既婚者合コンは、既婚者を中心とする男女が同じ会場に集まり、食事や会話を通じて交流するイベントです。「既婚者サークル」「既婚者パーティー」「既婚者限定飲み会」と呼ばれることもあります。
一般的な婚活パーティーとは、参加目的が異なります。
- 婚活パーティー: 結婚相手を探すことが主な目的。
- 一般的な合コン: 独身者を中心とした恋人・交際相手探し。
- 既婚者合コン: 趣味友達、飲み友達、異性の友人など、新しい交流関係を築くことが主な目的。
主催者側は友人作りや交流を掲げていますが、実際の参加者の動機は一様ではありません。気分転換を求める人もいれば、異性との会話や新しい人間関係に刺激を求める人もいます。
参加者の年齢層と男女比参加年齢はイベントによって異なりますが、30代・40代を中心に、50代以上を対象とする企画もあります。
例えば、キコンパはおおむね25~59歳を対象とし、企画ごとに年齢制限を設定しています。Classeも25歳以上を参加条件とし、年代別のイベントを開催しています。
男女比については、予約状況を調整する主催者が多いものの、当日キャンセルなどによって変動します。
キコンパが2026年11月現在の自社データとして公表している数字は、次のとおりです。
- 年間開催数:693件
- 初参加者の割合:82%
- 累計参加者数:56,378人
これらは運営会社が公表する自社集計値であり、業界全体の統計ではありません。それでも、初参加者を受け入れる企画が継続的に開催されていることを示す参考情報です。
既婚者限定と書かれていても参加条件は同じではない意外と見落としやすいのが、参加資格の違いです。
キコンパの公式FAQでは、既婚者中心のイベントでありながら、独身者も参加可能と説明されています。一方、ClasseとNEXT DOOR CIRCLEは既婚者限定を参加条件としています。
つまり、イベント名だけで参加資格を判断するのは危険です。既婚者のみの交流を希望する場合は、予約前に参加条件を確認してください。
【2026年最新比較】キコンパ・Classe・NEXT DOORの料金と特徴

既婚者合コンを選ぶ際に比較したいのが、参加費、会話形式、開催場所、本人確認、連絡先交換の方法です。
同じ既婚者向けイベントでも、運営スタイルにはかなり違いがあります。
主要3社の比較表以下は2026年11月に確認できる各社の公式掲載情報を基にした比較です。料金は実際の開催企画の掲載例であり、全イベント共通の固定価格ではありません。
| 比較項目 | キコンパ | Classe | NEXT DOOR |
|---|---|---|---|
| 主な開催エリア | 札幌・東京・横浜・名古屋・大阪・博多など | 東京・恵比寿 | 東京中心 |
| 会話形式 | グループ形式・席替え | 1対1のローテーション | 男女2~3人ずつのテーブル形式 |
| 所要時間 | 約1時間45分~2時間の開催例 | 約1~1.5時間 | 約2時間の開催例 |
| 男性料金の掲載例 | 10,000~10,500円(割引表示) | 8,500円(Web割) | 10,500~11,000円(通常企画) |
| 女性料金の掲載例 | 300円(割引表示) | 500円(Web割) | 4,200円(通常企画) |
| 本人確認 | 受付で身分証を提示 | 男女とも公的身分証を提示 | 身分証を提示。女性匿名参加は例外 |
| 名前の扱い | ニックネーム参加可能 | プロフィールシートはニックネーム | 女性は匿名参加可能な企画あり |
| 連絡先交換 | 参加者同士で直接交換 | アプローチカードをスタッフ経由で渡す | 終了後の自由交流・二次会など |
| 特徴 | 全国展開と企画数の多さ | 1対1で話せる安心感 | 会場・料理・企画の多様性 |
公式名称:既婚者サークル キコンパ
キコンパは、全国の主要都市で既婚者向けの飲み会や交流イベントを開催するサービスです。
特徴は、20~30分おきに席替えを行い、多くの参加者と話せる仕組みです。男性が席を移動し、女性は基本的に同じ席に座る形式となっています。
2026年11月6日の新宿開催例では、男性30~48歳、女性30~49歳を対象とし、参加料金は男性が定価11,000円(割引後10,000円)、女性が定価1,500円(割引後300円)と掲載されています。
また、会員登録や入会金が不要で、当日に参加費を支払う仕組みです。
向いている人
- 全国の開催エリアからイベントを選びたい人
- 多くの参加者と会話したい人
- 初めての既婚者合コンでスタッフの進行を希望する人
公式サイトではニックネーム参加や、2回目以降のノーバッティングシステムも案内されています。
② Classe:1対1で落ち着いて話せる既婚者サークル公式名称:既婚者サークル Classe(クラッセ)
Classeの最大の特徴は、異性の参加者と1対1で会話する形式です。
