「競馬予想TVの予想は実際の馬券検討に役立つのか」「出演者の本命や買い目はどこで確認できるのか」。フジテレビONEの人気競馬番組『競馬予想TV!』をチェックする競馬ファンにとって、気になるのは予想家それぞれの見解だけでなく、実際のレース結果と照らし合わせた成績ではないだろうか。
2026年11月5日時点では、10月31日放送の天皇賞・秋2026に向けた予想が直近の注目材料となっている。松本ヒロシ、水上学、井内利彰、小林弘明らの本命はどこに集中し、勝ち馬ダノンデサイルを評価できていたのか。また、次回11月7日の生放送ではアルゼンチン共和国杯とみやこステークスが取り上げられる予定だ。出演者の特徴、予想印、買い目、回収率を整理しながら、番組を馬券検討に生かす方法を解説する。
【競馬予想TVとは?】独自理論と馬券勝負が魅力の競馬番組

『競馬予想TV!』は、フジテレビONEで放送されている中央競馬の予想討論番組だ。日曜日のメインレースを中心に、複数の競馬予想家がそれぞれの専門知識や分析手法を持ち寄り、レースの展開や有力馬について議論する。
特徴的なのは、単に出演者が注目馬を紹介するだけの番組ではないこと。番組情報によると、予想家は自分の予想した馬券を実際に購入し、回収率も発表する仕組みになっている。予想の根拠と馬券の結果が結び付いているため、視聴者は印だけでなく、その人がどのような勝負をしているのかまで確認できる。
番組が長く支持されている理由の一つは、同じレースでも予想家によって評価が分かれる点にある。血統から適性を探る人、調教時計から仕上がりを判断する人、過去のレースデータや指数を重視する人が同じ馬について議論するため、一つの予想だけでは見えないリスクや可能性が浮かび上がる。
予想印と買い目は別々に確認する競馬予想TVで表示される基本的な印には、次のような意味がある。
- ◎(本命):その予想家が最も高く評価している馬。
- ○(対抗):本命に次ぐ有力候補。
- ▲(単穴):展開や条件次第で上位に食い込む可能性がある馬。
- △(連下):馬券の相手として押さえたい馬。
ただし、印がそのまま購入する馬券の組み合わせになるわけではない。例えば、◎を単勝で購入する人もいれば、◎と○を中心に馬連や馬単を組み立てる人もいる。三連複や三連単では、△の馬をどこまで組み込むかによって必要な資金も大きく変わる。
したがって、番組を見る際は「誰が◎を打ったか」と「実際に何を買ったか」を分けてチェックすることが基本となる。
【番組形式・馬券購入ルール:J:COM番組情報】
【2026年の出演者一覧】松本ヒロシから亀谷敬正まで専門家の個性を比較
2026年の競馬予想TVは、MC・アシスタントの体制にも変化があった。
MCは見栄晴。レギュラー解説を競馬エイトの松本ヒロシが務める。アシスタントは2026年10月から新体制となり、羽田優里奈と吉田真理恵が週替わりで出演する。
それまで9代目アシスタントを務めていた横山ルリカは、2014年9月から約12年間にわたる出演を終え、2026年9月の放送をもって番組を卒業した。10月からは番組初の2人体制による交代出演が始まっている。
レギュラー予想家として紹介されているのは、水上学、井内利彰、亀谷敬正、小林弘明、夏目耕四郎、高柳誠二、キムラヨウヘイ、市丸博司の8名。毎回全員が出演するわけではなく、番組情報では専門家4〜5名が出演する形式となっている。
出演者・予想家の関係と分析スタイル| 人物 | 番組での役割 | 主な分析視点 | 天皇賞・秋2026での評価 |
|---|---|---|---|
| 見栄晴 | MC | 進行・討論の整理 | 予想家の議論を進行 |
| 松本ヒロシ | レギュラー解説 | コース適性・対戦相手・独自ランキング | ◎マスカレードボール |
| 亀谷敬正 | レギュラー予想家 | 血統ビーム・血統傾向 | 同レースの予想印掲載なし |
| 水上学 | レギュラー予想家 | 血統・競走馬の適性 | ◎クロワデュノール |
