ホーム 映画・ドラマ 【公開年順】福田雄一の映画作品一覧|監督・脚本の担当作を総整理

【公開年順】福田雄一の映画作品一覧|監督・脚本の担当作を総整理

津田 美咲 津田 美咲 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

福田雄一の映画作品を追うと、初期のオリジナルコメディーから漫画原作の実写化、大作エンターテインメントまで、活動領域が広がってきたことがわかります。特に2017年の『銀魂』以降は、人気漫画の映像化を継続的に手掛け、映画監督としての知名度を大きく高めました。

以下は公開年を基準に整理した主な映画作品です。監督・脚本の両方を担当した作品と、脚本のみを担当した作品を分けています。Netflixなどの配信作品は劇場公開作品と区別しました。

公開年作品名福田雄一の担当関連人物・原作
2008ぼくたちと駐在さんの700日戦争脚本ママチャリシリーズ
2009大洗にも星はふるなり監督・脚本自身の舞台作品が原点
2009かずら脚本コメディー映画
2009非女子図鑑「死ねない女」脚本オムニバス映画
2010遠き少年の日々監督・脚本短編映画
2011高校デビュー脚本河原和音原作
2012劇場版 ミューズの鏡〜マイプリティドール〜監督・脚本指原莉乃、平野綾
2013コドモ警察監督・脚本鈴木福
2013HK/変態仮面監督・脚本鈴木亮平
2013俺はまだ本気出してないだけ監督・脚本青野春秋原作
2014薔薇色のブー子監督・脚本指原莉乃
2014女子ーズ監督・脚本桐谷美玲ほか
2015明烏 あけがらす監督・脚本菅田将暉
2016HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス監督・脚本鈴木亮平
2016任侠野郎脚本蛭子能収
2016だCOLOR?〜THE脱獄サバイバル脚本コメディー映画
2017銀魂監督・脚本空知英秋原作、小栗旬
2017斉木楠雄のΨ難監督・脚本麻生周一原作、山﨑賢人
201850回目のファーストキス監督・脚本山田孝之、長澤まさみ
2018銀魂2 掟は破るためにこそある監督・脚本空知英秋原作
2018聖おにいさん監督・脚本中村光原作
2019聖おにいさん 第Ⅱ紀監督・脚本染谷将太、松山ケンイチ
2020聖おにいさん 第III紀監督・脚本染谷将太、松山ケンイチ
2020ヲタクに恋は難しい監督・脚本・ミュージカル作詞高畑充希、山﨑賢人
2020今日から俺は!!劇場版監督・脚本西森博之原作、賀来賢人
2020新解釈・三國志監督・脚本大泉洋、ムロツヨシ
2022ブラックナイトパレード監督・脚本中村光原作、吉沢亮
2023赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。監督青柳碧人原作、Netflix映画
2024聖おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団監督・脚本中村光原作
2025アンダーニンジャ監督・脚本花沢健吾原作、山﨑賢人
2025新解釈・幕末伝監督・脚本ムロツヨシ、佐藤二朗
2026SAKAMOTO DAYS監督・脚本鈴木祐斗原作、目黒蓮
2026新劇場版ケロロ軍曹脚本・総監督吉崎観音原作、監督は追崎史敏
2027マッシュル監督甲本一原作、前田真剣佑

この一覧で注目したいのは、福田雄一がすべての作品で監督を務めているわけではない点です。『高校デビュー』『任侠野郎』など脚本参加にとどまる作品もあり、作品一覧を調べる際にはクレジットの区別が欠かせません。

また、2027年公開予定の『マッシュル』は、2026年11月5日に監督と主演が発表された新作です。2026年の作品だけでなく、その先の展開まで含めて確認すると、現在の福田雄一の活動がより明確になります。

【テレビドラマ編】勇者ヨシヒコから今日から俺は!!まで代表シリーズを紹介

福田監督作品

福田雄一のキャリアを理解するうえで、映画と同じくらい重要なのがテレビドラマです。映画では人気漫画の実写化が目立ちますが、テレビではオリジナル脚本や低予算を逆手に取った独創的な演出が評価されてきました。

勇者ヨシヒコシリーズ(2011・2012・2016年)

福田雄一のドラマ代表作として、まず挙げられるのが『勇者ヨシヒコ』シリーズです。

山田孝之が演じる勇者ヨシヒコが、仲間たちと魔王討伐の旅に出る冒険コメディー。木南晴夏、ムロツヨシ、佐藤二朗、宅麻伸らが出演し、ファンタジーRPGの世界観を大胆にパロディー化しています。

