ブルマのバイクを語るうえで外せないのが、原作の連載開始時に描かれた印象的なビジュアルです。
『ドラゴンボール』の連載が始まったのは、1984年11月20日発売の「週刊少年ジャンプ」1984年51号。この連載開始号では、孫悟空とブルマが登場し、ブルマが未来的なバイクに乗る姿が描かれました。
興味深いのは、このバイクのデザインについて鳥山明氏本人が語ったエピソードです。
「表紙のバイクは当時、僕の愛車だったものを少しアレンジしてほとんどそのまま描いたものでした。」
これはドラゴンボール公式サイトが掲載した連載開始記念記事に収録されたコメントです。
つまり、ブルマのバイクは完全な空想だけから生まれたデザインではありません。鳥山氏自身の実車経験が、作品のメカニック表現に反映されていたのです。
原作表紙のバイクとNo.9の関係ここで整理しておきたいのが、表紙のバイクとホイポイカプセルNo.9の関係です。
- 原作表紙:鳥山明氏が実際に所有していたバイクを参考に描いたビジュアル。
- 作中のバイク:ブルマがホイポイカプセルから取り出して使用する乗り物。
- カプセルNo.9:バイクを収納するホイポイカプセルの番号。
両者は同じ作品世界のメカニック表現につながっていますが、作者の愛車と作中の架空の乗り物は区別する必要があります。
また、No.9はバイクの排気量や車種名ではありません。ホイポイカプセルに付けられた番号です。
ホイポイカプセルとは?ホイポイカプセルは、カプセルコーポレーションの技術を象徴する発明品です。
小さなカプセルの中に乗り物や建物などを収納し、必要なときに取り出せるという仕組みが特徴です。
この設定によって、ブルマは大きな乗り物を常に運転して持ち歩く必要がありません。
冒険に必要な道具を携帯できるという利便性は、ドラゴンボール初期の冒険を成立させる重要な世界観のひとつです。
【カプセルNo.9バイクの登場シーン】原作漫画とアニメではどう描かれた?

登場作品:
原作: 鳥山明
初期の物語: 第1話「ブルマと孫悟空」
アニメ: テレビアニメ第1話「ブルマと孫悟空」
ブルマのバイクが登場するのは、悟空とブルマが出会い、ドラゴンボール探しの旅を始める初期エピソードです。
原作漫画での登場原作第1話では、山奥で暮らす孫悟空のもとにブルマがやってきます。
ブルマはドラゴンボールを探しており、悟空が持っている四星球を見つけたことで、彼を旅の仲間にしようと考えます。
悟空の身体能力に目を付けたブルマは、ボディガードとして一緒に行動することを提案。こうして2人の冒険が始まります。
このエピソードでは、ホイポイカプセルとドラゴンレーダーという、作品を代表する2つの発明品も登場します。
集めたドラゴンボールの位置を探すドラゴンレーダーと、移動手段を取り出せるホイポイカプセル。ブルマの科学技術が、悟空との冒険を支える構成になっています。
原作第1話は集英社の「少年ジャンプ+」でも作品情報が掲載されています。
アニメ版での登場テレビアニメ『ドラゴンボール』でも、第1話「ブルマと孫悟空」に関連する初期の乗り物として登場します。
東映アニメーションの公式エピソード紹介では、悟空とブルマの出会い、ドラゴンボールを探す冒険の始まりが説明されています。
また、MANTANWEBが2020年に報じた立体化商品の紹介でも、ブルマのバイクはテレビアニメ第1話に登場した乗り物として取り上げられています。
バイクが物語で果たす役割このバイクの役割は、単なる移動手段だけではありません。
1. 冒険の移動手段: 悟空とブルマが行動をともにするための乗り物。
2. ブルマの技術力の象徴: ホイポイカプセルを使いこなす科学者としての個性を表現。
3. 世界観の提示: 現実の乗り物とは異なる未来的なメカニックを読者に印象づける。
4. キャラクターの関係性: 悟空とブルマが同じ乗り物に乗ることで、冒険の相棒としての関係を視覚化する。
特に注目したいのは、ブルマが科学技術を駆使する人物であることを、説明台詞だけでなく乗り物そのものによって伝えている点です。
【ブルマのバイクの仕様・価格比較】2025年トミカ版と2026年新商品
2025年に登場したドリームトミカ版は、ブルマのバイクを手のひらサイズで楽しめる商品です。
タカラトミーと『ドラゴンボール』のコラボレーションとして企画され、孫悟空の筋斗雲とともに第1弾の商品に選ばれました。
ドリームトミカ版の基本スペック| 項目 | 公式商品情報 |
|---|---|
| 商品名 | ドリームトミカ トミカ×ドラゴンボール ブルマのカプセルNo.9バイク |
| 発売日 | 2025年5月17日 |
| メーカー希望小売価格 | 1,320円(税込) |
| 商品サイズ | 幅25×高さ45×奥行60mm |
| 対象年齢 | 3歳以上 |
| ハンドル | 可動式 |