| 井内利彰 | レギュラー予想家 | 調教・追い切り・仕上がり | ◎クロワデュノール |
| 小林弘明 | レギュラー予想家 | 能力評価・コース適性・データ | ◎マスカレードボール |
| 高柳誠二 | レギュラー予想家 | 高柳式スピード指数・血統 | ◎マスカレードボール |
| 夏目耕四郎 | レギュラー予想家 | ラップ・後半800mの分析 | ◎マスカレードボール |
| 市丸博司 | レギュラー予想家 | タイムフィルター指数 | 同レースの予想印掲載なし |
| キムラヨウヘイ | レギュラー予想家 | レースレベル・映像分析・独自プロファイリング | 同レースの予想印掲載なし |
松本ヒロシは、競馬エイトのトラックマンとしての取材経験を生かし、各馬の舞台適性や過去の対戦相手を精査する。独自のランキングを用いた評価が特徴で、番組内では予想家の意見を引き出す立場としても存在感がある。
亀谷敬正は、独自の血統馬券理論「血統ビーム」で知られる予想家だ。父系・母系の特徴やブラッドバイアスなどを使い、人気や近走成績だけでは見えにくい適性を探る。1999年の番組立ち上げ段階から関わってきた人物でもある。
水上学も血統を重要な判断材料とする予想家だ。血統の背景にある適性や、コース・距離との相性を読み解く分析に強みがある。亀谷と同じ血統派でも、着目するデータや解釈が異なるため、両者の印を比較する価値は大きい。
井内利彰は「調教Gメン」の異名を持つ調教派。栗東トレセンを中心とした取材を基に、最終追い切りの時計だけでなく、過去に好走した馬の調教パターンと比較しながら仕上がりを評価する。
小林弘明は、能力やコース適性などのデータを重視する予想家。人気馬をそのまま評価するのではなく、舞台が変わることで能力を発揮できる馬を探す視点が特徴的だ。
さらに高柳誠二は独自のスピード指数、夏目耕四郎はラップ分析、市丸博司はタイムフィルター指数、キムラヨウヘイはレース映像やレースレベルの分析を得意としている。
このように、競馬予想TVの魅力は単純な予想家ランキングではなく、異なる分析方法を同じレースにぶつけられるところにある。
【出演者の交代:オリコン報道・横山ルリカ卒業報道】 【予想家の分析理論:各専門家のプロフィール】
【天皇賞・秋2026の予想結果】本命が集中した2頭と勝ち馬の評価を検証
2026年11月1日に東京競馬場で行われた第174回天皇賞・秋は、競馬予想TVの各出演者の予想精度を振り返るうえで興味深い一戦となった。
10月31日の放送では、マスカレードボールとクロワデュノールの評価が大きく分かれた。予想家の本命はこの2頭に集中。対抗にはシェイクユアハートを挙げる人が多かった。
出演者6人の本命・対抗・単穴- 松本ヒロシ:◎7マスカレードボール、○1クロワデュノール、▲17ダノンデサイル。△3・11・12・16。
- 井内利彰:◎1クロワデュノール、○11シェイクユアハート、▲7マスカレードボール。△3・4・17。
- 水上学:◎1クロワデュノール、○11シェイクユアハート、▲7マスカレードボール。△8・14・15・17。
- 高柳誠二:◎7マスカレードボール、○11シェイクユアハート、▲1クロワデュノール。△3・6・10・13・14・17。
- 小林弘明:◎7マスカレードボール、○11シェイクユアハート、▲17ダノンデサイル。△1・3。
- 夏目耕四郎:◎7マスカレードボール、○11シェイクユアハート、▲1クロワデュノール。△10・14・16・17。
6人の本命を整理すると、マスカレードボールが4人、クロワデュノールが2人。シェイクユアハートは5人が対抗に評価していた。
一方、松本ヒロシはマスカレードボールを本命としながら、クロワデュノールを対抗、ダノンデサイルを単穴に置いた。勝ち馬を上位評価に含めていた点は見逃せない。
実際のレース結果はダノンデサイルの完勝JRAの公式成績によると、天皇賞・秋の上位3頭は次の通りだった。
- 1着:17番ダノンデサイル(戸崎圭太騎手・4番人気)