シリーズは次の3作品で構成されています。

  • 2011年:『勇者ヨシヒコと魔王の城』
  • 2012年:『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』
  • 2016年:『勇者ヨシヒコと導かれし七人』

テレビ東京の番組情報でも、福田雄一はシリーズの脚本・監督として紹介されています。大規模な映像表現に頼らず、出演者の掛け合いやゲーム的な設定、予想外の展開で笑いを生み出す手法は、後の作品にも通じています。

今日から俺は!!(2018年)

『今日から俺は!!』は、西森博之の人気ヤンキーギャグ漫画を原作とする日本テレビの連続ドラマです。

賀来賢人が三橋貴志、伊藤健太郎が伊藤真司を演じ、橋本環奈、清野菜名、太賀、矢本悠馬らが出演しました。

原作の不良漫画としての魅力を残しながら、実写ならではの大きな表情やテンポの速い掛け合いを組み合わせた点が特徴です。2020年にはスペシャルドラマと劇場版が制作され、テレビシリーズから映画へと展開する代表的な成功例になりました。

スーパーサラリーマン左江内氏(2017年)

藤子・F・不二雄の漫画を原作とする『スーパーサラリーマン左江内氏』も、福田作品を語るうえで外せません。

堤真一演じる普通のサラリーマンがスーパーヒーローとして活動するという設定で、日常生活の悩みとヒーローものの定番を組み合わせています。

小泉今日子、ムロツヨシ、佐藤二朗らが出演。特別な能力を手に入れても生活の問題は簡単に解決しないという日常的な視点が、コメディーに独特の味わいを与えています。

アオイホノオ(2014年)

島本和彦の自伝的漫画を原作とする『アオイホノオ』は、漫画・アニメ・映像制作を志す若者たちの熱気を描いた作品です。

1980年代初頭の大阪芸術大学を舞台に、主人公の焔モユルを柳楽優弥が演じました。福田雄一は脚本・監督を担当しています。

本作は、単にギャグを並べるだけではない福田作品の側面を知るのに適しています。創作への情熱や若者の自意識を、誇張された演技とテンポのよい演出で映像化しています。

そのほかの主なドラマ・配信作品

福田雄一が脚本や演出を担当した作品には、以下のようなタイトルもあります。

  • 『33分探偵』(2008年):脚本・演出を担当したミステリーコメディー。
  • 『ミューズの鏡』(2012年):指原莉乃主演のコメディードラマ。
  • 『コドモ警察』(2012年):子どもの姿になった刑事たちを描く作品。
  • 『天魔さんがゆく』(2013年):堂本剛主演のホラーコメディー。
  • 『新解釈・日本史』(2014年):歴史上の出来事を独自の視点で描く作品。
  • 『ニーチェ先生』(2016年):間宮祥太朗主演のコメディードラマ。
  • 『聖おにいさん』(2019年):ブッダとイエスの日常を描く作品。
  • 『親バカ青春白書』(2020年):ムロツヨシ、永野芽郁らが出演。
  • 『志村けんとドリフの大爆笑物語』(2021年):脚本・演出を担当したスペシャルドラマ。

さらに配信ドラマでは、『宇宙の仕事』『銀魂-ミツバ篇-』『銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-』などにも参加しています。テレビ放送だけでなく、配信プラットフォームを活用した作品展開も福田雄一のキャリアの一部です。

【代表作を深掘り】銀魂・今日から俺は!!・勇者ヨシヒコの魅力と違い

福田雄一の代表作は、すべて同じ種類のコメディーではありません。漫画原作の実写化、青春・ヤンキーもの、冒険パロディーという異なるジャンルで、それぞれ異なる笑いの作り方を採用しています。

銀魂|漫画特有のメタギャグを実写に落とし込む

『銀魂』は、空知英秋による人気漫画を小栗旬主演で実写映画化した作品です。2017年に第1作、2018年に『銀魂2 掟は破るためにこそある』が公開されました。

宇宙人が存在する江戸を舞台に、坂田銀時と仲間たちが騒動に巻き込まれる物語です。原作の魅力であるパロディー、突飛な展開、シリアスとギャグの急激な切り替えが、実写映画でも大きな特徴になっています。

小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮ら、幅広いキャストが集結した点も見どころです。原作ファンだけでなく、実写映画から作品に触れた観客にも知られるシリーズとなりました。

