物語の始まりは、葛西莉子が経験した苦い失恋です。10年間交際して結婚まで約束した恋人・川村正史(岩岡徹)に嘘をつかれ、婚約を破棄された莉子は、幸せになれる新しい相手を見つけるため、青森から東京へ上京します。
東京で莉子を迎えたのは、従姉妹の篠原友里。カリスマショップ店員として働く友里は、恋愛に自信をなくした莉子を銀座のナンパスポットへ連れ出します。そこで出会うのが、子犬系男子の泉晴彦と、大手商社勤務を自称する鴨下淳之介です。
しかし、4人の出会いは順調には進みません。淳之介はプライドが高く、莉子の津軽弁や地方出身という背景を気にするような言動を見せます。一方、晴彦も大手商社の後輩を名乗っていましたが、実際にはフリーター。友里はその嘘を知って、彼に失望します。
最悪の第一印象で終わったかに見えた4人ですが、新しい出会いを求めて参加したオンライン人狼ゲームで再会。顔を合わせないオンライン空間での駆け引きが、思いがけない恋のきっかけになっていきます。
この作品の面白さは、単純に嘘つきの男女が恋をするという構図ではありません。莉子は他人の嘘によって傷つき、淳之介は自分を守るために嘘をつく。友里は相手の肩書や将来性を重視し、晴彦は本当の自分を隠して女性に近づきます。4人それぞれの価値観がぶつかることで、恋愛における見栄やコンプレックスが浮き彫りになります。
出典:日本テレビ番組公式情報、AOI Pro.作品紹介。
【嘘から始まる恋のキャスト・相関図】本田翼、町田啓太、山本舞香、神尾楓珠の役柄

主要キャストは、本田翼、町田啓太、山本舞香、神尾楓珠の4人です。それぞれ異なる恋愛観と秘密を抱えており、4人の関係性が物語を動かします。
日本テレビの公式相関図でも中心となっているのは、莉子と淳之介の恋愛関係、そして友里と晴彦の関係です。加えて、莉子の過去には元恋人の正史が存在します。
主要キャストと登場人物
本田翼/葛西莉子
青森出身の主人公。10年間付き合った恋人の嘘によって婚約が破談となり、恋愛を信じられなくなっている。東京で新しい恋を探すなか、淳之介と出会う。
町田啓太/鴨下淳之介
大手商社勤務を自称する都会的な男性。ルックスや仕事に自信を持つ一方、プライドが高く、恋愛においても素直になれない。莉子との出会いによって変化していく。
山本舞香/篠原友里
莉子の従姉妹。東京でカリスマショップ店員として働く、強気で行動的な女性。恋愛だけでなく仕事や将来のキャリアにも独自の価値観を持っている。
神尾楓珠/泉晴彦
人当たりのよい子犬系男子。女性へのアプローチが得意だが、商社勤務の後輩という肩書は嘘。本当の職業を隠して友里に近づく。
岩岡徹/川村正史
莉子の元恋人。10年間交際し婚約までしていたが、莉子を傷つける嘘をついたことで、物語の発端をつくる人物。
特に注目したいのは、莉子と友里が従姉妹である点です。恋愛の失敗を経験した莉子に対して、友里は現実的で積極的な恋愛観を持っています。同じ女性同士でも、恋愛や仕事に対する考え方は異なります。
また、淳之介と晴彦の組み合わせも重要です。淳之介は高い肩書やプライドにこだわり、晴彦は人当たりのよさを武器に自分を演出します。異なるタイプの嘘が、女性たちとの関係に影響を与えていきます。
なお、岩岡徹はDa-iCEのメンバーであり、劇中では莉子の元恋人を演じています。主題歌を担当するグループのメンバーが物語にも出演している点は、音楽面とドラマをつなぐ興味深い仕掛けです。
出典:日本テレビ公式キャスト情報、Da-iCE公式番組情報。
【嘘から始まる恋の最終回】莉子と淳之介は結ばれる?結末をネタバレ解説
『嘘から始まる恋』を検索すると「最終回」というキーワードがよく見られますが、厳密には連続ドラマではありません。全1回のスペシャルドラマとして制作されており、2021年6月27日の放送で本編の結末まで描かれています。
淳之介が隠していた本当の出身地物語が進むにつれて、淳之介の人物像が少しずつ変わっていきます。都会的でハイスペックな男性を演じていた彼には、地方出身であることへのコンプレックスがありました。