- 2着:10番ネブラディスク(川田将雅騎手・8番人気)
- 3着:3番レガレイラ(岩田望来騎手・3番人気)
勝ったダノンデサイルは、後方で脚を温存して直線で外から進出。推定上がり32秒9の末脚を繰り出し、2着ネブラディスクに2馬身半差をつけた。勝ちタイムは1分56秒7だった。
単勝配当は1,080円。3連複は42,010円、3連単は297,820円となり、上位人気だけでは決まらない結果となった。
予想と結果を照合すると見えてくること今回の興味深い点は、6人全員が勝ち馬ダノンデサイルを印の対象にしていたことだ。
ただし、その評価は◎ではなかった。松本ヒロシと小林弘明は▲、井内利彰、水上学、高柳誠二、夏目耕四郎は△としていた。つまり、勝ち馬を候補から完全に外した人はいなかったものの、最も勝つ可能性が高い馬として選んだ人もいなかった。
この結果は、予想印を単純に的中・不的中の二択で評価することの難しさを示している。勝ち馬を相手に含めることと、単勝の本命として選ぶことは別の判断だからだ。
また、2着ネブラディスクは高柳と夏目の買い目に含まれていた一方、他の出演者の印や買い目では扱いに差があった。3着レガレイラについても、各予想家で評価が分かれていた。
番組の予想を参考にする場合は、◎だけを切り取るのではなく、▲や△に置いた穴馬、実際の買い目に含めた馬まで見ることで、予想家の考え方をより正確に理解できる。
【天皇賞・秋の予想一覧:2026年10月31日放送回の予想記録】 【レース結果・払戻金:JRA公式】
【血統・調教・指数をどう使う?】予想家ごとの違いを馬券に生かす方法
競馬予想TVの予想を参考にする際、特に意識したいのが、出演者によって評価の基準が異なるという点だ。同じ馬に複数の専門家が◎を打っていれば、それは一定の評価が集まっているサインになる。しかし、意見が分かれた場合にも、その理由を比較することで新たな発見がある。
血統派:亀谷敬正と水上学亀谷敬正の血統ビームは、父系・母系の組み合わせや血統ごとの傾向を読み解く理論だ。単に有名な種牡馬の産駒だから評価するのではなく、競馬場、距離、馬場状態などに対してどのような血統的特徴が有利に働くのかを考える。
水上学も血統を中心に分析するが、血統背景から見た競走馬の適性や成長力など、複数の要素を組み合わせて評価する。血統派同士で印が異なれば、どの血統的特徴を重視したのかを比較する材料になる。
調教派:井内利彰井内利彰の分析では、追い切りの時計だけでなく、その馬にとって適切な調教内容になっているかが重要になる。
例えば、最終追い切りで好時計を出していても、過去の好走時と比べて負荷が不足していたり、動きに変化が見られなかったりすれば、評価が変わる可能性がある。
逆に、人気がなくても、その競馬場やコースで結果を出した馬と似た調教パターンを示していれば、穴馬候補として浮上する。
指数派:高柳誠二と市丸博司高柳誠二は、独自の統計的手法で算出する高柳式スピード指数を使用する。能力を数値で比較できるため、人気や印象に引きずられず、近走のパフォーマンスを整理しやすい。
市丸博司のタイムフィルター指数も、過去の競走成績を数値化して比較する分析手法だ。公式サイトでは、過去5走の指数を基に上位馬を抽出する考え方が紹介されている。
指数を使う場合に注意したいのは、数字の高さだけで馬を決めないこと。芝からダートへの変更、距離延長、コース形態、馬場状態など、今回の条件で過去の指数が再現できるかを考える必要がある。
コース・ラップ・映像分析派小林弘明は、コース適性や能力面のデータから馬を比較する。天皇賞・秋では、マスカレードボールの左回り適性を評価して本命に選んだ。
夏目耕四郎は、レース後半のラップや後半800mの数字などを判断材料にする。前半の位置取りだけでは分からない末脚の質や、展開に左右されにくい能力を読み取るための分析だ。
キムラヨウヘイは、レースレベルや過去のレース映像、トラックバイアスなどを基に、人気が過小評価している馬を探す。単純な着順だけで判断しない点に特徴がある。