今日から俺は!!|俳優の表情とテンポを生かした学園コメディー

『今日から俺は!!』の魅力は、三橋と伊藤のコンビを中心にした掛け合いです。1980年代のツッパリ文化を背景に、ケンカや友情、恋愛を描きながら、原作のギャグを映像表現に変換しています。

映画版では、テレビシリーズで築かれた人物関係を生かしつつ、劇場作品ならではのスケールで物語を展開しました。ドラマを先に見てから映画版へ進むと、キャラクター同士の関係を理解しやすくなります。

勇者ヨシヒコ|低予算を独自の笑いに変えた冒険劇

『勇者ヨシヒコ』は、福田雄一の作風を最もわかりやすく体験できるシリーズの一つです。

RPGの定番設定を使いながら、壮大な冒険の途中に日常的な会話や脱力感のあるギャグを挟み込みます。豪華な映像演出よりも、脚本と出演者の間合いで笑わせる構造が特徴です。

また、ゲームや映画などの既存作品を思わせるパロディーが多く、元ネタを知っている視聴者ほど楽しめる場面もあります。シリーズを通して見れば、福田雄一のコメディー演出の原型を確認できます。

【2026年最新作を検証】SAKAMOTO DAYSと新劇場版ケロロ軍曹の違い

2026年の福田雄一作品では、人気漫画を原作とする2作品が大きな話題になりました。ただし、両作品の制作上の担当範囲は異なります。ここを正しく理解することが、作品情報を調べるうえでのポイントです。

SAKAMOTO DAYS|目黒蓮主演の実写アクション映画

映画『SAKAMOTO DAYS』は、鈴木祐斗による同名漫画を原作とした実写映画です。2026年4月29日に公開され、目黒蓮が主人公の坂本太郎を演じています。

かつて最強の殺し屋と呼ばれた坂本が、結婚と家庭生活を経て街の個人商店を営みながら、家族との平穏な日常を守るために戦う物語です。

脚本・監督は福田雄一。高橋文哉、上戸彩、横田真悠、塩野瑛久、渡邊圭祐、桜井日奈子、戸塚純貴、八木勇征、生見愛瑠、北村匠海、ムロツヨシ、佐藤二朗、志尊淳らが出演しています。

原作は激しいアクションと独特のギャグが同居する作品です。そのため、福田雄一が得意とするコメディー演出と、アクション中心の映像表現がどのように融合するかが見どころになります。

新劇場版ケロロ軍曹|福田雄一は脚本・総監督を担当

『新劇場版ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』は、吉崎観音の漫画『ケロロ軍曹』を原作とする劇場アニメです。2026年6月26日に公開されました。

本作では、福田雄一が脚本・総監督を担当。実際の監督は追崎史敏で、制作はBN Pictures、配給はKADOKAWAとバンダイナムコフィルムワークスです。

ケロロ軍曹、タママ二等兵、ギロロ伍長、クルル曹長、ドロロ兵長ら、おなじみのケロロ小隊が登場します。渡辺久美子、小桜エツコ、中田譲治、子安武人、草尾毅らが声の出演を務めています。

ここで押さえたいのは、福田雄一が通常の意味での監督として単独クレジットされているわけではないことです。脚本と総監督という立場で作品に参加しており、追崎史敏が監督を務めています。

2027年には実写映画『マッシュル』も公開予定

2026年11月5日には、甲本一の漫画『マッシュル-MASHLE-』の実写映画化に関する新情報が発表されました。

監督は福田雄一、主演のマッシュ・バーンデッド役は前田真剣佑。公開日は2027年3月19日と発表されています。

魔法が使えない主人公が、鍛え上げた筋肉を武器に魔法界の常識へ立ち向かうという原作の設定は、ギャグとアクションの両面を持っています。『SAKAMOTO DAYS』に続く漫画実写化として、福田雄一がどのような映像表現を見せるか注目されます。

なお、2026年11月5日時点で発表されているのは監督、主演、公開日などの情報です。今後の追加キャストや詳細なスタッフ情報は、公式発表を待つ必要があります。

【プロの結論】福田雄一作品の特徴とおすすめの選び方

福田雄一の監督作品を一貫して見ると、共通するのは、既存ジャンルの約束事を利用しながら、登場人物の会話や意外性のある展開によって笑いを作る姿勢です。

福田雄一作品に共通する3つの特徴

1. 原作の設定を生かした大胆な実写化

『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』『今日から俺は!!』『アンダーニンジャ』などでは、漫画原作の特徴を残しながら、実写ならではの演技や演出に置き換えています。原作の再現だけを目的とするのではなく、映像作品としての笑いを加えている点が特徴です。