実際の出身地は秋田県。上京後、方言をからかわれた経験から、東京出身だと嘘をつくようになったのです。
この告白によって、莉子は淳之介の態度の裏側にある弱さを知ります。嘘をつくこと自体を嫌っていた莉子ですが、淳之介の事情を知り、少しずつ心を開いていきます。
シンガポール行きが2人の関係を揺るがす2人の距離が縮まった後、淳之介にはシンガポールで起業する計画があることが明らかになります。しかし、彼はその大切な予定を莉子に伝えていませんでした。
自分の将来に関わる重大な話を隠されていた莉子は、再び嘘によって傷つきます。淳之介も、自分の本当の気持ちを伝えられないまま、2人の関係を壊してしまいます。
ここで描かれるのは、嘘そのものよりも、相手を信じて本音を伝えることの難しさです。莉子が過去の恋人から受けた裏切りと、淳之介が抱えてきたコンプレックスが、最終局面で重なります。
本編のラストはハッピーエンド莉子は元恋人の正史から、青森に戻ってやり直そうと誘われます。一度は一緒に帰ることを考えますが、東京で出会った淳之介への気持ちが本物であることに気づきます。
自分の本心を認めた莉子は、正史と一緒に帰ることを断り、淳之介のもとへ向かいます。一方、淳之介も自分の嘘と向き合い、莉子に対する本当の気持ちを伝えます。
2人は互いの気持ちを確かめ合い、キスを交わして結ばれます。単に男性が女性を幸せにするという結末ではなく、莉子自身も一緒に幸せを築いていこうと決意するところが印象的です。
つまり、本編の結末は明るいハッピーエンドです。ただし、これで4人の物語がすべて終わるわけではありません。その後の関係や本編では描ききれなかった事情が、Huluオリジナル版へとつながります。
出典:2021年放送時の結末解説、日本テレビの公式作品紹介。
【嘘つき達のホンネ編】Huluオリジナル版で明かされる本編後の展開
『嘘から始まる恋』をより深く楽しみたい人におすすめなのが、Hulu独占配信のオリジナルストーリー『嘘つき達のホンネ編』です。
地上波版が4人の出会いから恋愛の進展を描く作品であるのに対し、Hulu版では本編で描ききれなかった登場人物の内面や、恋の裏側に焦点を当てています。
Hulu版で注目したい3つのポイント1.淳之介が隠していた嘘の背景
淳之介は、都会的で完璧な男性を演じるために、自分の出身地や本音を隠してきました。Huluオリジナル版では、地上波版だけでは描ききれなかった彼の嘘の裏側に注目できます。
2.莉子と淳之介の恋のその後
本編で結ばれた2人の関係を、さらに深く楽しめるのが配信限定ストーリーの魅力です。恋愛の駆け引きだけでなく、相手に本音を伝えることの難しさも作品のテーマとして引き継がれています。
3.友里と晴彦の恋愛関係
地上波版では、友里と晴彦は互いに相手の嘘を知り、反発する関係から始まりました。日本テレビの公式紹介でも、Hulu版の見どころとして、この2人の恋の行方が挙げられています。
晴彦の軽い振る舞いの裏側や、友里が相手に求める条件と本当の気持ちの違いに注目すると、莉子と淳之介とは異なる恋愛模様が見えてきます。
出典:日本テレビ公式番組ページ、Hulu Japan配信開始時の発表、MANTANWEB。
本編とHuluオリジナル版はどちらを先に見るべき?おすすめは、地上波版の本編を見てから『嘘つき達のホンネ編』へ進む順番です。
地上波スペシャルドラマ『嘘から始まる恋』
約46分。4人の出会い、嘘、恋愛の進展、莉子と淳之介の結末を楽しむ。
Huluオリジナル『嘘つき達のホンネ編』
本編で描かれなかった淳之介の嘘の裏側や、友里と晴彦の恋の行方を楽しむ。
この順番なら、登場人物の性格や最初の関係性を理解したうえで、配信限定のエピソードを楽しめます。特に本編で友里と晴彦の関係が気になった人には、Hulu版まで見る価値があります。
【嘘から始まる恋のHulu配信状況】2026年11月に視聴できる?
