などに変える
approximatelyと完全に同じと考える approximatelyは数値の概算に強い
完全に終了した意味で使う 完了に近いが、多少の未完了を含む場合がある
年齢の前に使う aboutやapproximatelyを選ぶ
フォーマルな数値報告に多用する 必要な精度に応じてapproximatelyなどを選ぶ

【more or lessの意味】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:more or lessの意味を一言で表すと何ですか?

more or lessは「ほぼ」「だいたい」「おおむね」という意味です。文脈によっては「多かれ少なかれ」「ある程度」と訳します。

Q2:more or lessは「多かれ少なかれ」という意味でも使えますか?

はい。程度や影響の大小を表す場合に使えます。Everyone is affected more or less.なら「誰もが多かれ少なかれ影響を受ける」という意味です。

Q3:more or lessとapproximatelyは同じ意味ですか?

どちらも「およそ」「だいたい」という意味で使えます。ただし、approximatelyは数字や時間の比較的正確な概算に適しており、more or lessは状態や程度の近似にも使えます。

Q4:more or lessとroughlyの違いは何ですか?

roughlyは大まかな数量や見積もりを表す表現です。more or lessは数量だけでなく、完成度や意見の一致などにも使えるため、用途がより幅広い表現です。

Q5:more or lessは日常会話で使えますか?

はい。日常会話でも自然に使えます。Is it finished?と聞かれたときにMore or less.と答えれば、「まあ、だいたいね」という意味になります。

Q6:more or lessの発音は何ですか?

カタカナでは「モア・オア・レス」に近い発音です。アメリカ英語の発音記号の一例は/mɔr ɔr lɛs/です。

Q7:more or lessの類語には何がありますか?

主な類語・関連表現には、approximately、roughly、about、around、almost、nearly、mostly、somewhatなどがあります。それぞれ数字・完成度・程度など、得意な使い方が異なります。

more or lessは、単に「ほぼ」と覚えるだけでは使いこなせない英語表現です。

今回紹介したポイントを整理すると、次のようになります。

- ほぼ・ほとんど: 完成度や状態を表す。
- だいたい・およそ: 金額・人数・時間などを概算する。
- おおむね: 全体的な状態や意見の一致を示す。
- 多かれ少なかれ: 影響や程度の違いを表す。

また、approximatelyは比較的正確な数値の概算、roughlyは大まかな見積もり、almostやnearlyは基準への接近を表すなど、類語との違いを理解しておくことも大切です。

英会話で迷ったときは、まず「数字の話なのか」「状態の話なのか」「程度の話なのか」を考えてみてください。

その判断ができれば、more or lessの意味を正しく理解できるだけでなく、英語で自分の状況や考えをより自然に伝えられるようになります。

同じカテゴリの記事

白河 凪

アイドルと音楽シーンを担当。公式サイトのスケジュール、リリース情報、本人の発表を照合してから構成しています。

おすすめの関連記事