大人数のグループ会話では、積極的な人に話題が集中したり、会話に入りにくかったりすることがあります。Classeは、参加者全員と順番に話せる時間を設けています。
2026年11月6日の40代中心の企画では、次の料金が掲載されています。
- 男性:定価9,000円、Web割8,500円
- 女性:定価1,500円、Web割500円
- 所要時間:約1時間
会話時間は1人につき約10~15分。会話中に直接連絡先を聞く仕組みではなく、終了前にアプローチカードを記入します。スタッフがカードを回収し、相手に渡す形式です。
向いている人
- 大人数の合コンが苦手な人
- 一人ずつ落ち着いて話したい人
- その場で連絡先を聞かれることに抵抗がある人
特に、会話の時間があらかじめ区切られている点は、初参加者にとって分かりやすいメリットです。
③ NEXT DOOR CIRCLE:料理や会場にもこだわる交流会公式名称:NEXT DOOR CIRCLE(ネクストドアサークル)
NEXT DOORは、東京を中心に既婚者向けの交流イベントを開催しています。
着席型のイベントでは、男女2~3人ずつのテーブルに分かれ、参加人数に応じて数回の席替えを行います。
2026年11月5日の恵比寿開催例では、男性10,500円(30~40代)、11,000円(50代)、女性4,200円、女性匿名参加は4,700円という料金が掲載されていました。
また、11月6日の六本木プレミアム企画では、男性12,500~13,500円、女性2,400円という料金設定です。初参加女性には1,900円の価格も掲載されています。
企画によって料理や会場、参加条件が変わるため、通常企画とプレミアム企画を分けて比較する必要があります。
向いている人
- 料理や会場の雰囲気も楽しみたい人
- グループで自然に会話したい人
- 企画ごとの参加条件やテーマを重視する人
3社を比べると、料金だけで優劣をつけることはできません。
キコンパは開催エリアと企画の選択肢、Classeは1対1の会話形式、NEXT DOORは会場や飲食を含むイベント設計に特徴があります。
特に女性料金は大きく異なります。男性料金も、通常企画とプレミアム企画では差が出ます。
予約画面に表示されている割引額だけで判断せず、定価、割引条件、飲食内容、キャンセル料まで確認することが大切です。
【当日の流れを解説】予約から受付・会話・連絡先交換まで
初めて参加する場合、どのようにイベントが進むのか分からず不安になる人もいるはずです。
主催者によって細部は異なりますが、基本的には予約、受付、本人確認、参加費の支払い、会話、終了という流れです。
STEP1:イベントを選んで予約するまずは公式サイトから開催日時、エリア、年齢条件、参加費を確認します。
特に確認したいのは次の項目です。
- 男女それぞれの対象年齢
- 参加資格が既婚者限定かどうか
- 開催場所と開始時間
- 男女別の参加料金
- 初参加割引の適用条件
- キャンセル規定
キコンパとNEXT DOORはWebや電話で予約でき、Classeは完全予約制です。
STEP2:受付で本人確認と支払い受付では、本人確認書類を提示して参加費を支払います。
キコンパは開始時刻の10分前、Classeは15分前から受付を開始する案内があります。NEXT DOORも開始10分前までの来場を案内しています。
身分証明書は忘れずに持参してください。
STEP3:プロフィールシートを記入するClasseでは、会話のきっかけになるプロフィールシートを記入します。
趣味、好きな食べ物、住んでいるエリアなど、初対面でも話題にしやすい項目が中心です。
名前はニックネームで記載する仕組みです。
STEP4:食事や飲み物を楽しみながら会話するここからは主催者によって進行が分かれます。
- キコンパ:乾杯後、20~30分おきに席替え。
- Classe:1対1で約10~15分ずつ会話。
- NEXT DOOR:2~3人ずつのグループで会話し、途中で席替え。
キコンパとNEXT DOORは食事や飲み物を楽しみながら交流するスタイルです。Classeは短時間で複数の相手と話せる構成になっています。
STEP5:連絡先交換・イベント終了連絡先交換の仕組みは、3社で違います。
キコンパの場合
運営側が連絡先交換を仲介することはありません。交換したい相手がいれば、その日のうちに本人同士で伝えます。
Classeの場合
アプローチカードを利用します。連絡先やメッセージを書き、スタッフが回収して相手に渡します。直接連絡先を聞く必要がないため、断ることに抵抗がある人にも配慮された仕組みです。
NEXT DOORの場合
イベント終了後は自由解散です。もっと話したい参加者とは、二次会などで交流できます。
連絡先交換は必須ではありません。相手が希望しない場合は、無理に聞いたり、交換を迫ったりしないことが基本です。
【本人確認・身バレ対策】既婚者合コンの安全性はどこまで守られる?