こうした専門性の違いを理解すれば、予想印が一致した馬を軸候補として検討するだけでなく、意見が分かれた馬を再評価することもできる。
【各予想理論の根拠:亀谷敬正・井内利彰・高柳誠二・市丸博司・キムラヨウヘイの公開プロフィール】
【的中率・回収率・評判を検証】数字だけでは分からない本当の実力
競馬予想TVを評価するうえで、最も気になるのが的中率と回収率だろう。
的中率は、予想した馬券や本命馬がどの程度結果につながったかを見る数字。一方、回収率は購入金額に対してどれだけ払い戻しを得られたかを示す指標だ。
的中率が高くても、人気馬ばかりを選んで配当が低ければ回収率は伸びない。反対に、的中率が低くても、人気薄を的中させることで長期的に高い回収率を記録するケースもある。
2026年11月1日時点の本命馬成績2026年11月1日のレース終了時点を基準とした、民間の成績集計サイトに掲載されている主な予想家の本命馬成績は以下の通りだ。
- 亀谷敬正:本命馬4勝・2着2回・3着3回・着外15回。単勝回収率85.8%、複勝回収率82.9%。
- 水上学:本命馬5勝・2着8回・3着7回・着外19回。単勝回収率59.7%、複勝回収率88.5%。
- 井内利彰:本命馬8勝・2着8回・3着3回・着外48回。単勝回収率146.7%、複勝回収率82.2%。
- 小林弘明:本命馬4勝・2着1回・3着11回・着外16回。単勝回収率25.6%、複勝回収率79.4%。
この集計では、井内利彰の単勝回収率が100%を超えている。一方、水上学は複勝回収率が88.5%で、単勝より複勝で安定した数字を残している。
小林弘明は本命馬の1着回数だけを見ると4回だが、3着以内は16回ある。単勝と複勝では評価が大きく変わることが分かる。
ただし、ここで重要なのは、これらが番組全体の回収率ではないという点だ。あくまで掲載サイトによる本命馬の単勝・複勝の参考集計であり、番組内で購入した全券種・全買い目の収支と同じ数字ではない。集計対象のレース数も予想家ごとに異なるため、単純な順位付けには向かない。
競馬予想TVの評判が分かれるポイント番組の特徴から見えてくる評価の要点は、大きく分けて二つある。
評価されやすい点は、予想の根拠を比較できること。一人の予想家の結論だけを聞くのではなく、血統、調教、指数、展開という異なる視点をまとめて確認できる。予想家同士の議論によって、自分では気付かなかった穴馬や危険な人気馬を見つけやすい。
また、予想家自身が馬券を購入し、回収率を公開する番組構成は、印だけを発表する一般的な予想企画とは異なる特徴だ。
注意したい点は、議論が多く、初心者には判断が難しくなること。専門家の見解が一致しない場合、どの意見を採用するかは視聴者自身が決めなければならない。買い目も予想家によって異なるため、複数人の馬券をすべて再現しようとすると投資金額が膨らみやすい。
視聴者の口コミを評価する場合も、単発の的中報告だけで番組全体の実力を判断するのは避けたい。大きな配当が出た回だけでなく、不的中だったレースや長期の回収率まで見ることが、実態を把握する近道になる。
的中率・回収率を確認するときの5つの基準- 集計期間:年間成績なのか、特定の重賞だけなのか。
- 対象馬券:◎の単勝なのか、実際の馬連・三連複・三連単なのか。
- 投資金額:1点100円なのか、金額に強弱を付けた購入なのか。
- 購入点数:的中していても、点数が多すぎれば利益が残らない場合がある。
- サンプル数:数レースの好成績と、年間を通した成績を同じように扱わない。
特に回収率100%は、購入金額と払戻金が同じ水準という意味であり、100%を超えれば計算上はプラス収支になる。長期的な成績を見る際には、この数字を基準にすると比較しやすい。
【2026年の本命馬成績・回収率:民間集計サイト、11月1日終了時点】 【番組の馬券購入・回収率公開形式】
【11月7日放送予定】アルゼンチン共和国杯・みやこS2026の最新予想は?