| 自立機能 | あり |
| メーカー | タカラトミー |
| 商品番号 | 4904810951957 |
出典はタカラトミーの2025年5月新製品情報およびドラゴンボール公式サイトの商品発表です。
ハンドル可動と自立機能が注目ポイントドリームトミカ版の特徴は、次の3点です。
1. ハンドルが可動する
ハンドルは前輪と連動して動く仕様です。
単にバイクの形を再現しただけではなく、向きを変える動作も楽しめます。
2. バイク単体で自立する
自立できるため、棚やコレクションケースに飾りやすい設計です。
専用の展示台に頼らず、バイクそのものの造形を楽しめます。
3. 悟空を乗せる後部座席も再現
ドラゴンボール公式の商品紹介では、悟空を乗せる後部座席も再現されていると説明されています。
ブルマだけの乗り物としてではなく、悟空と一緒に冒険する場面を思い浮かべられる造形です。
2026年の新商品CHANGEARTSとの違い2026年の新情報として見逃せないのが、BANDAI SPIRITSの新ブランド「CHANGEARTS」です。
こちらもブルマのNo.9バイクを商品化しますが、ドリームトミカとは異なるアプローチを採用しています。
| 比較項目 | ドリームトミカ | CHANGEARTS |
|---|---|---|
| メーカー | タカラトミー | BANDAI SPIRITS |
| 商品の方向性 | ミニカー | カプセル変形玩具 |
| 発売時期 | 2025年5月17日 | 2026年12月予定 |
| メーカー希望小売価格 | 1,320円 | 2,200円 |
| バイクのサイズ | 25×45×60mm | 全長約90mm |
| カプセルケース | 主眼はバイク本体の再現 | 専用ケース付属 |
| 主な特徴 | ハンドル可動・自立 | カプセルからバイクへの変形 |
※サイズはドリームトミカが幅×高さ×奥行、CHANGEARTSがバイク本体の全長です。単純な大きさの比較には注意してください。
CHANGEARTSは、TAMASHII NATIONSが培ってきた変形技術を取り入れたシリーズです。
公式商品説明によると、ホイポイカプセル型ケースにバイク本体を収納し、取り出して変形させることで、劇中のカプセルからメカが飛び出す演出を再現できます。
前輪の回転や可動式スタンドにも対応。カプセルケースには劇中イメージを反映したラベルも採用されています。
つまり、ドリームトミカはバイクの造形を楽しむ商品、CHANGEARTSはカプセルからバイクへ変形する体験を楽しむ商品です。
【ブルマのバイクのデザインと評判】鳥山メカの魅力はどこにある?
ブルマのバイクの魅力は、現実のオートバイを思わせる機械的な構造と、漫画ならではの未来的なデザインが共存していることです。
鳥山明氏のメカニックデザインは、作品の世界観を作るうえで重要な役割を担っています。
曲線を生かした未来的なフォルムブルマのバイクは、一般的な現代の市販バイクとは異なる独特のシルエットを持っています。
車体を覆うカウルや前後のライト、ウインカーなど、バイクとして認識できる要素を残しながら、近未来的な外観にまとめられています。
MANTANWEBが紹介した「S.H.Figuarts ブルマのバイク-ホイポイカプセル No.9-」では、曲線や細部の造形に加え、ルーフパネル、ウインカー、ヘッドランプ、テールランプなどの再現が紹介されました。
同商品では透明パーツや合金素材も使用され、全長約17.5cmの立体物として商品化されています。
ドリームトミカ版の評価ポイントドリームトミカ版を評価する際は、次の観点が参考になります。
| 評価項目 | 注目ポイント |
|---|---|
| 原作再現 | 特徴的なバイクの造形 |
| 遊びやすさ | ハンドルの可動 |
| 展示性 | 自立できる設計 |
| コレクション性 | ドラゴンボールとの公式コラボ |
| 価格 | 税込1,320円のメーカー希望小売価格 |
特に魅力的なのは、比較的手に取りやすい価格帯で、作品を象徴するメカを立体物として所有できることです。
一方、全長約6cmのコンパクトな商品なので、細部の造形や大きな可動ギミックを重視するコレクターには、別の立体商品も比較対象になります。
なお、商品評価は販売店ごとのレビューや在庫状況によって異なります。単一の評価点だけで商品の人気や満足度を判断するより、造形、サイズ、可動機能を確認するほうが実用的です。
どの商品を選ぶべき?- 手軽に飾りたい人: ドリームトミカ。価格とサイズのバランスが魅力。
- カプセルからの変形を楽しみたい人: CHANGEARTS。劇中の演出を玩具の仕組みで再現。
- 細部の造形やフィギュアとの組み合わせを重視する人: S.H.Figuartsシリーズも比較候補。