既婚者合コンに参加する際、料金と同じくらい気になるのがプライバシーです。
家族や職場の人に知られたくない、知人と偶然会いたくない、本名を知られずに交流したいという不安は自然なものです。
本人確認は主催者によって異なる| 主催者 | 本人確認の方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| キコンパ | 受付で身分証提示 | コピーを取らないと案内 |
| Classe | 男女とも公的身分証を提示 | コピーを取らないと案内 |
| NEXT DOOR | 身分証提示 | 女性匿名参加は例外 |
キコンパとClasseは、身分証のコピーを取らない旨を公式情報で説明しています。
Classeは免許証、保険証、パスポート、マイナンバーカードなどを本人確認に使用するとしています。
本人確認は参加者の安全性を高めるための仕組みですが、身分証を提示することと、参加者同士の秘密が完全に守られることは別問題です。
身バレを防ぐために実践したい5つの対策1.本名ではなくニックネームを使う
キコンパではニックネームでの参加が可能です。Classeもプロフィールシートにニックネームを使用します。
ただし、受付で必要な本人確認情報まで匿名になるわけではありません。
2.自宅や職場の情報を詳しく話さない
会話の中で、勤務先、最寄り駅、子どもの学校、生活圏などを具体的に話しすぎないようにしましょう。
「都内で働いている」「休日はカフェに行くことが多い」など、個人を特定しにくい範囲で話す方法があります。
3.顔写真やSNSアカウントを安易に共有しない
顔写真、Instagram、LINEのプロフィールなどから、勤務先や家族構成が判明することもあります。
連絡先を交換する場合も、相手を十分に信頼できると感じてから判断しましょう。
4.知り合いとの鉢合わせを避ける仕組みを確認する
キコンパではノーバッティングシステムが用意されています。過去に会った人など、再会を避けたい相手がいる場合に相談できる仕組みです。
Classeにもノーバッティング制度があります。
ただし、指定した相手の参加そのものを禁止できるとは限りません。キコンパは対象者の予約があった場合に通知する仕組みで、相手の参加を拒否する制度ではないと説明しています。
5.イベント会場や帰宅時の行動にも注意する
貸切会場であっても、会場までの移動やイベント終了後の行動から知人に見つかる可能性はあります。
参加する地域や会場を慎重に選び、終了後の行動も含めてプライバシーを考えておくことが大切です。
※どの主催者の制度を利用しても、知人に発見されないことや、参加者による情報漏えいが起きないことまでは保証されません。
【口コミ・評判とサクラの実態】参加前に知っておきたいトラブルと注意点
既婚者合コンの口コミを見るときは、主催者が掲載する参加者の感想と、第三者による独立した評価を区別する必要があります。
キコンパの口コミ・評判キコンパの公式サイトには、参加者の感想が掲載されています。
紹介されている参加理由には、次のようなものがあります。
- 新しい異性の友人が欲しかった
- 引っ越し先で友達を作りたかった
- 日常生活の気分転換をしたかった
- 趣味を共有できる飲み仲間を探したかった
公式掲載の参加者の声では、イベントで知り合った人と後日も食事や飲み会を楽しんでいるという内容も紹介されています。
一方、公式サイトに掲載された感想は運営側が紹介する事例であり、全参加者の満足度を示す調査結果ではありません。
Classeの口コミ・評判Classeは、1対1で話せることや、連絡先交換を強制されないことを特徴として紹介しています。
公式FAQでは、初参加の一人参加者が多いと説明しています。
また、男女比については予約時に調整しているものの、急なキャンセルなどによって人数のバランスが崩れる場合があるとしています。
この点は、参加前に理解しておきたいポイントです。男女比が必ず同数になると期待して予約するのは避けたほうがよいでしょう。
NEXT DOORの口コミ・評判NEXT DOORは、料理や会場の雰囲気を重視したイベントを開催しています。
2026年11月の企画では、恵比寿のレストランや六本木のプレミアムラウンジを使用するイベントが掲載されています。
イベントによっては料理のコースやフリードリンクが用意されており、会話だけでなく飲食も楽しみたい人に向いた構成です。
ただし、豪華な会場や料理は、参加者の人柄や交流の満足度を保証するものではありません。
既婚者合コンにサクラはいる?見分け方のポイント気になるのが「サクラ」の存在です。
キコンパとClasseは、公式FAQで自社イベントにサクラを使用していないと説明しています。
ただし、運営会社の自己申告だけで、すべての参加者の実態を第三者が検証できるわけではありません。
また、サクラと、一般参加者による営業・勧誘行為は区別する必要があります。
次のような点を確認すると、イベントの信頼性を判断しやすくなります。
- 主催者の会社情報や問い合わせ先が明記されているか