2. 会話と出演者の個性を生かす演出

ムロツヨシや佐藤二朗など、福田作品でおなじみの俳優が複数の作品に出演しています。脚本上の台詞だけでなく、表情や間合い、掛け合いを通じて笑いを作ることが、作品の印象を形作っています。

3. シリアスとコメディーの落差

『勇者ヨシヒコ』の冒険劇や『銀魂』のようなバトル作品では、真剣な場面の直後にコミカルな展開が入ることがあります。この落差が作品独特のテンポにつながっています。

福田雄一作品が向いている人・好みが分かれやすい人

おすすめできる人

  • テンポの速い会話劇やシュールなギャグが好きな人。
  • 漫画・アニメの実写化における大胆なアレンジを楽しめる人。
  • ムロツヨシ、佐藤二朗らの個性的な演技が好きな人。
  • パロディーやメタギャグ、ジャンルのお約束を崩す演出が好きな人。

好みが分かれやすい人

  • 原作の展開や台詞をできるだけ忠実に再現した実写化を求める人。
  • ギャグを抑えたシリアスなドラマを好む人。
  • 独特の演技や誇張されたリアクションが苦手な人。
よくある誤解:福田雄一はすべての参加作品で監督なのか

答えは違います。映画やドラマの作品一覧には、脚本のみ、演出のみ、監督・脚本、総監督・脚本など、異なる役割が混在しています。

例えば『SAKAMOTO DAYS』は脚本・監督、『新劇場版ケロロ軍曹』は脚本・総監督です。また、『高校デビュー』や『任侠野郎』は脚本参加作品として整理されます。

したがって、福田雄一の監督作品だけを探している場合は、単純な出演・関連作品一覧ではなく、公式作品情報のスタッフ欄まで確認するのが適切です。

【福田監督作品】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:福田雄一の代表作は何ですか?
A1:映画では『銀魂』『銀魂2』『斉木楠雄のΨ難』『今日から俺は!!劇場版』など、ドラマでは『勇者ヨシヒコ』『今日から俺は!!』『アオイホノオ』などが代表作として挙げられます。

Q2:福田雄一の映画監督デビュー作は何ですか?
A2:2009年公開の『大洗にも星はふるなり』です。自身の舞台作品を映画化した作品として知られています。

Q3:福田雄一の2026年の最新作は何ですか?
A3:2026年には『SAKAMOTO DAYS』と『新劇場版ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』が公開されています。前者は脚本・監督、後者は脚本・総監督を担当しています。

Q4:勇者ヨシヒコは何シリーズありますか?
A4:テレビドラマは全3シリーズです。2011年の『勇者ヨシヒコと魔王の城』、2012年の『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』、2016年の『勇者ヨシヒコと導かれし七人』が制作されています。

Q5:福田雄一が監督する次の映画は何ですか?
A5:2026年11月5日時点で発表されている次の注目作は、前田真剣佑主演の実写映画『マッシュル』です。2027年3月19日に公開予定です。

福田雄一の監督作品は、2009年の『大洗にも星はふるなり』から、2017年の『銀魂』、2018年の『今日から俺は!!』、2020年の『新解釈・三國志』、2025年の『アンダーニンジャ』まで、幅広いジャンルに広がっています。

テレビドラマでは『勇者ヨシヒコ』シリーズが代表的な実績であり、映画では漫画原作の実写化やオリジナルコメディーが目立ちます。2026年には『SAKAMOTO DAYS』と『新劇場版ケロロ軍曹』が公開され、2027年には実写映画『マッシュル』が控えています。

作品を選ぶなら、まずは『銀魂』で漫画実写化の魅力を、『今日から俺は!!』で青春コメディーの面白さを、『勇者ヨシヒコ』で独特のパロディー演出を体験するのがおすすめです。

そして作品一覧を確認するときは、監督・脚本・演出・総監督という担当の違いにも注目してください。それぞれの役割を理解することで、福田雄一が作品ごとにどのような形で制作に関わっているのかが、より鮮明に見えてきます。

主な事実確認資料: 日本映画データベース(JFDB)、映画公式サイト、テレビ東京、KADOKAWA、エイベックス・ピクチャーズ、東宝、映画.comなどの作品情報・発表資料。

同じカテゴリの記事

津田 美咲

スポーツ報道7年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

おすすめの関連記事