同じブルマのバイクでも、商品ごとに楽しみ方が異なります。
【2026年最新情報】CHANGEARTS版の発売予定と今後の展開
2026年6月26日、BANDAI SPIRITSのコレクターズ事業部は、新玩具ブランド「CHANGEARTS」の始動を発表しました。
第1弾として『ドラゴンボール』シリーズから、ホイポイカプセルをモチーフにした4商品を展開します。
その中に「ホイポイカプセルNo.9 ブルマのバイク」が含まれています。
CHANGEARTS版の商品詳細| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | CHANGEARTS ホイポイカプセルNo.9 ブルマのバイク |
| メーカー | BANDAI SPIRITS |
| ブランド | CHANGEARTS |
| 予約開始 | 2026年7月1日 |
| 発売予定 | 2026年12月 |
| メーカー希望小売価格 | 2,200円(税込) |
| カプセル全長 | 約110mm |
| バイク全長 | 約90mm |
| 素材 | ABS、PVC |
| 対象年齢 | 15歳以上 |
出典:BANDAI SPIRITS公式発表・魂ウェブ。
第1弾にはブルマのバイク以外も登場今回のCHANGEARTSでは、ブルマのバイク以外にも作品に登場する乗り物や建物が商品化されます。
- ホイポイカプセルNo.1 カプセルハウス:2026年12月発売予定。
- ホイポイカプセルNo.433 トランクスのタイムマシン:2027年1月発売予定。
- ホイポイカプセルNo.576 ブルマの飛行機:2027年1月発売予定。
いずれもメーカー希望小売価格は税込2,200円です。
特にブルマの飛行機までラインアップされる点は注目に値します。
ブルマの乗り物を単品で集めるだけでなく、ホイポイカプセルを共通テーマにして、作品内のメカニックを並べて楽しめる展開になっています。
2026年11月5日時点では、ブルマのバイクのCHANGEARTS版は12月発売予定の商品です。発売済みの商品として扱わず、実際の販売開始や流通状況は魂ウェブの商品情報で確認する必要があります。
【ブルマのバイク】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ブルマのバイクは何話に登場しますか?
A1:原作漫画の第1話「ブルマと孫悟空」に関連する初期の乗り物です。テレビアニメでも第1話に登場します。
Q2:ブルマのバイクはホイポイカプセルNo.9に収納されていますか?
A2:はい。作品の商品化名称でも「ブルマのカプセルNo.9バイク」とされています。No.9はバイクの車種番号ではなく、収納カプセルの番号です。
Q3:ドリームトミカ版の発売日はいつですか?
A3:2025年5月17日です。メーカー希望小売価格は税込1,320円で、ハンドル可動と自立機能を備えています。
Q4:ドリームトミカ版のハンドルは動きますか?
A4:動きます。前輪と連動する構造で、向きを変えることができます。
Q5:2026年の新しいブルマのバイクの商品はいくらですか?
A5:BANDAI SPIRITSのCHANGEARTS版は税込2,200円です。2026年12月発売予定で、ホイポイカプセル型ケースとバイク本体がセットになっています。
Q6:原作表紙のバイクは鳥山明の実車がモデルですか?
A6:鳥山明氏本人が、当時所有していた愛車を少しアレンジして描いたと公式サイトで語っています。
Q7:ブルマのバイクを買うならどちらがおすすめですか?
A7:手軽なミニカーとして飾りたいならドリームトミカ、カプセルからバイクへ変形させる遊びを重視するならCHANGEARTSが候補です。
ブルマのバイクは、『ドラゴンボール』の冒険が始まる初期エピソードを象徴する乗り物です。
原作表紙のバイクには鳥山明氏自身の愛車が反映されており、ホイポイカプセルNo.9という作品設定とともに、長く親しまれてきました。
2025年5月にはタカラトミーからドリームトミカ版が登場。税込1,320円という価格で、特徴的なデザインやハンドル可動、自立機能を楽しめる商品になっています。
さらに2026年12月には、BANDAI SPIRITSからCHANGEARTS版が発売予定です。税込2,200円で、ホイポイカプセルからバイクへ変形する仕組みを取り入れています。
ブルマのバイクを選ぶ際に大切なのは、原作の再現を楽しみたいのか、変形ギミックを楽しみたいのかという違いです。
作品の思い出を手元に残すミニカーとしても、ホイポイカプセルの発明を体験できるコレクターズアイテムとしても、ブルマのバイクは2026年も注目したいドラゴンボールの名メカです。 (出典: ブルマ の バイク(Yahoo!ニュース))