2026年11月5日時点で、次に注目されるのが11月8日(日)に開催されるアルゼンチン共和国杯とみやこステークスだ。
フジテレビONEの番組表およびスカパー!の放送情報では、第1344回『競馬予想TV!』が、この2つの重賞を対象として告知されている。
第1344回の放送日程- 番組名:競馬予想TV!第1344回
- 生放送:2026年11月7日(土)20:00〜22:00
- 放送チャンネル:フジテレビONE
- 対象レース:アルゼンチン共和国杯(GⅡ)、みやこステークス(GⅢ)ほか
- 出演予定の番組基本メンバー:見栄晴、松本ヒロシ、競馬予想専門家、女性アシスタント
再放送は番組表に11月8日(日)0:00〜2:00、3:30〜5:30、6:30〜8:30の枠が掲載されている。放送時間は変更される場合があるため、視聴直前にはフジテレビONEの最新番組表を確認したい。
アルゼンチン共和国杯2026の注目ポイント第64回アルゼンチン共和国杯は、11月8日に東京競馬場の芝2,500mで行われるGⅡ競走。3歳以上のオープン馬によるハンデ戦だ。
このレースでは、長距離適性だけでなく、東京競馬場の長い直線で末脚を発揮できるか、ハンデの設定が能力に見合っているかが検討材料になる。
特に予想家の分析を比較するなら、血統派が評価するスタミナ適性、調教派が見る長距離戦に向けた仕上がり、指数派が算出する能力評価を照合したい。
JRAが掲載している過去3年の優勝馬は、2023年ゼッフィーロ、2024年ハヤヤッコ、2025年ミステリーウェイ。2025年は9番人気のミステリーウェイが勝利しており、人気だけで決めにくいハンデ重賞であることも意識したい。
みやこステークス2026の注目ポイント第16回みやこステークスは、11月8日に京都競馬場のダート1,800mで行われるGⅢ競走。3歳以上のオープンで、負担重量は別定となっている。
こちらは芝の長距離戦とは異なり、ダートでの先行力や持続力、コーナーでの位置取りが重要な判断材料になる。
JRAの過去10回のデータ分析では、2015年以降の3着以内馬延べ30頭のうち15頭が6番人気以下だった。人気薄の好走が目立つレースであり、上位人気馬だけでなく、指数や血統、展開面から評価される伏兵にも目を向けたい。
2025年の優勝馬はダブルハートボンド。2024年はサンライズジパング、2023年はセラフィックコールが勝っている。
最新予想印と買い目の確認タイミング11月5日時点で、次回第1344回の番組内で発表される最終的な本命・対抗・買い目は、11月7日の生放送を基準に確認するのが確実だ。
前週の天皇賞・秋の予想印と、次回のアルゼンチン共和国杯・みやこSの予想印は混同しないようにしたい。過去の予想一覧に掲載されている馬名や印を、そのまま次週の最新予想として扱うことはできない。
放送後は、各予想家の◎だけでなく、相手候補、実際の購入券種、買い目の点数まで確認すると、どの理論がレースに適合したのかを検証できる。
【第1344回の放送情報:スカパー!・J:COM】 【アルゼンチン共和国杯・みやこSの日程と条件:JRA】
【プロの結論】競馬予想TVの予想を馬券検討に生かす3つの方法
競馬予想TVを有効に活用するためには、出演者の本命馬をそのまま購入するのではなく、異なる分析理論を自分の予想に組み込むことが重要だ。
1. 複数の予想家が評価する馬を候補にする複数の出演者が同じ馬に印を打っている場合、その馬には血統、調教、能力など、複数の観点から評価できる材料がある可能性が高い。
ただし、印が重なっているからといって必ず好走するわけではない。人気やオッズも確認し、評価に対して配当が見合うかを考えたい。
2. 意見が分かれた馬にこそ注目する全員が高く評価する人気馬よりも、予想家の間で評価が割れた馬に重要なヒントが隠れている場合がある。