- 参加費やキャンセル料金が明確か
- 本人確認の方法が説明されているか
- イベントの開催実績や内容が具体的か
- 投資、宗教、マルチ商法などの勧誘を禁止しているか
特に注意したいのは、イベントで知り合った相手から、すぐに投資や副業、金融商品の購入などを勧められるケースです。
NEXT DOORは、マルチ商法や宗教などの勧誘を目的とする参加を禁止しています。Classeも宗教、マルチ商法、投資などの勧誘行為を禁止しています。
申し込み前に確認したいキャンセル料金料金トラブルを避けるため、キャンセル規定も必ず確認してください。
特に注意したいのは、割引後の料金ではなく、定価を基準にキャンセル料を計算する場合があることです。
例えばClasseの参加規約では、前日18時以降のキャンセルは定価の100%、無断キャンセルは定価の200%と定められています。
NEXT DOORは、開催7日前のキャンセルで正規参加費の50%、開催3日前で100%と案内しています。
予約後に日程変更ができない場合もあるため、申し込みを確定する前に規約を確認しましょう。
2026年の既婚者合コン市場で注目したい変化料金面では、2025年8月に公開されたClasse運営者による業界動向の記事で、男性の参加料金は10,000円を超える設定が一般的になり、美食を売りにする企画では15,000円程度の料金も見られると紹介されていました。
背景には、飲食費、人件費、広告費、会場費などの運営コストがあります。
また、同記事では従来のグループ形式に加え、1対1で会話する形式が広がっていることにも触れています。
2026年の各社の掲載料金にも、こうした価格帯や企画の多様化が表れています。
【プロの結論】既婚者合コンに向いている人・おすすめできない人
既婚者合コンは、参加すれば必ず友達ができるイベントでも、理想の相手と出会えることが保証されたサービスでもありません。
参加する価値があるかどうかは、自分が何を求めているのかによって変わります。
参加に向いている人- 日常生活以外の人間関係を広げたい人
- 同じ趣味を持つ人と交流したい人
- 新しい飲み友達を探している人
- 初対面の相手と会話することに抵抗が少ない人
- 参加目的やプライバシーのルールを自分で管理できる人
- 家族や職場に知られる可能性を一切許容できない人
- 参加者全員が既婚者であることを絶対条件にするのに、参加資格を確認しない人
- 恋愛や連絡先交換の成果を確実に求める人
- 相手の意思やプライバシーを尊重できない人
- キャンセル規定や参加料金を確認せずに申し込む人
- 全国から開催場所を選びたい: キコンパ
- 1対1で落ち着いて会話したい: Classe
- 料理や会場の雰囲気を重視したい: NEXT DOOR
最も大切なのは、参加料金の安さではなく、会話形式や本人確認の方法が自分に合っているかどうかです。
【既婚者合コンに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:既婚者合コンは本当に既婚者しか参加できない?
A1:主催者によって異なります。ClasseとNEXT DOORは既婚者限定を参加条件としています。一方、キコンパは既婚者中心のイベントですが、公式FAQでは独身者も参加可能と説明しています。申し込み前に必ず参加資格を確認してください。
Q2:既婚者合コンの参加費はいくら?
A2:2026年11月の公式掲載例では、男性はおおむね8,500~13,500円、女性は数百円から4,000円台まで幅があります。年齢や開催企画、割引、匿名参加の有無によって変わるため、予約画面の料金を確認しましょう。
Q3:既婚者合コンで連絡先交換は必須?
A3:必須ではありません。キコンパは参加者同士の直接交換、Classeはアプローチカード、NEXT DOORは終了後の自由交流など、方法が異なります。交換したくない場合は断って問題ありません。
2026年の既婚者合コンは、単に男女が集まって飲食を楽しむだけでなく、主催者ごとに会話形式やプライバシーへの配慮、料金設定が異なる交流サービスとして展開されています。
キコンパは全国的な開催規模とグループ交流、Classeは1対1の会話とアプローチカード、NEXT DOORは料理や会場を含めた多様な企画が特徴です。
参加費は男性が1万円前後を中心に、女性は数百円から数千円まで差があります。特別企画やプレミアムイベントでは、さらに高額になることもあります。
申し込み前には、次の5項目を確認してください。
1. 参加資格と年齢条件
2. 男女別の定価と割引後の料金
3. 本人確認と匿名参加の条件
4. 連絡先交換の方法と個人情報の扱い
5. キャンセル料と禁止行為
既婚者合コンは、普段の生活では出会わない人と交流できる機会です。一方で、参加者同士のプライバシーや家庭への影響については、自分自身で慎重に考える必要があります。
自分の参加目的を明確にし、運営ルールを理解したうえで、無理のない範囲で交流を楽しむこと。 それが、参加後に後悔しないための最も重要な判断基準です。