2026年11月5日時点で、Huluの公式作品ページには『嘘から始まる恋』が掲載されています。作品ページでは、2021年6月27日放送の本編(46分)と、Huluオリジナルストーリー『嘘つき達のホンネ編』が案内されています。
したがって、現時点で視聴を検討する場合は、まずHuluの作品ページで本編とオリジナル版の配信表示を確認するのが確実です。動画配信サービスのラインナップは変更される場合があるため、登録前に視聴対象となっているか確認してください。
2026年時点の配信情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本編 | Hulu公式作品ページに掲載 |
| 本編の長さ | 46分 |
| Huluオリジナル版 | 『嘘つき達のホンネ編』 |
| 配信形態 | Hulu独占オリジナルストーリー |
| 作品公開年 | 2021年 |
| 視聴前の確認事項 | 最新の配信対象・契約条件 |
なお、過去に放送された日本テレビの番組だからといって、現在もTVerなどで常時無料視聴できるとは限りません。過去の見逃し配信情報と、2026年現在の配信状況は区別する必要があります。
また、本編だけを見て視聴を終えると、配信限定で描かれる人物の本音や恋の裏側を見逃すことになります。作品全体を楽しみたいなら、Huluオリジナル版まで含めた視聴がおすすめです。
出典:Hulu公式作品ページ。
【嘘から始まる恋の主題歌】Da-iCE「Lights」と制作スタッフ・関連作品
主題歌:「Lights」
2021年6月28日配信開始
工藤大輝が作詞を担当。光と闇、ネガティブとポジティブなど、相反するものを受け入れて乗り越えるメッセージが込められた楽曲。
主題歌を担当したのは、5人組ダンス&ボーカルグループDa-iCEです。「Lights」は、恋愛における葛藤や登場人物の心の変化を彩る楽曲として起用されました。
加えて、挿入歌には同じくDa-iCEの「Love Song」が採用されています。主題歌だけでなく挿入歌も同じグループが担当しているため、音楽面でも作品に統一感があります。
工藤大輝が作詞した「Lights」には、光と闇、ネガティブとポジティブといった対照的なものを受け入れ、乗り越えていくメッセージが込められています。自分の弱さを隠していた登場人物が本音と向き合うドラマのテーマとも重なります。
また、岩岡徹は主題歌を担当するだけでなく、莉子の元恋人・川村正史役として出演しています。楽曲とストーリーの両面でDa-iCEが関わっている点も、本作ならではの特徴です。
出典:Da-iCE公式スケジュール、AOI Pro.作品紹介。
監督は新城毅彦、脚本は杉原憲明・松田沙也監督を務めたのは新城毅彦です。『午前0時、キスしに来てよ』『ひるなかの流星』など、恋愛を題材にした作品でも知られる監督で、本作では本田翼と再びタッグを組みました。
脚本は杉原憲明と松田沙也が担当。恋愛の駆け引きにオンライン人狼ゲームを取り入れることで、現代的な出会いの形と、嘘をめぐる心理戦を組み合わせています。
『アプリで恋する20の条件』との関係は?2021年1月10日放送
本田翼主演、新城毅彦監督によるスペシャルドラマ。マッチングアプリを題材にした恋愛作品。
『嘘から始まる恋』は、『アプリで恋する20の条件』と同じ本田翼主演・新城毅彦監督のタッグによる作品です。日本テレビや制作会社AOI Pro.も、前作に続く新感覚ラブコメディーとして紹介しています。
ただし、両作品は同じ登場人物が続けて登場する直接的な続編ではありません。恋愛をテーマにした関連スペシャルドラマとして、制作スタッフや主演俳優のつながりを楽しむ作品です。
前作がマッチングアプリを通じた出会いを描いたのに対し、本作は嘘や見栄、オンライン人狼ゲームを通じて人間関係を掘り下げています。出会いの仕組みが異なる2作品を見比べると、2021年当時の恋愛観やコミュニケーションの描き方の違いも楽しめます。
出典:日本テレビ公式番組紹介、AOI Pro.作品情報、新城毅彦の制作情報。
【嘘から始まる恋】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『嘘から始まる恋』は全何話ですか?
A1:連続ドラマではなく、2021年6月27日に放送された全1回のスペシャルドラマです。本編は46分で、Huluでは別途オリジナルストーリーも展開されています。
Q2:『嘘から始まる恋』の最終回で莉子と淳之介は結ばれますか?
A2:はい。本編の最後では、互いの本音を伝え合った莉子と淳之介が結ばれ、キスを交わすハッピーエンドです。
Q3:『嘘つき達のホンネ編』はどこで見られますか?
A3:Huluのオリジナルストーリーとして独占配信されています。2026年11月時点の最新の配信対象については、Hulu公式作品ページで確認できます。
Q4:『嘘から始まる恋』の主題歌は誰が歌っていますか?
A4:Da-iCEの「Lights」です。工藤大輝が作詞を担当し、挿入歌には「Love Song」が起用されています。
Q5:『嘘から始まる恋』に原作漫画や小説はありますか?
A5:日本テレビの番組情報では、杉原憲明・松田沙也による脚本作品として紹介されています。原作漫画や小説を映像化した作品ではありません。
Q6:『アプリで恋する20の条件』を先に見る必要はありますか?
A6:必要ありません。共通する主演俳優や監督、制作スタッフによる関連作品ですが、ストーリーは独立しています。どちらから見ても楽しめます。
『嘘から始まる恋』は、本田翼演じる葛西莉子と町田啓太演じる鴨下淳之介を中心に、山本舞香演じる篠原友里、神尾楓珠演じる泉晴彦の4人が織りなすスペシャルドラマです。
2021年6月27日の放送から時間が経った2026年現在も、作品の魅力は色あせていません。恋愛における嘘や見栄、コンプレックスといったテーマは、登場人物の人間らしさを感じさせます。
特に押さえておきたい要点は次の3つです。
- 本編は莉子と淳之介が本音を伝え合うハッピーエンド。
- Huluオリジナル版では、淳之介の隠された嘘や友里と晴彦の恋の行方が描かれる。
- Da-iCEの「Lights」と新城毅彦監督による演出が、作品の恋愛ドラマとしての魅力を支えている。
本編だけでも恋愛ラブコメディーとして楽しめますが、4人それぞれの事情や本音まで知りたいなら、Huluオリジナル版も含めて見るのがおすすめです。嘘から始まった出会いが、どのように本当の気持ちへ変わっていくのか。そこにこそ、この作品の一番の見どころがあります。