例えば、血統派は高く評価しているのに、調教派は低評価という馬がいたとする。その場合、血統的な適性は高いものの、今回の仕上がりに不安があるという可能性が考えられる。
こうした食い違いを理解してから最終判断を行えば、単に印を集計するだけの予想とは違った馬券検討ができる。
3. 買い目と資金配分を必ず確認する予想印が的中しても、購入した馬券が外れていれば収支はプラスにならない。特に三連単は、相手の選び方や着順の指定によって点数が増えやすい。
予想家の買い目を参考にするときは、購入点数、1点当たりの金額、総投資額を確認し、自分の予算に合わせて検討することが大切だ。
競馬予想TVが向いている人・向いていない人向いている人は、競馬の分析方法を学びたい人、複数の専門家の意見を比較したい人、血統や調教、指数などの知識を深めたい人だ。
特に自分なりの予想を組み立てている競馬ファンにとっては、普段使わない分析方法に触れられることが大きなメリットになる。
一方、向いていない人は、毎週必ず当たる本命馬を一つだけ知りたい人や、買い目をそのまま購入すれば利益が出ると期待している人だ。
番組は的中を保証するサービスではなく、予想家の見解や馬券勝負を比較するためのコンテンツである。最終的な購入判断と資金管理は、自分自身で行う必要がある。
【競馬予想TVの予想に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:競馬予想TVの最新予想はどこで確認できますか?
A1:フジテレビONEの生放送や再放送で確認できるほか、予想印をまとめている競馬情報サイトでも過去の予想が掲載されている。最新の買い目については、放送回と対象レースを確認してから参照したい。
Q2:2026年の競馬予想TVの出演者は誰ですか?
A2:MCは見栄晴、レギュラー解説は松本ヒロシ。アシスタントは羽田優里奈と吉田真理恵が交代で出演する。レギュラー予想家は亀谷敬正、水上学、井内利彰、小林弘明、高柳誠二、夏目耕四郎、市丸博司、キムラヨウヘイの8名が紹介されている。
Q3:競馬予想TVの予想は本当に当たりますか?
A3:レースや予想家によって結果は異なる。2026年天皇賞・秋では、6人全員が勝ち馬ダノンデサイルを印の対象にしていたものの、誰も◎には選んでいなかった。的中率だけでなく、複数レースにわたる回収率も確認したい。
Q4:競馬予想TVの買い目は無料で見られますか?
A4:番組内で紹介される予想や買い目を視聴できる。配信サービスや番組の視聴契約によって利用条件が異なるため、フジテレビONEや関連サービスの案内を確認する必要がある。
Q5:2026年11月のアルゼンチン共和国杯・みやこSの予想はいつ放送されますか?
A5:第1344回が11月7日(土)20時から22時までフジテレビONEで生放送される予定。対象は11月8日(日)のアルゼンチン共和国杯とみやこステークスなど。
競馬予想TVの魅力は、松本ヒロシ、亀谷敬正、水上学、井内利彰、小林弘明ら、異なる専門性を持つ予想家の意見を一度に比較できるところにある。
2026年の天皇賞・秋では、マスカレードボールとクロワデュノールに本命が集中した一方、勝ったダノンデサイルは6人全員が相手候補として評価していた。結果を振り返ると、◎だけでは見落としてしまう予想家の判断材料があったことが分かる。
次回の第1344回は11月7日20時から生放送予定。アルゼンチン共和国杯とみやこステークスという性質の異なる重賞で、血統・調教・指数・展開の各分析がどのように生かされるのかが見どころだ。
馬券検討では、出演者の本命をそのまま購入するのではなく、予想の根拠、相手候補、買い目、長期的な回収率を組み合わせて判断したい。的中した馬だけでなく、なぜその馬を選び、どのようなリスクを想定していたのかまで振り返ることが、競馬予想TVを最大限に活用する方法である。
予想を楽しみながらも、馬券は無理のない予算の範囲で。数字と根拠を冷静に比較する姿勢こそ、長く競馬を楽しむための基本となる。